依頼者とイメージを共有して最善の解決へ〜企業法務・使用者側の労働問題に注力
法律を学んで自分の身を守りたいと思った
ーー弁護士を目指したきっかけや理由を教えてください。
高校生のときに消費者被害に遭いそうになったことがきっかけです。そのときは、両親が知り合いの弁護士に相談してくれて事なきを得たのですが、自分自身でトラブルに対処できる力を身につけたいと思ったんです。
その後法学部に進学し、ゼミの先生から「司法試験を目指してみたらどうか」と背中を押され、本格的に勉強に取り組みました。検察官や裁判官になる選択もありましたが、依頼者と直接話し、同じ目線に立って活動する仕事に魅力を感じ、最終的に弁護士になろうと決意しました。
ーー注力分野を教えてください。
企業法務や労働問題に注力しています。大学で会社法を学んでいたので、弁護士になる前から企業案件の仕事をしたいと思っていました。現在の事務所を選んだのも、企業法務を多数扱っている事務所だったからです。
労働問題は使用者側(企業側)からの依頼に特化して、従業員とのトラブル解決などに対応しています。
大学で勉強した会社法が実務で役に立ったときなど、充実感があります。
ーー岡山大学で講師もされているそうですね。
3〜4年ほど前に先輩弁護士から話をいただいて、消費者法の講義を担当しています。消費者被害の実情などと合わせて、日常に潜むトラブルや被害に遭わないための予防策などの話をしています。
講師を引き受けた直後にコロナが流行しだしたため、対面での講義はほとんどできていないのですが、自分の出身大学で後輩たちに講義するのは感慨深いものがあります。
ーー仕事をする上で心がけていることは何ですか?
依頼者の要望が100パーセント叶うことはなかなかないので、見通しやリスクについて最初の段階でしっかり伝えて、どういう方針で進めるのかイメージを共有するようにしています。
イメージが共有できているときはよい結果に繋がることが多いです。逆にリスクを考慮せずに依頼者の希望するままに進めたときは、満足のいく結果にならないことが多い気がします。
依頼者の希望を叶えるのが難しいと感じたときには「こういった方法もありますよ」といった提案をするなどして、なるべく依頼者の希望に沿う解決を図りながら、満足度の高い結果を目指すようにしています。
研鑽を積んで消費者問題にも取り組みたい
ーー休日の過ごし方や趣味を教えてください。
休日は子どもと遊んでいます。平日は仕事が忙しくて子どもと過ごす時間があまり取れないので、せめて休みの日は子どものために時間を使おうと思っています。
子どもが生まれる前は、釣りや登山によく行っていました。弁護士会の登山部に参加して、尾瀬や金沢などいろいろなところに行きました。子どもがまだ幼いので、しばらくは自分の趣味よりも子どもとの時間を優先したいと思っています。
ーー今後の展望についてお聞かせください。
企業法務を今後も注力分野として続けていこうと思っています。そのためにも研鑽を積んで多くの問題に対応できるようになりたいです。特に債権回収は難しさを感じることが多々あるので、経験を積んで力をつけていきたいです。
それと、弁護士を目指したきっかけである消費者問題にも取り組んでいきたいと考えています。企業法務と消費者問題とは相反する部分もありますが、両方を知っておくことは役に立つことも多いと思うので、バランスを取りながらやっていきたいです。
ーー法律トラブルを抱えて悩んでいる方へメッセージをお願いします。
弁護士に相談するのは敷居が高いと言われる方もいらっしゃいますが、気兼ねなくご相談ください。相談するだけでも一歩前進だと思います。気軽にお話いただいて、一緒に解決を目指しましょう。