猪瀬 健太郎 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
私は、高校を卒業してから大学の法学部へ入学したのですが、正直なところ、当時は自分が弁護士になるとは思っていませんでした。ですので、大学時代は、サークル活動やアルバイト、語学留学など比較的自由に好きなことをして過ごしていました。
その後、大学4年生(留学をしていたので実際は5年生)になり就職活動を始めたのですが、いざ始めてみると、自分がなりたい職業を目指しているという実感を持つことができず、しばらく悩んでいました。
そのようなとき、私の周りに司法試験の勉強をしていた友人達がいたので、卒業後の進路について相談をしたところ、司法試験を受験して弁護士を目指したらどうかと助言されました。
私は、恥ずかしながら、法学部に所属しつつも、それまで法曹を目指すことを真剣に考えたことがありませんでした。ただ、専門的な知識を身に付けて人の役に立てる仕事がしたいと考えていたので、法律の専門家である弁護士という仕事は自分に合っているのではないかと考え、弁護士を目指すことにしました。
仕事をする上で意識していること
一言で言えば、「分かり易さ」に気を付けて仕事をしています。
例えば、法律相談をする際、法律用語は一般の方々にとっては馴染みの少ないものですので、相談者の方からお話を聞いてそれを法律家の視点から説明する際には、その内容を理解していただけるよう、できる限り分かり易い言葉や言い回しで説明することを心がけています。私としては、分かり易い説明で相談者の方に理解し納得していただけることが、良質な法的サービスだと考えています。
また、裁判所や事件の相手方へ提出する書面などについても、読み手が理解し易い書面を作成することを心掛けています。細かいことですが、見出しをきちんとつけることや一文を短くすることなど、書面として一読了解できることには気を遣っています。もっとも、その内容が一番大事なのは司法試験の答案と一緒ですけどね(笑)。
関心のある分野
北海道内においては、他の地域と同じく弁護士が都市部に偏在している状況がいまだにあります。いわゆるゼロワン地域(地方裁判所の支部管内に弁護士が不在、あるいは1人しかいない地域)はほぼ解消したとはいえ、まだまだ弁護士の手が届いていない地域が多くあります。そのような弁護士過疎地域で活動することで、これまで法律的なサービスを十分に受けることができずにいた方々の助けになることが、弁護士として関心のある活動分野になります。
特に、北海道は広大ですので、まだまだ弁護士が自ら足を運ばなければならない地域が多くあります。弁護士として、弁護士過疎の解消に少しでも役立てる仕事をしていきたいと考えています。