徹底した調査と密なコミュニケーションが信条〜依頼者を全力で支え、前向きな未来へ導く
あの日助けてくれた人たちに、恩返ししたい
――弁護士を目指したきっかけや理由を教えてください。
これは結構はっきりしています。高校受験の当日に高熱を出して、行きの電車で嘔吐してしまったんです。すると周りの乗客の方が、「受験でしょ?いいから行っておいで」と言ってティッシュをくださったり、ホームでお茶を買ってくださったりしたんです。
そのとき、「世の中の人ってこんなに温かくしてくれるんだ」と感激しました。それで、「あのときの自分みたいに困っている人が目の前にいたら、力になってあげられるような仕事に就きたい」と思ったことが、この道に進んだ大きなきっかけです。
もちろん、困っている人の力になれる仕事はたくさんあります。その中で弁護士を選んだのは、母から「弁護士に向いてるんじゃない?」と何度か言われたことが影響しているように思います。
母は女性弁護士の家に手伝いに行っていたので弁護士の仕事を間近で見ていました。そして、私は正義感が強く、弁が立つ子どもだったので、向いていると思ったのでしょう。母の言葉によって弁護士に興味を持ち、どんな仕事なのかを調べていくうちに、「まさに困っている人の力になれる仕事だ!」と思いました。
そこから、弁護士になるために法学部、法科大学院(ロースクール)に進学して2012年に弁護士になりました。
――実際に弁護士になってみて、どうでしたか?
私が描いていたイメージ通りの仕事です。人の役に立てているという実感もありますし、自分の性格にも合っています。そう考えると、母は私のことをよくわかっていたんだなと思いますね。依頼者から感謝していただけると、本当にこの仕事をやっていて良かったと感じます。
――どのような大学時代を過ごされましたか?
弁護士になると決めていたので、1年生のときから司法試験合格を目指す予備校に通って勉強していました。
ただ、勉強ばかりではなく、サークルに入って合宿や飲み会に参加したり、友達と遊んだりもしていました。小1からバイオリンを習っていて、高校もオーケストラ部に入っていたので、オーケストラのアマチュア団体にも所属していました。
大学に入って一気に世界が広がり、人間としても成長できたと思います。
交通事故、遺産相続、離婚・男女問題を中心に幅広く対応
――注力分野を教えてください。
交通事故、離婚・男女問題、遺産相続に力を入れています。交通事故は保険会社側ではなく被害者側です。離婚・男女問題は、私が女性ということもあり女性からの依頼が多いですが、男性からの依頼も少なくありません。遺産相続は、男女問わず幅広い年代の方からご依頼いただいています。
――注力されている理由は何でしょうか?
実は、「この分野をやりたい」というこだわりはあまりないんです。
私が弁護士になったのは、「高校受験のあの日、助けてくださった人たちに恩返ししたい」という思いからです。もちろん直接恩返しするわけではなく、私が誰かの役に立って、その人の人生が少しでも良くなるようにサポートすることが恩返しだと思っています。
ですから、「やりたい分野だからやる」という考え方ではなくて、「どの分野なら、より人の役に立てるだろうか」と考えています。先ほどあげた3つの分野は、私自身、これまで多くの実績を積んできましたし、悩みを抱えている方が多い分野なので、特にお役に立てる自信があります。
もちろん、債務整理や労働事件など他の分野も取り扱っていますし、もっともっと色んな分野で、困っている方の力になりたいと思っています。
依頼者のベストな選択のために全力を尽くす
――仕事をするうえで、どういうことを心がけていますか?
一般的な弁護士に期待される水準というか、多くの弁護士がやっていることよりもワンランク上の仕事をして、いただいた対価以上のものを提供しようと心がけています。
その1つとして、依頼者に「ベストな仕事をしてもらえた」と思っていただくことを大事にしています。
今は、インターネットで調べれば法律や弁護士に関する様々な情報が出てきますし、色んな人から話を聞く機会もあります。そういうときに、「あのとき弁護士に頼んでこうしたけど、本当はこうした方が良かったんじゃないだろうか」、「別の弁護士ならもっと良い結果になったんじゃないだろうか」と悩んでほしくないんです。依頼者には、「あのとき私は、ベストな選択をした」と思って前を向いてほしいと思っています。
そう思っていただくためには、私自身が、最大限のことをやるというのが不可欠です。たとえば、依頼者の希望を叶えられる方法を徹底的に調べます。全力で調べることで依頼者の役に立てると思うと、自然とパワーが湧いてくるんです。
証拠収集も積極的に行います。交通事故であればカルテを取り寄せて検討したり、医師に質問状を送ったりして、依頼者が適正な賠償を受けられるように全力を尽くします。
――依頼者とのコミュニケーションで心がけていることは何でしょうか?
納得してもらえるまで丁寧に説明することを心がけています。
弁護士への依頼が初めてという方も多いですし、「弁護士がそう言うなら、そういうものなんだろう」と思ってしまいがちです。しかし、依頼者自身が納得して決断しないと、後から「本当にこれで良かったのだろうか」とモヤモヤしたり、後悔したりすることになりかねません。
そこで、依頼者に決断していただくにあたり、必要なことを丁寧に説明しています。たとえば、今解決するといくら支払いを受けられて、裁判になると時間は掛かるけどこれくらい支払いを受けられそうという見通しをお伝えします。その際、「この辺が落とし所」というような感覚的なことではなくて、きちんと根拠を示すようにしています。不合理な譲歩を勧めることもありません。
私自身、細かいところまでしっかり理解して初めて腑に落ちるタイプなので、依頼者に対しても納得してもらえるまで何度でも説明します。
依頼者にはLINEも伝えています。メールや電話でわざわざ聞きにくいことでも、LINEならパッと聞きやすいですよね。ちょっとした悩みや疑問が浮かんだときに、すぐ弁護士に連絡できる方法があることは、依頼者にとって大きな安心だと思います。土日や夜間などはすぐに反応できないこともありますが、急ぎの場合はできるだけ早めに返信するように心がけています。
――依頼者のことをすごく考えて仕事をされているのが伝わってきます。
生きていく中では、交通事故や離婚など、様々な問題が起きる可能性があります。そして、その問題によって生活が大きく変わったり、深く思い悩むことも多いでしょう。
弁護士に依頼することは一つの側面でしかありません。依頼者には、仕事や家庭など、弁護士に依頼する以外にも大切なことがたくさんあります。そしてそれは、依頼が終わった後も長く続いていきます。
その中で、ご縁があって私に依頼していただいたわけですから、依頼者の人生に何かしらプラスの影響を与えられたらと思っています。私が全力で解決しますので、あとはもう振り返らず前向きに生きてほしいですね。
ーープライベートについても伺います。休日の過ごし方やご趣味を教えてください。
5歳と1歳の子どもがいるので、休日は家族で過ごすことが多いです。ただ、仕事と育児だけだと息が詰まってしまうので、夫と交代で遊びに出かけたり、業務が立て込んでいるときは仕事をしたりすることもあります。
そろそろ、しばらく休んでいたオーケストラの活動を再開しようかなとも考えています。
強みを磨いて、一層役に立てる弁護士に
ーーこれからの展望についてお聞かせください。
弁護士も11年目に入り、様々な案件に取り組む中で、自分の強みはどんなときも手を抜かないことだとわかりました。
仕事である以上、手を抜かないというのは当たり前といえば当たり前です。ただ経験が増えていくと、「ここはこれ以上やっても仕方ないだろう」というように、良くも悪くも先が見通せるのも事実です。
それでも私は、絶対に手を抜きたくないんです。徹底的に調べて、採れる手段は全部採る。そうすることで、思わぬ突破口を見つけたり、当初想定した以上の結果を出せることもあります。
そうやって1つひとつの案件に全力を尽くすには、私自身がパンクするわけにはいかないので、しっかり責任を持って取り組める範囲でお引き受けして、事務作業など効率化できる部分は効率化したいと思っています。
また、まだまだお役に立てる分野はあると思うので、常に勉強と情報収集を怠らず、自分の幅を広げていきたいとも思っています。
ーー法律トラブルを抱えて、悩んでいる方へのメッセージをお願いします。
とにかく、悩んだら弁護士に相談してみてください。「これは弁護士に相談することなのかな」と思うかもしれませんが、それは実際に弁護士に相談してみないとわかりません。
「こんなことで相談してすみません」と言う方もいらっしゃいますが、全く気になさらず、お気軽にご相談ください。
相談していただく以上、絶対に何か持って帰っていただくことが私のポリシーです。無料相談の範囲内でも、できるかぎりの法的アドバイスをさせていただきますし、それで解決することも少なくありません。一人で抱え込まず、ぜひ一歩踏み出して、弁護士にアクセスしていただければと思います。