飲食店予約サービス「Retty」を通じて予約したにもかかわらず、来店すると店が営業しておらず、食事ができなかった──。そんな体験をつづったThreadsへの投稿が話題となっている。
投稿によると、女性は夫の誕生日を祝うため、7月21日正午に都内の飲食店をRetty経由で予約。しかし、予約時間に店を訪れると営業しておらず、猛暑の中で待機を余儀なくされたうえ、店舗にもRettyにも連絡がつかない状況が続いたという。
その店舗は、もともとこの日のランチ営業を予定していなかったにもかかわらず、Retty上では予約可能な状態になっていたとみられる。
その後、女性は「4時間以上経ってから店舗とRettyから電話があり、謝罪を受けた」と報告。「改めて無償で食事を提供することで話がまとまった」と説明している。
SNSでは「別の予約サイトで似たようなことがあった」「暑い日だったのにつらかったですね」など、同情や共感の声が寄せられている。
●予約日の表示に「食い違い」?
Rettyの運営会社は、弁護士ドットコムニュースの取材に対して「当社を通じてご予約いただいたお客様が、ご予約のお時間にご来店されたにもかかわらずご案内できない事態となり、多大なご不便とご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪の言葉を述べた。
そのうえで、社内で予約情報の連携状況を確認した結果、「当社(Retty)からは、正しいご予約日時(7月21日)で、店舗および店舗が利用する予約台帳サービスへ予約情報を送信していたことを、送信記録を含め確認している」と説明した。
一方で、「店舗側の予約台帳では異なる日付で表示されていたことを把握している」といい、この表示の食い違いが生じた原因については、予約台帳サービスの提供元とも連携しながら調査を進めているとしている。
●同様の事例は現時点で確認されず
また、同様のトラブルが発生していないか確認したところ、同社は「現時点において、当社からの予約情報の連携に起因する同種の日付相違は確認されていない」と回答した。
今回のケースでは、女性に対してRettyと店舗の双方が謝罪するとともに、改めて食事の機会を設けるなどの対応を進めているという。
今後については、「予約情報の連携・表示に関する点検を行うとともに、予約台帳サービスの提供元との確認・連携体制の強化に取り組む。原因の確認結果を踏まえ、必要な対応を講じる」と説明している。