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2018年06月08日 09時56分

「喫煙者を採用しない企業」に賛同の声、愛煙家「門前払い」どう考える?<読者コメント>

「喫煙者を採用しない企業」に賛同の声、愛煙家「門前払い」どう考える?<読者コメント>
写真はイメージです(M/PIXTA)

近年、喫煙所はもちろん、喫煙できる飲食店も減ってきています。そんな中で「喫煙者を採用しない」ことを公言する企業について検証した記事を掲載(「喫煙者は一切採用しない」こんな企業の方針は「差別」にあたらないのか? https://www.bengo4.com/internet/n_7929/)したところ、記事のコメント欄に多くの投稿が寄せられました。一部を紹介します。

●コストの面からみた賛同の声

「この方針は非常に良い対応だと思います。こういう企業が増えて欲しいです」(男性・20代)

このように、喫煙者を採用しないことに賛同する声が多数ありました。

「喫煙者がいるだけで灰皿などの備品にかかる経費や清掃代だけを考えても無駄なことばかりなので、採用しない方針は賛同出来ます」(男性・40代)

このように、コストの観点から賛同できる方もいるのではないでしょうか。別の40代男性は、都内にある「完全禁煙ホテル」を紹介したうえで、「管理者も嫌煙者で、掃除・壁、カーテン・部屋の汚れや臭いも計算に入れ将来、喫煙にした場合は明らかに『損失が出る』から『完全禁煙』にしたと言う」と背景を語っています。

●喫煙者の不採用を掲げる「星野リゾート」

「ここでは『企業の採用』で『喫煙者不採用』となっているが、今に始まった事ではない。『星野リゾート』が先駆けではないか」と投稿する40代男性も。

たしかに、星野リゾートグループのホームページをみると、「喫煙者は採用いたしておりません」と明確に書かれています。記事で紹介したIT企業「div」も、喫煙者を採用しない理由として、(1)健康のリスク、(2)生産性の低下、(3)周囲への悪影響を挙げていましたが、星野リゾートも、(1)作業効率、(2)施設効率、(3)職場環境を重視しているようです。

禁煙して約10年になるという男性は、「煙草を吸っていたときは、すぐに煙草を吸いたくなって集中が永続きしなかった。『時は金なり』ということを感じることができたので、禁煙できて良かったと思っている」と実際に生産性や作業効率が上がったことを感じているようです。

●もし1日数本喫煙するだけの「スーパープログラマー」だった場合

喫煙者を採用しない方針に賛同しつつも、「もし1日数本吸う程度の喫煙者でトップレベルのプログラマーだったとしても本当に採用しないのか ちょっと気になる」という50代男性も…。たしかに、数本の喫煙でも喫煙者に変わりありません。

これについて、「まあ、採用条件に書いてあるんだから応募しなければいいたけじゃん?面接まで行って、喫煙者だからさいようみおくりました。みたいな、あとからそういうの書くより、最初からそういうふうに書いてあるところは、堂々としてていいとおもうけど?」(30代男性)という意見もありました。

喫煙者の採用に否定的ではない企業で喫煙を継続するか、スキルを活かすために喫煙者を採用しない企業で禁煙するか。喫煙者が選択を迫られる時代もやってくるのでしょうか。

●完全シャットアウトに否定的な「愛煙家擁護論」も

ここまで、喫煙者を採用しない方針に賛同するコメントを紹介してきましたが、愛煙家から喫煙の自由を完全に奪ってはいけないと主張する意見もありました。

ある30代男性は「副流煙と臭いがなければここまで言われないだろうに」としつつ、「場所や環境によっては迷惑がかかる行為でも、法律が禁止していないなら迷惑がかからない所でやればいい」と喫煙自体は否定していません。

また、父親がヘビースモーカーであったという男性も、「完全に社会からシャットアウトするやり方はいけません。人道に則った方法で対処すべきです」と述べています。

さらに、呼吸器疾患の治療を受けている40代女性からのコメントもありました。女性は職場が分煙になるまで受動喫煙で苦しんだほか、駅で歩きタバコをする喫煙者にも悩まされてきたようです。ただ、受動喫煙を避けたいという思いの一方で、「喫煙者の雇用をしないということは、受動喫煙をしたくないという私にとっては、非常にありがたくも、初めて知った時はかなり極端な考えに思えました。個人的には、喫煙者が自宅に帰ってから吸うのは構わないと思っています」と冷静に見つめています。

社会の流れとして、これから喫煙者に対する風当たりは厳しくなっていくでしょう。一方で喫煙する自由は、憲法13条の保障する基本的人権に含まれていると言われています(ただし、制約できると考えられています)。喫煙者の排除はどこまでが許されるのか、みなさんはどう考えますか。

(弁護士ドットコムニュース)

この記事へのコメント

匿名ユーザー 30代 男性

私は直接喫煙をした事がなく、またある医者からは「アナタのノドが弱いのは、アナタが子供の頃から長年同居していたアナタの祖父が、ヘビースモーカーであった事が原因の可能性が高い」と言われました(子供の頃は、祖父の部屋に入り浸っていましたから)。

また人の横で断りも無く、特にまわりに子供がいるのに平然と喫煙している人を見ると「自分の楽しみの為に、他人の健康を蝕むのを何とも思わないトンデモナイ人間」という憤りにもかられます。

しかし、それでも「喫煙者は採用しない」というのは、有ってはならない事だと考えます。

何故ならば、他人が迷惑しないところで吸うのであれば、タバコを嗜好する事は記事内にもあるように、基本的人権に該当する範囲内の事だと思いますので、それによって、就職という生きていく為に非常に重要な事柄を制限するのは、明らかに不当だと言わざるを得ないからです。

「そういう制限のない会社に入れば良いじゃないか」という意見もあるようですが、嗜好によって制限されること自体が問題なわけです。

また「自分はそういう会社には入らないから問題ない」というのは、自分は関係ないから世の中の環境がどうなったって知った事ではないと言うに等しい、非常に浅はかな考え方ではないでしょうか。

それに、会社で吸わなければ「灰皿等、経費云々」という意見は、的外れもいいところですし、星野リゾートやdivの喫煙者を採用しない理由も「少量しか吸わない人間とヘビースモーカー」「自制の出来る喫煙者と出来ない喫煙者」を十羽一からげにした、非常に短絡的な見解に過ぎないと感じます。

一つ一つ見ていけば、

1)健康のリスク

リスクは吸う量で変わってくるだろうし、飲酒や暴食だって健康のリスクはある。


2)生産性の低下、作業効率

これも個人の問題、自制していれば問題なし。また前項と同様に飲酒等でも生産性の低下は普通にある。


3)周囲への悪影、職場環境、施設効率

家でしか吸わないのであれば、正に論外の屁理屈。


と言ったところでしょうか。

そうそう「自宅での喫煙で、家族は犠牲になってもいいのか」という文句が出てくる前に申し上げておきますが、あくまで「(家族を含む)他人に迷惑をかけない喫煙」という事です。

結局のところ「他人に迷惑をかけない」範囲での嗜好の自由に関して、就職という重要な事柄に制限を設けるのであれば、いつかそれは「他の嗜好」についても制限がなされる可能性が多分に考えられます。

こういった就職制限の思想は、ネット上でも横行している「(人に迷惑をかけていないのに)自分が気に入らないものは許さない」という、非常に狭量な考えに通じる薄っぺらい正義感、倫理観、はっきり言えば「社会的なウケを狙った行動」のようにしか思えません。

その内「格ゲー好きは、暴力的嗜好が強く、職場環境に悪いので採用しない」などと言い出すのではないかと心配です。

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酔っ払い 男性

健康被害・生産性の低下・作業効率の低下の具体的な数値ってどうなの?
発表されてる数値はアバウトすぎると違和感を感じる。個体差はありにしてもね。

一方は法律で規制されてないモノに、また一方ではそれを規制しようとする今の流れにも違和感。

民間がオーナーの意向で採用、不採用をはんだんことは自由だけど、逆に使う自由も使わない自由も当然ある。
これを判断するのも個人の自由。

大きな流れで見れば、現在違法な物が合法もしくは、ある条件下に限るとかなりえない。
そうした場合、企業はどう判断するのだろう?

嗜好品に課税しすぎると治安が不安になるけど…。

ま、酔っ払いの戯言でした。



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匿名ユーザー 50代 男性

飲食店でも店内喫煙可だと求人出しても応募が来ないから店内禁煙に舵を切った企業が増えてるようだしね。
世の中の流れは喫煙者排除に向かってるのは間違いない。

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匿名ユーザー 20代 女性

個人的に、煙草を吸っている人も香水をつけすぎている人も同じですが、経験から「時間とお金の使い方がわからない人」が大半でした。

企業の観点からコスト削減や人材選びは、以前から取り組んでいたし当たり前ですね。

対象に自分自身が含まれた途端に泣き言や否定ばかりの喫煙者では、目もあてられなくなってしまいます。
別問題ですが、滑稽にみえて嫌煙家を勢いづけるでしょうね。

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