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女子プロレス団体が「撮影ガイドライン」作成、性的な写真投稿対策「ダウンした選手の下半身撮らないで」
ディアナ所属の梅咲遥選手(写真:日下朋子/ワールド女子プロレス・ディアナ)

女子プロレス団体が「撮影ガイドライン」作成、性的な写真投稿対策「ダウンした選手の下半身撮らないで」

試合中の選手を性的に撮った写真投稿の問題をめぐり、女子プロレス団体「ワールド女子プロレス・ディアナ」は6月9日、団体主催試合の撮影・SNS投稿に関するガイドラインを発表した。同11日の大会(神奈川県川崎市)で観客に説明するという。

⚫︎どんな写真がアウトか

弁護士監修でつくられた「撮影及び画像お取り扱いガイドライン」では、次のような写真を「意図的に撮らないように」と注意喚起する。

・試合の状況が伝わらない程に下半身等特定の部位にフォーカスがあたっている写真  
・どちらの選手も表情等が特定できない上に下半身等特定の部位にフォーカスが当たってしまっている写真  
・試合中のダウン時等不可抗力的に選手の下半身等特定の部位があらわになっている場合の写真  

不審な点を感じた場合、スタッフの裁量で撮影内容を確認する。

また、試合の「ライブ配信」から切り取った画像のSNS投稿もやめるようにもとめたほか、団体側からSNSへの投稿に取下げ依頼があれば応じてほしいとも呼びかけている。

団体は同5日、試合中の選手の性的な部分を強調した形で撮影・投稿する人が確認されていて、取り下げにも応じないことから、法的措置をとる考えを明らかにしていた。

ディアナの動きに複数の団体や選手が賛同しており、署名が集められている。

所属選手は「選手が明らかに撮ってほしくないとわかっていて、わざと撮りSNSに投稿する行為は、本当に最低だと思います」とコメントしている。

「多様なプロレスの楽しみ方を皆さんと守り続けていく」ために作られたガイドラインは、弁護士だけでなく、選手や観客の意見を踏まえながらバージョンアップしていく予定だ。

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