お笑いコンビ「空気階段」のラジオ番組のアフタートークで、水川かたまりさんが飼い犬「水川そら豆」宛てに、ベネッセの小学生向け学習サービス「進研ゼミ小学講座」の勧誘DMが届き続けているという、不思議な出来事を明かした。
ベネッセは弁護士ドットコムニュースの取材に対し、番組で話題になったことは「把握している」と回答。情報の取り扱いについては「法令に基づき、適正な取り扱いおよび適切な管理を行っている」と説明した。
水川さんは、なぜ進研ゼミの資料が届くのか心当たりがないとしながらも、ささやかな楽しみになっていると話している。(弁護士ドットコムニュース編集部・塚田賢慎)
●「マジでわかんない」飼い主も困惑
エピソードが語られたのは、TBSラジオ『空気階段の踊り場』のアフタートーク(Appleのポッドキャストでは6月16日配信)。
水川さんが飼っているのは、チワワとダックスフンドのオスのミックス犬「そら豆」。今年3月ごろから毎月、「水川そら豆」宛に進研ゼミ小学講座の勧誘DMが届くようになったという。
「マジでどういう間違いなのかまったくわかんないんですけど、毎月届くんですよ。こないだも届いたんですけど」
現在、そら豆は7歳といい、人間なら小学1年生の年齢となる。
●「たぶん俺の子どもだと思って送られてきている」
なぜ犬宛てに進研ゼミの勧誘が届くのか。
水川さんは「たぶん、犬とはわかってないんだよね。たぶん、俺の子どもだと思って、完全に間違って、送られてきてると思うんだけど」などと推測した。
相方の鈴木もぐらさんとともに、どのような経緯で進研ゼミ側に情報が伝わったのか、あれこれと推理を展開した。
水川さんによると、そら豆の生年月日などは役所や動物病院には登録されているという。
鈴木さんも「もうわかんない、わかんないよね」と不可解な出来事に首をかしげる。
なお、水川さんの母親が、未就学児である水川さんの子ども(孫)に進研ゼミを契約したそうだが、「そら豆」宛てのDMはそれ以前から届いていたため、関係はないという。
●「どうか止めないで」
真相は不明のままだが、水川さんは、届き続けるDMを楽しみにしているという。
「これは俺的にはうれしい。毎月届くのが可愛くて。だから、もし、これベネッセの方ね、間違ってるんですけど、どうか止めないでほしい」
「しっかりした資料が届くんですけど、毎月の本当にささやかな楽しみになってるんで」
●ベネッセ「個人情報の適正な取り扱い、適切な管理を行っている」
弁護士ドットコムニュースは、ベネッセに対し、(1)「そら豆」宛てに勧誘資料が送付されていた事実の確認、(2)こうした事態が生じる経緯や仕組み、(3)情報の取り扱いに問題はないか──の3点を質問した。ベネッセは次の回答を寄せた。
──「水川そら豆」宛に水川さん宅に進研ゼミ小学講座の資料が送り届けられていたことは事実でしょうか。
番組でお話があったことは弊社としても承知しておりますが、特定の個人に関する登録状況や情報の取扱いにつきましては、個人情報保護の観点からご本人等のお客様以外からのお問い合わせにはお答えいたしかねます。ご了承いただければ幸いです。
──事実だった場合、こうした事態が生じる原因として、どのような経緯や仕組みが考えられますか。
弊社では、資料請求やイベント・プレゼント等の企画において、事前に利用目的等を明示しご同意をいただいた上で、お客様の個人情報を提供いただき、同意いただいた条件に従って、各種サービスや情報提供を行っております。
──今回のケースを含め、こうした誤送付が生じた場合、情報の取り扱いに問題はないとお考えでしょうか。
弊社では、法令に基づき、個人情報の適正な取り扱いおよび適切な管理を行っております。今回のようにご不明な点がございました場合、お客様よりお問い合わせをいただきましたら、登録経緯含め個別のご説明をさせていただくことが可能です。
また、弊社からのご案内が不要な場合は、お客様からご連絡いただければ、発信停止をするとともに、ご希望に応じて登録情報の削除も行います。