- 遺言
- 遺産分割
遺言を作成することで依頼者の長男に全財産を残せた事案。
相談前の状況 夫を亡くされた女性(80歳)からのご依頼でした(子供は2名)。亡くなった夫の遺産である複数の土地・建物の全てを長男に相続してほしいと希望していましたが、遺産分割協議が終わっていないため、適法に手続きを進めてほしいとのご相談でした。また、次男とは疎遠であり、連絡先もわからないので、弁護士で調査の上、交渉を進めて欲しいというご要望がございました。
解決への流れ
無料法律相談後、当職が受任することとになり、まず次男様の戸籍を調査し、居住地を探し当てました。その後、次男様に弁護士名で遺産分割協議の申し入れをしたものの、依頼者で夫の財産を使い込んでないかなどいくつかの懸念点を示されており、旦那様の遺産分割協議が整うまで時間がかかる見込みとなったので、遺産分割協議に先立ち依頼者の遺言書を作成することといたしました。
通常の事案であれば、旦那様の遺産分割協議を終えてから、依頼者の遺言書を作るのが通例となりますが、依頼者が高齢であったこと、体調面に不安を持たれていたことから、まず遺言書を作り、仮に依頼者が他界したとしても、長男様が有利に旦那様の遺産分割協議を進められるよう、準備することといたしました。
遺言書を作るにあたって、依頼者の体調面で不安があったため、ご依頼の直後に依頼者のご自宅に伺い、すぐに自筆証書遺言を作成いたしました。また、その後1ヶ月ほどで公正証書遺言も作成することが出来ました。
手早く遺言書が作成できたことから、依頼者も安心したのか体調がよくなり、その後そつなく旦那様の遺産分割協議も整ました。
石川 雄太 弁護士からのコメント
事案に応じて最適な進め方は様々ございます。当事務所では、どのような場合でも、可能な限り依頼者の希望に応じた進め方が出来るよう勤めています。
遺言書の作成を後回しにして放置していたのでは、最終的な解決が数十年越しとなることもございますし、最悪遺言書を残せず、依頼者の希望する遺産の分配が出来なくなるケースも多くあります。そのため、相続問題で行き詰まりを感じた場合には、弁護士を利用することを検討してみて下さい。弁護士に相談をすれば複雑な問題を一つ一つ解きほぐして解決に導いてくれるかと思われます。
また、弁護士は交渉のプロフェッショナルですので、依頼者の希望に応じた柔軟な解決を提案することが可能です。本事案のように、各相続人が重視していること、希望していることを整理し、スムーズな解決方法を提示することで、法が予定する以上のメリットを各相続人にもたらし、依頼者の希望に応じた相続を実現することが出来ます。
自分一人では思いつかなかった解決方法も弁護士を入れることで新たな手段が見つかることもございますので、まずは、弁護士に相談することおススメいたします。
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