ネット誹謗中傷問題とベンチャー企業法務に豊富な経験と実績あり
不合理にトラブルに巻き込まれた人を、法律の力で助けたい
ーー弁護士になるまでに苦労はありましたか?
大学が法学部だったのですが、自分のまわりには司法試験を目指す人が多くなく、他の人が就職活動をしている中で勉強を続けていたので、進路を迷ったりすることもありました。最終的には弁護士になることができて、本当に良かったと思っています。
ーー弁護士のどんなところにやりがいを感じますか?
私もそうですが、多くの方は不合理なことを押し付けられたり、不合理な結果になったりすることは受け入れがたいと思います。依頼者の中にもそのような不合理に直面している方がいます。そうした方々の思いに共感して権利を主張し、利益を実現することにやりがいを感じます。
ネット誹謗中傷問題は、経験豊富な弁護士に依頼を
ーー注力されている分野を教えてください。
インターネットの誹謗中傷問題と企業法務に注力しています。
インターネットの誹謗中傷問題に注力するようになったのは、弁護士になって実際に依頼を受けたことがきっかけです。当時はこの分野を扱う弁護士が多くはなく、非常に苦労しました。
苦労しながらなんとか解決することができたものの、インターネット問題は法律を知っていれば解決できるというものではなく、専門知識や経験が求められる分野だということを痛感し、この分野をより専門的に取扱いたいと思ったんです。
またインターネット問題の深刻さに反して、対応できる弁護士が当時は多くなかったことに危機感を覚えたことも注力しようと思ったきっかけです。これまで多くの案件を扱い、成長を意識し学び続けてきたので、自信を持って取り組んでいる分野です。
企業法務は、ベンチャー企業の役員を務めている友人から相談を受けたことが注力のきっかけでした。法的な面から経営のサポートをすることで、企業の成長に貢献できることに喜びを感じ、ベンチャー企業と中小企業を中心に顧問業務などに取り組んでいます。
ーー仕事をするうえで心がけていることは何ですか?
当たり前のことではありますが、引き受けた仕事に最後まで責任を持ち、最大限努力することを心がけています。難しい局面であっても何かやれることはないかと可能性を追求し、依頼者のためにできることが一つでもあるのならば全力を尽くします。
また、研鑽を積むことを止めてはいけないと考えています。どの分野でも同じですが、特にインターネット問題のように変化の激しい分野は、学びを止めてしまうとついていけなくなってしまいます。経験値だけでなく、絶えず最新の情報をインプットすることも求められる仕事だと思いますので、学ぶ姿勢を忘れないように心がけています。
ーーこれまで活動してきた中で印象的だったエピソードはありますか?
弁護士2年目に取り組んだ企業案件が強く印象に残っています。商品製造を委託していた企業に無断でブランドの商標登録を出願されてしまったアパレル経営者からのご依頼でした。
依頼者にとっては今後の事業運営に大きくかかわるかなり深刻な問題だったので、必死になって取り組みました。
幸いだったのは商標登録が認められる前だったことです。商標登録された後だと異議申立てや訴訟等に膨大な時間を必要としますが、登録前に「情報提供制度」で申請が無効だと主張すれば、一定程度早期の解決も可能です。
限られた時間の中でブランドの本来の所有者は依頼者であるという証拠を集めて、相手方の出願は無効であるという情報を特許庁に提出しました。その結果、相手方の出願は却下され、依頼者が改めて登録申請をすることでブランドを守ることができました。
この事件を通じて、どんなに難しい事件であっても努力を怠らなければ解決の糸口はあることを学びました。
「とりあえず話を聞いてみる」くらいの気軽な気持ちで相談してほしい
ーー休日の過ごし方や趣味について教えてください。
散歩をしたり、買い物に行ったりします。それから、学生時代にボクシングをやっていたので、テレビなどで試合を観戦しています。
ーー先生の今後の展望についてお聞かせください。
これまで以上にインターネットの誹謗中傷問題に注力していきたいと思っています。芸能活動をしている方からの相談も多く、ますます需要が高まっていく分野であると感じています。
インターネットの誹謗中傷は社会問題にもなっていますが、適切に対応できる弁護士はそれほど多いとはいえないかもしれません。だからこそ積極的に取り組み、専門性を高めていかなければいけないと思っています。
企業法務では、ベンチャー企業を中心に取り組んでいこうと考えています。フレッシュさや勢いもありますし、何より、新しいものをどんどん取り入れていく姿勢に共感を覚えます。従業員が一丸となって上場を目指す等、日々努力している姿には非常に心を打たれますし、弁護士としてできる限りのサポートをしたいと強く感じます。
ーー法律トラブルを抱えて悩んでいる方へメッセージをお願いします。
少しでも悩むことがあればどうか一人で抱え込まず、すぐに相談に来てもらえたらと思います。早めに着手することで、よりスムーズに対処することができますし、様々な解決策を講じることもできます。「とりあえず話を聞いてみる」くらいの気軽な気持ちでご相談ください。