労働問題の解決事例
- 不当解雇
有期契約中の突然の解雇。会社都合退職を確保し和解成立
この事例の依頼主
女性
相談前の状況
有期雇用契約(1年契約)の途中で、突然「出て行ってほしい」と告げられたというご相談でした。
パワーハラスメントを会社に申告した直後の出来事で、事前の説明や指導もなく、退職合意書を提示されました。
会社は「金がない」「経営が厳しい」と主張していました。
解決への流れ
【当事務所の対応】
有期契約の途中解雇は、労働契約法17条により「やむを得ない事由」がない限り無効です。
本件ではそのような事情は認められず、労働審判を申し立てました。
会社側は資力がないと主張しましたが、決算書の内容や経営状況を精査し、主張の整合性を確認しました。
また、支払確実性を高めるため、代表者の連帯保証を和解条件として提案しました。
【結果】
・50万円の解決金支払
・代表者の連帯保証付き
・退職理由を「会社都合」とする合意
・霊園への出入禁止措置の解除
金額面では満額ではありませんが、今後の就職活動への影響を防ぐ「会社都合退職」を確保できたことは大きな成果でした。
下田 和宏 弁護士からのコメント
【解決のポイント】
・有期契約途中の解雇は厳しい要件が必要
・「会社にお金がない」は当然に免責理由にならない
・金額だけでなく、退職理由や保証条件も重要
同様のお悩みをお持ちの方は、早めにご相談ください。
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