姫路に根ざした弁護士として幅広い相談に対応〜優しさと強さを武器に問題解決に立ち向かう
法律相談部での活動をきっかけに、弁護士を志す
ーー弁護士を目指したきっかけをお聞かせください。
大学に入学した時点では、弁護士を目指そうとは考えていませんでした。転機になったのは法律相談部での活動です。部では週に1回、近所に住む方を対象に法律相談会を実施していて、そこで初めて、トラブルを抱えて悩んでいる方々の相談に乗る経験をしました。
学生ですから大して法律の知識があるわけでもなく、弁護士のようなアドバイスはできません。それでも、相談会に来た方の話を聞き、何か解決策がないかと一生懸命頭を捻っていたことを覚えています。「相談してよかった」と嬉しい言葉をかけていただくことも多々あり、やりがいを感じました。
法律相談部での活動をきっかけに、もっと本格的に法律を勉強し、悩んでいる方の力になりたいと考えるようになりました。それまでは積極的に「これがやりたい」と思えるような夢がなく、今振り返ると、初めてできた夢が弁護士になることだったのかもしれません。
弁護士を目指す先輩や同期も多く、励まし合いながら夢に向かって頑張っていました。
地域密着型の弁護士事務所を設立
ーー9月に個人事務所を設立したばかりなのですね(インタビュー時は2022年10月)。
私は生まれも育ちもずっと播磨地域で、以前からここ姫路で独立したいと考えていました。私の原点である法律相談部のように、地元に密着した弁護士事務所を目指しています。今はまだ1人で全ての業務を手がけていますが、今後はもう少し事務所を拡大して、より多くの方のトラブルを解決する力になれたらと考えています。
ーー注力分野はありますか。
今は特定の分野に特化するのではなく、地元の方から寄せられる様々な相談に対応しています。
離婚、債務整理、交通事故、企業法務、刑事事件など、幅広い分野の案件を手がけています。刑事事件では、以前、痴漢の冤罪で無罪を勝ち取ったこともあります。
ーー痴漢の無罪証明は難しいイメージがあります。
今は電車に防犯カメラが設置されているので、一昔前よりは証明がしやすくなりましたが、確かに難しいですね。この事件では、痴漢の疑いをかけられた依頼者の話や、電車内の状況から、被害者が、痴漢の被害に遭ったと勘違いをしている可能性が浮上しました。そこで、防犯カメラの映像記録などの証拠を元に痴漢が冤罪である可能性を示し、最終的に無罪を獲得できました。困難な事案でしたが、痴漢の疑いを晴らすことができ、依頼者にも非常に感謝されて、印象に残っています。
ーー先生の強みはなんでしょうか。
私自身はあまり自覚がなかったのですが、依頼者からは「話しやすい」とよく言われます。
依頼者に対しては優しく和やかに接しますが、相手方に対しては、毅然とした態度で戦うことが必要な場合もあります。優しさと強さを場面に応じて使い分けることを心がけています。
身構えず、気軽に相談してほしい
ーープライベートについても伺います。趣味や休日の過ごし方を教えてください。
散歩の延長のような気軽な旅が好きです。少し足を伸ばして遠くの街に行き、ゆったりと過ごす時間が至福のときです。一人で楽しむこともあれば、妻と一緒に行くこともあります。
ただ、最近は独立したばかりで休みがなかなか取れず、その前もコロナであまり外出できなかったので、休日に遠出をした記憶はしばらく前になってしまいますね。そろそろ旅に出かけたいです。
趣味は読書です。10代の頃から本の虫で、当時は推理小説を夢中で読んでいました。お気に入りの作品はいくつもありますが、特に『十角館の殺人』をはじめとした綾辻行人先生の館シリーズは大好きです。当時はもちろん今でも読んでいます。
ーー最後に、法律トラブルを抱える方にメッセージをお願いします。
弁護士に相談をしたいと思っても、「何となく話しにくそう」「費用が高額なのでは」などと不安がよぎり、一歩を踏み出せない方は多いと思います。ですが、あまり身構えずに、本当に気軽な気持ちで相談に来てくださいと伝えたいです。
ずっと悩んでいたことが、弁護士のアドバイスを受けることで突破口が見つかり、状況がガラリと好転することはよくあります。また、ご自身では「大したことない」と思っていても、弁護士からすれば早急に対処しなければならない事案というケースも少なくありません。
「こんなに些細なことを、弁護士に相談していいのかな」と考える必要は全くありません。疑問や不安を1人で抱え続けるのは辛いものです。弁護士と話してみたいと思ったタイミングで、いつでもお問い合わせください。