

小川 政希
STREAM法律事務所
兵庫県 姫路市南畝町1-4【姫路駅徒歩3分】経済的負担や損がない費用体系・交通事故(主婦・会社員・重傷者)を特に得意としています

事務所1階に駐車場完備
交通事故(被害者側)と借金の解決(個人再生・破産)を特に得意としております。
はじめまして。弁護士の小川政希と申します。
生まれは,三重県の桑名市という鋳物工業が盛んな小さな町です。
高校まで地元の公立学校に通いました。
私が弁護士になりたいと考えるようになったのは,高校生活がきっかけでした。
友人に,ある理不尽な出来事があり,理不尽なことが嫌いな私がその友人に代わって交渉することにしました。そのとき相手の人から「弁護士かよ」と言われ,人の代わりに熱意を持って意見を言う仕事を,弁護士と言うのだなと漠然と感じました。
英語や数学が好きだったのですが,担任の先生に「人のために行動する,弁護士に向いているんじゃない?」と助言して頂いたこともきっかけで,法学部に進学しました。
それから大学・大学院で6年間,法律漬けの生活を送り,弁護士になりました。弁護士登録して、2021年で14年目です。
その間,様々な悩み事をお聞きする中で,2つのことを痛感しました。
1つ目は,会社の資金繰りや個人借入で深刻に悩んでいる方がいかに多いかということです。日本では,自殺者が依然として年間約2万人で,その原因のうち第2位は「経済・生活問題」です。多くの方が悩みを抱えて相談に来られます。
借金の問題は,適切な時期に,正確な知識をもった弁護士が法的な対応をすることで必ず解決する問題であり,借金で自ら命を絶つことほど痛ましく残念なことはありません。
2つ目は,民事において交通事故などの被害者となった方のいかに多くが適切な賠償を受けられていないかということです。保険会社との交渉において,弱い立場にある方の権利が十分に保護されていないことを痛感しました。
そこで,私は特に,経済的に窮地にある方の経済的再生や,事故などで被害者となった方の権利保護の分野の研鑽を続けております。最先端の知識を備えて,熱意をもって一つ一つの事件に取り組み,より良い解決に導きます。交通事故について「主な案件」に最近の解決事例を掲載しました。
なお,私は,旅行先でもよく道を聞かれ,先日は,なんと外国でも道を聞かれました。依頼者の方からも「弁護士っぽくなくて話しやすい」とよく言われます。弁護士14年目なので,弁護士っぽくないのはまずいのですが,良い意味で捉えております。お気軽にご相談下さい。



小川 政希弁護士へ問い合わせ
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取扱分野
自己紹介
- 所属弁護士会
- 兵庫県弁護士会
- 弁護士登録年
- 2007年
経歴・技能
- 中小企業診断士
学歴
- 中央大学法学部法律学科卒業
- 中央大学法科大学院卒業
主な案件
- (顔の傷跡)労働能力喪失率35% × 67歳までの全期間の賠償が得られた事案 顔の傷跡は、被害者にとって大きな問題です。もっとも、保険会社は「顔で仕事をするものではない」との理屈で、たとえ後遺障害が残っても仕事には影響を与えないと主張してきます。裁判では、①慰謝料を「100万~200万円」だけ増額して収入の補償は0円、②自賠責の基準(9級:35%,12級:14%,14級:5%)よりも低い割合、もしくは短い期間(67歳まででなく10年間とするなど)で収入の補償額(逸失利益)を計算するという傾向にあります。この案件では、立証に工夫をすることで、③9級の喪失率35%そのまま × 67歳までの全期間(=逸失利益1,500万円超)で賠償を得られました(少しマニアックな話で伝わりにくい論点ですが「外貌醜状 逸失利益」等でネット検索して他の弁護士と実績を比較して頂ければわかりやすいと思います)。すべての事案で認められるものではありませんが、個別の事案の個性に着目して立証することが重要です。 2019年9月
- (交通事故・高次脳機能障害1級)訴訟での被告提示額約8,390万 → 解決額1億4380万 (約6,000万増額) 高次脳機能障害は特に専門性が髙く、弁護士の経験によって差が出る障害です。なお、私は大手事務所と違って全国対応はしていません。担当医や医療・福祉関係者を含む現場と密に連携し、裁判官に被害者の方の生活状況を適時適切に伝えて行くため、受任するエリアを絞っております。 2019年10月
- (交通事故・肩脱臼骨折)提示額30万 → 解決額1511万(50.3倍) 保険会社からの事前の提示額は30万円でした。既往症ではないかと主張されていました。しかし、治療経過や後遺障害診断書を精査し、医師の協力も得て、適正な後遺障害等級認定を得ることが出来ました。その後、裁判でも争われましたが、結果としては、保険会社からの事前提示額を大きく上回る賠償を受けました。 2018年12月
- (交通事故・脊髄損傷)提示額1618万→解決額4000万(2.47倍) 保険会社からは、過失相殺のほか、「現在就労できている」との理由で将来の収入の補償額を大幅に減額する主張が出されていました。裁判の結果、「過失なし」、将来の収入(全額)の補償に加え、後遺障害には該当しないものの被害者に遺ってしまった障害について別途慰謝料の増額が認められました。 2018年12月
- (交通事故・顔の傷跡・兼業主婦)提示額40万 → 解決額430万(10.75倍) 自賠責の後遺障害診断書(A3の定型書式)の右側に「⑦醜状障害」の記載欄があります。医師に適切な測定方法で測定してもらい、自賠責調査事務所で面談し、後遺障害12級が認定されました。保険会社からはその後、「傷跡は仕事に影響しない」との主張もなされましたが、適正な賠償を受けることができました。 2018年12月
- (交通事故・高次脳機能障害7級・主婦)提示額1112万 → 解決額2812万(2.52倍) 保険会社からは、被害者が事故時に生活保護を受給していたことを主な理由とする減額主張が出されていました。しかし、国費である税金で支払われるから加害者が賠償義務を免れてもよいというのは筋が違ううえ、生活保護受給が体調不良による一時的なもので、既に生活保護から脱したことを立証し、適正な賠償を受けることができました。 2018年9月
- (交通事故・脳挫傷等併合3級・男性)訴訟での被告提示額6199万 → 解決額1億3830万(2.23倍) 被害者に重篤な障害が遺った事案で、将来の介護も必要な案件でした。保険会社は、将来介護費の単価を争うなどしました。被害者の方とご一緒して主治医に何度も面談に行って、現在の医学的な症状や必要な介護の内容を教えていただいたことで、裁判官に丁寧に説明することができました。 2017年12月
- (交通事故・高次脳機能障害5級・女性)支払拒絶(0円) → 解決額6889万 事故後の経緯から保険会社は支払いを拒絶していましたが、適正な賠償を得ることができました。 2016年8月
- 損害賠償請求(テナント内事故。経営主体のホテルにも賠償責任を認めさせた事例) 平成7年の最高裁判決を使って、約20年ぶりに被害者側が勝訴する事案を獲得できました(大阪高裁平成28年10月13日判決・確定)。平成7年、スーパーマーケット(A社)に出店していたテナント(B社)で起きた事故で、最高裁判所は、被害者の救済のため、一定の条件の下で、B社だけでなくA社にも損害賠償責任を認めました(オウム病インコ事件 最高裁平成7年11月30日)。しかし、訴訟では立証が難しく、法律雑誌によれば、平成7年以後、この判決を使っても被害者側の救済が認められた裁判例は1つもなかったようです(金融商事判例1211号)。立証に工夫をすることで、約20年ぶりに被害者側の請求が認められました。各種法律雑誌で「今後の事案の解決の参考になる」と評価していただき(判例時報2318号、金融・商事判例1512号)、商法学者の論文でも各種掲載されています。なお、この裁判では、脊髄損傷の事案で加害者側からの素因減額の主張(=脊髄損傷には事故だけでなく加齢・狭窄症も影響しているので減額せよとの主張)を100%排斥できた点でも、良い結果が得られました。 2016年8月
活動履歴
所属団体・役職
- 日本交通法学会
- 日本賠償科学会
- 兵庫県弁護士会交通事故事件問題プロジェクトチーム委員
- 全国倒産処理弁護士ネットワーク会員
- 経営革新等支援機関(中小企業庁)
- 姫路市地域自立支援協議会専門部会委員
- 自然災害債務整理ガイドライン登録支援専門家
交通事故
分野を変更する1 経済的負担や損のない費用体系
2 主婦・会社員・重傷者に特に強い
3 利便性
4 画期的な判決を含む損害賠償請求の豊富な実績

事務所1階に駐車場完備
交通事故の詳細分野
事件内容
- 死亡事故
- 物損事故
- 人身事故
争点
- 後遺障害等級認定
- 過失割合
- 慰謝料・損害賠償
対応体制
- 24時間予約受付
-
女性スタッフ在籍
事務所内に女性弁護士または女性スタッフが在籍しております。
- 休日相談可
-
夜間相談可
「18時以降」を夜間としています。事務所によっては「22時まで」や「平日のみ」などの制限がある場合がございます。
- 電話相談可
お支払い方法
-
初回相談無料
弁護士によっては初回30分や電話相談のみなど、制限がある場合がございます。
- 分割払いあり
- 後払いあり
- 着手金無料あり
- 完全成功報酬あり
【当事務所の特長】
1 ご依頼者に,経済的な負担や損がない費用体系
交通事故の被害者に,経済的な負担や損を絶対にさせたくないとの想いから,無料相談にこだわっています。
初回相談は時間にかかわらず無料,着手金も無料です。
示談案がある場合,増額しなければ報酬は発生しません。
※弁特がある場合には保険会社に請求し,お客様に実質的なご負担はありません
2 主婦・会社員・重傷者に特に強い
上記の3者に該当する方は,特に,経験のある弁護士に依頼しなければ賠償金が大幅に下がってしまう危険があります。当事務所は「解決事例」のとおり,豊富な実績があります。
3 相談の利便性
姫路駅徒歩3分,駐車場完備でアクセスしやすい事務所です。
会社員の方でもお越しいただきやすいよう,平日夜間・土曜相談,メールや電話でのご相談でも対応します。
4 画期的な判決を含む,損害賠償請求の豊富な実績
弁護士歴14年間,損害賠償の事件に力を入れています。
その間,20年間被害者が勝てなかった論点で,被害者を救済する勝訴判決を獲得し,法律の教科書にも掲載されています。賠償請求を特に得意としています。
【事件処理の流れ】
1 交通事故の発生
事故現場の状況確認が重要になるケースが多々あります。
怪我をした初期しか有効でない画像検査もあります。
そのため,当事務所では,できるだけ早めにご相談いただきたいと考えています。
↓
2 リハビリ(入院・通院)
保険会社がリハビリの期限を勝手に決めてきたり,リハビリの途中なのに,治療費を払わなくなること(治療費の打切り)が多々あります。
そのような場合でも,治療をあきらめずに,当事務所にご相談下さい。
↓
3 症状固定(リハビリの終了)
後遺障害の診断書の作成に際して,有益な検査や書類をアドバイスいたします。
↓
4 後遺障害診断書の作成・各種検査
医師は,治療のプロですが自賠責の手続のプロではありません。
後遺障害診断書が正しく記載されているか,ぜひ確認させて下さい。
↓
5 後遺障害の認定
自賠責の後遺障害の認定が正しいかどうか,ご相談下さい。異議申立で後遺障害の等級が変わった実績も解決事例に掲載しています。
↓
6 保険会社の示談案の提示・金額の交渉
示談案が適正か,増額の可能性があるか,いつでもご相談下さい。
お電話のうえ示談案をFAX頂くだけでもチェックが受けられます。相談料はかかりません。示談案から増額しなければ,弁護士費用はかかりません。
↓
7 裁判
適正な金額と保険会社の示談案に開きがある場合,ご依頼者と相談のうえ,裁判に進みます。裁判は,弁護士だけが裁判所に行きます(尋問まで進む事案は,1回だけ裁判所に一緒に行っていただきます)。ほとんどのご依頼者が,思ったよりも裁判の負担が無かった,安心であったと仰って下さりますので,ご安心ください。
【メール無料相談・電話無料相談・ご来所での無料相談】
(メール)「メールで問い合わせ」をクリックして,
「相談内容」に以下の事項をご記入下さい。
①事故日 ②現在の状況(治療中等)③ご相談の内容、④弁護士費用特約の有無
(電話相談)
まず050-5286-1935宛、お問い合わせ下さい。電話相談の日時の調整をさせていただきます。
(ご来所相談の場合)
050-5286-1935宛、お問い合わせ下さい。
ご来所の日程調整をさせていただきます。小さなお子様がいらっしゃる主婦の方でも,ご安心下さい。お子様用の本も用意しています。重傷の方で事務所までご来所頂くのが難しい場合,ご相談下さい。
交通事故の料金表
分野を変更する項目 | 費用・内容説明 |
---|---|
相談料 | ご本人の相談料のご負担は0円です。 相談時間も30分に限りません。 ■弁護士費用特約がない場合 → 相談料は無料です ■弁護士費用特約がある場合 → ご本人の負担はありません。 (弁護士費用特約に基づいて保険会社にご請求します) |
着手金 | ■弁護士費用特約がない場合 → 着手金0円です。 ■弁護士費用特約がある場合 → ご本人負担はありません。 (弁護士費用特約に基づいて保険会社に請求します) |
成功報酬 | ■弁護士費用特約がない場合 ① 示談案の提示がなかった場合 → 回収額の10%+消費税 ②示談案ありの場合 → 交渉により増額した額の20%+消費税 (裁判の場合,増額した額の25%+消費税) ■弁護士費用特約がある場合 原則としてご本人負担はありません。 ※弁護士費用の全てを本人負担なしで事件処理できることが多くあります。初回無料相談の際にご説明させていただきます。 |
交通事故の解決事例(9件)
分野を変更する-
(肩脱臼骨折)提示額30万 → 解決額1511万(50.3倍)2018.12
- 後遺障害等級認定
- 慰謝料・損害賠償
- 人身事故
-
(脊髄損傷)提示額1618万→解決額4000万(2.47倍)2018.12
- 過失割合
- 慰謝料・損害賠償
- 人身事故
-
保険会社(支払拒絶)から,訴訟提起して合計1707万円の賠償金を得た事例
- 後遺障害等級認定
- 慰謝料・損害賠償
- 人身事故
-
(手首の痛み・曲げ伸ばし困難)示談案30万 → 解決額1192万(39倍)
- 後遺障害等級認定
- 慰謝料・損害賠償
- 人身事故
-
駐車場の逆突事故(物損)で,控訴審で逆転判決を得た事例
- 過失割合
- 慰謝料・損害賠償
- 物損事故
-
(むち打ち14級)提示額174万 → 解決額330万(裁判外で示談)2018.7
- 慰謝料・損害賠償
- 人身事故
-
(自転車事故) 567万円増額した事例
- 後遺障害等級認定
- 慰謝料・損害賠償
- 人身事故
-
(顔の傷跡)労働能力喪失率35% × 67歳までの満額の賠償が得られた事案 2019
- 慰謝料・損害賠償
- 人身事故
-
(高次脳機能障害1級)訴訟での被告提示額約8,390万 → 解決額1億4380万 (約6,000万増額)
- 慰謝料・損害賠償
- 人身事故
交通事故の解決事例 1
(肩脱臼骨折)提示額30万 → 解決額1511万(50.3倍)2018.12
- 後遺障害等級認定
- 慰謝料・損害賠償
- 人身事故
相談前
保険会社からの事前の提示額は30万円でした。事故による怪我でなく、運動による既往症ではないかと主張されていました。
相談後
治療経過や後遺障害診断書を精査し、医師の協力も得て、適正な後遺障害等級認定を得ることが出来ました。その後、裁判でも争われましたが、結果としては、保険会社からの事前提示額を大きく上回る賠償を受けました。
交通事故の解決事例 2
(脊髄損傷)提示額1618万→解決額4000万(2.47倍)2018.12
- 過失割合
- 慰謝料・損害賠償
- 人身事故
相談前
保険会社は、①事故には被害者にも落ち度があるという主張(過失相殺)、②「現在就労できている」との理由で将来の収入の保証額を減額する主張をしていました。
被害者は自動車で直進していました。交差点にさしかかったところ,対向車がいきなり右折してきて被害者の車と衝突しました。いわゆる右直事故(右折車と直進車の事故)です。
いきなりの右折であったため,被害者は相手の車を避けようがなく,自分には過失(落ち度)がないとの認識でした。
これに対し,加害者および保険会社は,「別冊判例タイムズによれば被害者にも2割の過失が認められる」と主張していました。そこで,過失割合が適正かどうかを念のために確認するためにご来所いただきました。
また、保険会社は、現実の減収がなければ「損害」がないのだから、将来の収入の補償は受けられないと主張していました。
相談後
裁判の結果、①被害者には過失はない、②将来の収入の補償、③後遺障害には該当しないものの被害者に遺ってしまった障害について慰謝料の増額が認められました。
○過失割合について
①示談交渉
事件現場に赴き,事件現場の写真を多数撮影しました。
刑事の裁判記録につき,取り寄せられるものを全て取り寄せ,分析しました。
保険会社が2割の過失主張に終始したため,訴訟を提起しました。
②訴訟
事件現場の状況,刑事の裁判記録から認定できる事故の状況を主張・立証することはもちろん,本件事故がいかに特殊で危険な事故であったについて,裁判官に分かりやすく説明しました。その結果,当方の主張を全面的に認める形で「被害者には過失は全くない」との勝訴判決を頂きました。
小川 政希弁護士からのコメント

○ 過失割合
「別冊判例タイムズ」という本を参考にして認定されます。
これは,過失割合についての判断に全国的なバラツキが出ないように,東京地裁の交通部の裁判官が中心になって執筆した基準本です。
但し,事件には1つ1つ個性があります。事件現場の状況や裁判記録を詳細に検討して粘り強く交渉することで,有利な過失割合を勝ち取ることが重要です。
○ 逸失利益
後遺障害が遺ってしまった場合、将来の収入に対する補償が受けられます。
例えば、事故前に100%の力で仕事が出来ていたのに、事故によって73%の力でしか仕事が出来なくなったとします(=後遺障害12級は27%仕事がしにくくなったものと計算されます)。
その場合「当時の収入×27%×仕事が出来る期間」の仕事の補償が受けられます。
ところが、保険会社からは、実際に給料などの減収がない場合「収入が減っていないのだから将来の収入の補償は必要ない」と主張してくることがほとんどです。
このような場合でも、怪我があって、どのように仕事に支障が生じ、また、将来生じうるかを、経験のある弁護士が裁判官に証拠を出すことで立証する必要があります。
○ 後遺障害(非該当)
例えば、顔の傷跡は「10円玉以上の傷跡」か「3cm以上の線」、歯が抜けたときなら「3本以上」でなければ、自賠責の後遺障害の基準には該当せず、「治ったもの」、「なかったもの」と同様に扱われます。
しかし、10円玉以下の傷や2本の歯でも、被害者にとってみれば、辛い傷に変わりはありません。
そのため、私は、後遺障害の自賠責の基準に達しない怪我についても、依頼者の方とご相談のうえ、できるだけ慰謝料の増額を請求したいと考えています。
交通事故の解決事例 3
保険会社(支払拒絶)から,訴訟提起して合計1707万円の賠償金を得た事例
- 後遺障害等級認定
- 慰謝料・損害賠償
- 人身事故
相談前
Cさん(主婦)は,車で停止していたところ,追突されました。
治療しても,肩が挙がりにくい状態が続きました。
未だ治療中であったのに,保険会社から治療費を打ち切るとの連絡がありました。
そこで,Cさんは今後の進行について相談するために,来所されました。
相談後
①Cさんの症状および主治医の意見を確認したところ治療を続けるべきとの意見でした。②弁護士による等級認定申請
症状固定後(リハビリ完了後),後遺障害の等級認定に必要な資料・諸検査につきアドバイスさせて頂き,後遺障害等級認定を行ったところ,腱板断裂後の機能障害(10級10号)が認定されました。
③示談交渉
保険会社は,「肩が挙がりにくいのは年齢によるもので,事故によるものではない」と主張し,支払を拒絶しました。
④訴訟(第一審)
保険会社は,いわゆる顧問医の意見書を出すなどして争ってきました。
当方も,事件記録や医療記録を丹念に検討し,反論しました。
当方の主張通りの判決をいただきました。
⑤訴訟(第二審)
保険会社は,顧問医の追加意見書を出すなどして争ってきました。
当方も,事件記録や医療記録を丹念に検討し,追加の反論をしました。
結果として,当方の主張を全面的に認める形での和解をしました。
小川 政希弁護士からのコメント

保険会社が支払拒絶をしているからといって諦める必要はありません。
肩の腱板断裂の他にも,脊柱体幹骨変形・ヘルニアなど,加齢変化が問題になるケースでは保険会社は事故との因果関係を争ってくるケースが多くあります。しかし,そのような場合でも諦めず,粘り強く交渉できる弁護士に相談することが重要です。
交通事故の解決事例 4
(手首の痛み・曲げ伸ばし困難)示談案30万 → 解決額1192万(39倍)
- 後遺障害等級認定
- 慰謝料・損害賠償
- 人身事故
相談前
被害者は,歩行中に車にはねられて横転する事故に遭いました。
治療後,保険会社から示談案の提示がありました。
なお,この時点で被害者は後遺障害等級認定を受けておられませんでした。
保険会社の提示する案が適正かどうかを確認するため,来所されました。
相談後
①症状をお聞きしたところ,機能障害(12級6号),醜状障害(12級14号)が認定される可能性が十分にありました。
②弁護士による等級認定申請
後遺障害の等級認定に必要な資料・諸検査についてアドバイスして,後遺障害等級認定を行ったところ,12級が認定されました。
③異議申立
病院に医療照会を行って追加資料を取得し,異議申立を行ったところ,併合11級を獲得できました。
④訴訟
保険会社が後遺障害該当性につき争ってきたため,裁判をしました。
当方の主張通りの判決をいただきました。結果的に,保険会社からの示談案の39倍に相当する賠償金を得ることができました。
小川 政希弁護士からのコメント

○ 示談案のチェック
示談案が適正か否かは,後遺障害の等級が適正か否かに左右されます。
示談書にサインをしてしまう前に,後遺障害の知識のある弁護士に相談することが重要です。異議申立の実績がどの程度あるかは,その一つの目安になります。
交通事故の解決事例 5
駐車場の逆突事故(物損)で,控訴審で逆転判決を得た事例
- 過失割合
- 慰謝料・損害賠償
- 物損事故
相談前
被害者は駐車場で停止中,逆突事故に遭いました。
なお,逆突事故とは,前の車がバックしてきて,こちらの車の前方部分にぶつかる事故のことです。
被害者の車には,ドライブレコーダーがありませんでした。
また,駐車場には目撃者もいませんでした。
加害者および保険会社は「そちらが追突してきた事故である。逆突事故ではない」と主張して譲りませんでした。
被害者は,修理代金は約7万円と大きな金額ではなかったので泣き寝入りしようかとも考えましたが,自分が加害者であるかのように言われることに納得できず,来所されました。
相談後
① 資料収集
事件現場に赴き,事件現場の写真を多数撮影しました。
物件事故報告書(物損事故で警察官が作成する書類)を取り寄せることはもちろんのこと,当該警察官から直接事情を聞きました。
② 第一審
保険会社は,いわゆるアジャスターの意見書(事故が追突によるものではないかとする意見書)を提出するなどして全面的に争ってきました。
当方も,物件事故報告書を作成した警察官に法廷で証人尋問を行って頂くなどして反論しました。
しかし,第一審では,裁判所はアジャスターの意見書を丸写しする形で,事故は被害者よる追突事故であるとの当方敗訴の判決を出しました。
③ 第二審
再度,事件現場に赴き,追加の資料を提出しました。アジャスターの意見書に穴があることを裁判官に分かりやすく伝えました。
その結果,逆突であることを認める勝訴判決を得ることができました。長い戦いとなりましたが,被害者の悔しい気持ちを晴らすことが出来ました。
小川 政希弁護士からのコメント

逆突か追突かは,過失が争われる事件の中でも,難しい事案の一つです。しかし,そのような場合でも諦めず,粘り強く交渉できる弁護士に相談することが重要です。
交通事故の解決事例 6
(むち打ち14級)提示額174万 → 解決額330万(裁判外で示談)2018.7
- 慰謝料・損害賠償
- 人身事故
相談前
保険会社から示談案が出た段階で、示談案が正しいのかどうか確認するために、相談にお越し頂きました。
相談後
被害者はパートをしながら主婦業をしておられました(兼業主婦)。
示談案を確認したところ、休業損害、通院慰謝料を増額できる余地がありました。
そのため、治療経過や治療中の生活状況を確認し、増額交渉を行いました。
小川 政希弁護士からのコメント

○ 休業損害
専業主婦の方や兼業主婦の方も、休業損害が発生します。
休業損害の額が適正かどうか、よく確認する必要があります。
また、弁護士に依頼している場合でも、その計算額が適正であるか、よく確認する必要があります。例えば、主婦の方で平成27年以降の事故で日額1万円を下回る請求をしている場合には計算方法が誤っている可能性があります。
○ 通院慰謝料
通院慰謝料も弁護士が代わりに交渉することで、増額することがほとんどです。
交通事故の解決事例 7
(自転車事故) 567万円増額した事例
- 後遺障害等級認定
- 慰謝料・損害賠償
- 人身事故
相談前
被害者(兵庫県内の主婦)は,自転車で移動中,車に衝突されました。
治療後,保険会社から示談案の提示がありました。
なお,被害者の事故は,「自転車」事故であるため,「自動車」賠償責任保険の等級認定を受けておられませんでした。被害者は,保険会社の提示する案(神経症状の12級13号相当を前提とする示談案・逸失利益なし)にサインをしようかと思いましたが,適正かどうかを念のために確認するため,来所されました。
相談後
①被害者の治療後の症状をお聞きしたところ,神経症状のほか,下肢機能障害(12級7号),醜状障害(12級14号)に相当する可能性も十分にありました。そのため,上記症状を裏付ける追加の診断書を取得して頂きました。
② 示談交渉
後遺障害等級につき,追加の医証をもとに交渉しました。
逸失利益につき,主婦の場合も当然に発生すること(最高裁昭和49年7月19日判決)を前提に交渉しました。
結果として,裁判をすることなく,相談後3ヶ月で当初の示談案の約3.4倍の賠償金を得られました。もし被害者が「大手保険会社からの示談案だから間違いがないだろう」とサインをしてしまっていたら,567万円分の賠償金を受け取れなくなってしまうところでした。
小川 政希弁護士からのコメント

○ 自転車事故の特殊性
自転車事故の場合,自賠責の後遺障害等級認定が使えません。そのため,被害者側が自らの症状が何級「相当」かどうかを,弁護士が自ら主張・立証していく必要があります。
但し,後遺障害の種類は130種類以上もあります。医師は治療についての知識はありますが,治療しきれなかったことを表す後遺障害診断書の作成や検査についての法的知識はありません。
どの後遺障害を受けられる可能性があるか,そのために必要な検査は何かについて知識のある弁護士に相談することが重要です。
交通事故の解決事例 8
(顔の傷跡)労働能力喪失率35% × 67歳までの満額の賠償が得られた事案 2019
- 慰謝料・損害賠償
- 人身事故
相談前
顔の傷跡は、被害者にとって大きな問題です。もっとも、保険会社は「顔で仕事をするものではない」との理屈で、たとえ後遺障害が残っても仕事には影響を与えないと主張してきます。本件もそのような主張をされていました。
相談後
立証を工夫することで、
労働能力喪失率35% × 67歳までの満額の賠償が得られました。
以下に述べるように、全国的にみても良い割合で賠償金が得られた事案だと思います。
小川 政希弁護士からのコメント

裁判では、①慰謝料を100万~200万円程度増額する、②自賠責の基(9級:35%、12級:14%、14級:5%)よりも低い割合、もしくは短い期間(67歳まででなく10年間とするなど)で計算される傾向にあると言われており、これは全国的に共通です。
本件では、立証に工夫をすることで、
9級の喪失率35% × 67歳の満額(逸失利益1500万円超)
で賠償を得られました
(少しマニアックな話で伝わりにくい論点ですが「外貌醜状 逸失利益」等で検索してて実績を比較して頂ければ分かりやすいと思います)。
すべての事案で認められるものではありませんが、
個別の事案の個性に着目して立証することが重要です。
交通事故の解決事例 9
(高次脳機能障害1級)訴訟での被告提示額約8,390万 → 解決額1億4380万 (約6,000万増額)
- 慰謝料・損害賠償
- 人身事故
相談前
ご家族からご相談を受けました。保険会社が「被害者にも過失がある」と主張し、治療費の対応をしませんでした。
相談後
ご家族に代わって各種の手続を行いました。
(労災・自賠責・年金・病院関係・利用できる諸手続の申請・ご本人の治療費等の支払・財産管理のための裁判所の手続(成年後見申立)等)
その後、裁判で、将来介護費を含めて、適正な過失割合で、
適正額の賠償金を受け取ることが出来ました。
小川 政希弁護士からのコメント

高次脳機能障害は特に専門性が髙く、弁護士の経験によって差が出る障害です。
なお、私は大手事務所と違って全国対応はしていません。
担当医や医療・福祉関係者を含む現場と蜜に連携し、裁判官に被害者の方の生活状況を適時適切に伝えて行くため、受任するエリアを絞っております。
借金・債務整理
分野を変更するご来所での相談料も無料
マイホームを残したい方の解決実績多数

事務所1階に駐車場完備
借金・債務整理の詳細分野
依頼内容
- 自己破産
- 過払い金請求
- ヤミ金対応
- 任意整理
- 個人再生
対応体制
- 24時間予約受付
-
女性スタッフ在籍
事務所内に女性弁護士または女性スタッフが在籍しております。
- 休日相談可
-
夜間相談可
「18時以降」を夜間としています。事務所によっては「22時まで」や「平日のみ」などの制限がある場合がございます。
- 電話相談可
お支払い方法
-
法テラス利用可
法テラスの「民事法律扶助制度」や日弁連の「委託援助制度」が利用できます。これらは、経済的に余裕がない方が法的トラブルにあったときに、無料法律相談や、弁護士費用の立替えなどの援助を受けられる制度です。※援助を受けるためには、一定の条件を満たす必要があります。詳しくは、担当弁護士もしくは法テラスまでご確認ください。
-
初回相談無料
弁護士によっては初回30分や電話相談のみなど、制限がある場合がございます。
- 分割払いあり
- 後払いあり
【特徴】
1.個人再生の申立ての経験が豊富です。
→ 住宅特別条項付きの個人再生の申立ての経験も豊富です。
2.会社の破産申立ての経験も豊富です。
→ 早期にご相談頂くことで、事業を維持できる可能性があります
3.裁判所から選任される破産管財人としても9年活動しております。
→ 裁判所や管財人が何に着目するのかも踏まえて、スムーズな申立をすることができます。
【費用について】以下の無料相談を実施しています
1.電話無料相談
2.メール無料相談
3.事務所での無料相談
【特に力を入れている案件】
・個人再生(住宅特別条項付きの個人再生の申立ても対応可能)
・破産申立・任意整理
・新しい手続である経営者保証ガイドラインを利用した債務整理のご相談も承ります
http://www.chusho.meti.go.jp/kinyu/keieihosyou/2018/180412keiei1.pdf
【このようなときはご相談ください】
・自宅だけでは何とか残して借金の整理をしたい。
・借金の原因に浪費があり、破産できないと言われた
・毎月の返済額が大きく、返済が困難である
・自宅が競売になったが,それでも多額の債務が残っており返済できない。
【安心のサポート体制】
・再生・破産・任意整理(通常の任意整理)・経営者保証ガイドラインを利用した任意整理のうち,どの手続がご依頼者にとって最善なのか,納得がいくまで話し合って手続選択をして頂いています。
・相談室は完全個室となっており,プライバシーが確保されています。
【事務所へのアクセス】
JR姫路駅から徒歩11分
借金・債務整理の料金表
分野を変更する項目 | 費用・内容説明 |
---|---|
相談料 | 無料 |
着手金 | HPをご参照下さい。 http://債務解決.jp/cost.php |
報酬金 | HPをご参照下さい。 http://債務解決.jp/cost.php |
借金・債務整理の解決事例(1件)
分野を変更する借金・債務整理の解決事例 1
負債3105万円→返済総額310万円(負債の90%を圧縮)
- 個人再生
相談前
負債が3105万円あり、毎月相当な金額を返済していらっしゃいました。
破産するには免責の観点から問題がありました。
相談後
負債や資産の状況、収入の状況を裁判所に丁寧に説明して、
返済総額を310万円とする計画案を裁判所に認めてもらいました、
(借金のうち90%をカット)。
月々の返済額についても特別の事情があることを裁判所に説明し、
5年(利息なしで60回払い)としてもらいました。
これによって、
①初回返済額:11.6万円
②2回~59回目:月50,500円
③60回目:月6万
と余裕のある返済計画で借金を返済することができました。
小川 政希弁護士からのコメント

再生手続を利用することで、借金の額を大幅に減額できました。
借金の整理は,相談者の方の生活状況,将来のライフプラン,借入の原因等に応じて,最適な手続を選択することが最も重要です。
そこで,私は,債務整理のご相談を無料としてじっくりとお話を聞き,相談者の方に最適な手続をご提案しています。
所属事務所情報
-
地図を印刷する
- 所属事務所
- STREAM法律事務所
- 所在地
- 〒670-0961
兵庫県 姫路市南畝町1-4 - 最寄り駅
- JR姫路駅
- 交通アクセス
- 駐車場あり
- 受付時間
-
- 平日07:30 - 20:45
- 土曜09:30 - 17:30
- 定休日
- 日,祝
- 備考
- 交通事故(被害者側)・借金はメール・電話・ご来所相談が無料です。<メール相談>「メールで問合せ」→「相談内容」→以下の内容をご記入下さい。【事故】①事故日・②状況(治療中か否か)③ご相談内容 ④弁護士費用特約の有無【借金】①借金総額(住宅ローン除く)②借入件数③ご職業(会社員・自営業等)④月収⑤ご相談内容 <電話相談>まず相談日時を調整させて頂きます<ご来所相談>姫路駅徒歩3分。駐車場あり
- 対応地域
-
関西
- 兵庫
- 設備
-
- 完全個室で相談
所属事務所の取扱分野
- 注力分野
-
- 借金
- 交通事故
- 取扱分野
-
- 借金
- 交通事故
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- 交通アクセス
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- 完全個室で相談
小川 政希弁護士からのコメント
肩の後遺障害は、保険会社から特に争われやすい部位です。また、シートベルトで圧迫され腱板断裂が生じた場合でも、野球肩や四十肩という用語があるように、事故ではなく、生活習慣や年齢が原因ではないかと、不当に主張されることがあります。
適正な後遺障害等級認定を得るためには、専門的な知識のある弁護士に、早い段階から相談することが重要です。