神戸で頑張る中小企業やベンチャー企業を支援 依頼者目線に立った「わかりやすい説明」がモットー
法律の奥深さ、面白さに触れた学生時代
ーー弁護士を目指したきっかけや理由を教えてください。
高校生の頃に、進路相談の一環として様々な職業のOBから話を聞く機会があったんです。そのなかに弁護士のOBがいて話を聞きに行ったところ、内容がとても興味深くて。世の中で起きている様々なトラブルについて、法律的にはどのように考えられるのか、どういう解決ができるのか、理路整然と説明してくれました。
このとき聞いた話はかなり印象に残りました。もともと、「将来は人のためになる仕事がしたい」と思っていたこともあり、弁護士はトラブル解決のために具体的に役立てる仕事なんだ、と魅力を感じましたね。
大学に進学して法律を学び始めてから、その奥深さ、面白さに目覚めました。個々のトラブルのケースに沿って、「Aさん側はどのような主張をすべきか」「Aさんの主張に対して、Bさん側はどう反論できるか」と当事者それぞれの立場で考えることで、トラブル解決のためにどうやって法律を使うのかイメージが持てるようになりました。
「弁護士がトラブルに介入して解決できるのは、法律の使い方がよくわかっているからだ」「もっと専門的に法律を勉強して、弁護士を目指したい」と思い、大学2年生から司法試験予備校に通い始めました。
ーー学生時代に熱中していたことはありますか。
中学・高校はバスケ部のキャプテンで、部活に打ち込んでいました。中学のときは生徒会にも所属していました。先頭に立ってみんなを引っ張ることがわりと好きなタイプでしたね。
大学時代はバスケとスキーのサークルに入っていましたが、予備校に通い始めてからは足が遠のいてしまいました。ただ、勉強ばかりしていたかというとそうでもなくて、バイトは3つくらい掛け持ちしていましたし、友達と飲み歩いたりもして、学生生活を楽しんでいました。
企業の発展を法律面から支えたい
ーー注力分野と、その分野に注力している理由を教えてください。
今注力しているのは、中小企業とベンチャー企業のサポートです。
私の事務所がある神戸市は企業誘致やスタートアップ支援に力を入れていて、他の地域から移転してきた企業やベンチャー企業が多くあります。
弁護士として、地元で長く経営している中小企業はもちろん、新たに神戸で活躍しようと頑張っている企業を法律面でサポートし、発展するための一助になれればと考えています。
中小企業やベンチャー企業のなかには、就業規則を定めていないところや、定めていても内容が不十分なところが少なくありません。人手が足りないために社内のシステムが整備できていない企業もあります。そのような抜け漏れが原因で従業員とのトラブルが起こるケースも多いので、私たちが入って制度設計から一緒に考えたりすることもあります。
会社側の労働法務にも力を入れています。解雇や残業代など様々な問題に対して、企業の視点に立ち、最適な解決策を提案しています。
企業からの相談のほか、離婚や相続、交通事故など個人の方からの相談も多く受けています。
ーー仕事をするうえで心がけていることを教えてください。
企業と個人、どちらの案件を手がけるときにも心がけているのは、依頼者に対してわかりやすく説明することです。「その方が今、どのような状況に置かれているのか」「解決のためにどういう方向で進めていくのか」といった解決までの道筋をしっかり理解してもらえるように丁寧に説明することを大切にしています。
法律の話は複雑だと思われがちですが、依頼者の悩みに当てはめて具体的に考えれば、それほど難しいことはありません。
トラブル解決のために弁護士がどのようなサービスを提供できるのか、弁護士が入るメリットは何か。依頼者が具体的にイメージできるように、専門用語を使わずかみ砕いてお伝えします。実際に、「説明がわかりやすかった」と言ってもらえることは多いですね。
ーー弁護士として活動してきたなかで、印象に残っているエピソードを教えてください。
一番印象に残っているのは、弁護士1年目のときに手がけた案件です。
複雑な案件で交渉がなかなかまとまらず、最終的には裁判で争うことになりました。少しでも早く解決できるよう必死で対応した結果、短期決戦で、かつ、依頼者に満足してもらえる結果を出すことができました。
事件終了後に、依頼者が泣いて喜んでくれた姿は忘れられません。「1年目でもこんなに感謝してもらえる仕事ができるんだ」と実感しました。
今まで依頼者に感謝されたことは何度もありますが、やはり1年目のこの経験は特別な思い出として印象に残っています。
ーープライベートについても伺います。休日の過ごし方を教えてください。
休日はジムでトレーニングしていることが多いです。仕事が忙しくてなかなか運動できず、体型的に「このままじゃまずいな」と思って通い始めました。
筋トレや有酸素運動をするようになって、かなり体型が変わりましたね。変化が目に見えるとモチベーションも上がって、継続的にトレーニングするようになりました。身体を鍛えて汗を流すと、心もスッキリして気持ちいいんです。
午前中はジムに行き、午後は読書や映画を楽しんで、夜はお取り寄せしたお酒や美味しいご飯を味わう。そんなふうにゆっくり過ごしています。
目標は「神戸で一番の法律事務所」
ーー今後の展望をお聞かせください。
神戸法律事務所の所長を務めて、4年目となりました。現在、弁護士は私を含めて4人在籍しており、この先もメンバーが増える予定です。
事務所が順調に成長できているのも、1つ1つの案件に丁寧に取り組んできたからこそです。かつての依頼者が別の依頼者を紹介してくれるといういい流れができているので、この流れのまま事務所を成長させつつ、リーガルサービスの質は落とさずに、神戸で一番の法律事務所を目指そうと考えています。
ーートラブルを抱えて悩んでいる方へ、メッセージをお願いします。
「自分の悩みは法律トラブルなのか」「弁護士に相談すべきことなのか」と難しく考えずに、悩みがあればどのようなことでも、一度弁護士に話してみてください。
悩みの内容によっては、家族や友達に相談しにくいこともあるでしょう。誰にも言えなかった、誰に相談しても解決しなかった…。そのような悩みも、弁護士という、法律の専門家であり交渉のプロでもある人間に相談することによって、解決策が見つかる可能性は十分にあります。
困っていることに対してどのような解決策があるのか、気軽に相談できる立場にあるのが弁護士です。相談したからといって、必ず依頼しなければならないわけではありません。弁護士に対して敷居を高く感じずに、気軽に相談してもらえれば嬉しいです。