犯罪・刑事事件の解決事例
- 加害者
- 暴行・傷害
脅迫等により有罪判決を受け,その執行猶予中に傷害により起訴されたが,再度,執行猶予付き判決を得た事例
この事例の依頼主
男性
相談前の状況 相談者は,脅迫と窃盗につき有罪判決を受け,執行猶予中でしたが,傷害罪により起訴され,実刑になる可能性が非常に高い事案でした。
解決への流れ
執行猶予中の相談者の真面目な生活ぶりや,執行猶予判決を受ける際に裁判所にて約束したことを守り続けてきたこと等,相談者に有利な事情を積極的に主張しました。
また,本件は,複数人で被害者を暴行して傷害を負わせたという事案であったところ,検察官の主張する暴行の態様を争い,相談者の暴行の関与は,積極的とまでは言えないと主張しました。
その結果,相談者の生活態度やこちらの主張する暴行の態様が認められ,再度,執行猶予判決を得ることができました。
大室 直也 弁護士からのコメント
刑事弁護においては,被告人に有利な事情を弁護人が積極的に調査し,裁判所にアピールすることが重要です。
警察や検察が収集した資料を精査するだけでは足りず,警察や検察が調べていないことを丹念に調査し,証拠化して裁判所に提出することが肝要なのです。
また,検察の主張を争うにもポイントがあります。
例えば,被告人質問(被告人に対する証人尋問のようなもの)において,被告人に有利な話のみをさせるのではなく,場合によっては不利なことをしゃべらせることによって,被告人の証言に真実味を出させることなどです。
この事例では,種々の作戦が功を奏し,執行猶予中に再度の執行猶予という,なかなか得難い結果を得られたものです。
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