離婚・男女問題の解決事例
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宗教に多額のお金を注ぎ込んでいた妻と熟年離婚した夫のケース

60代 男性
この事例の依頼主 60代 男性

相談前の状況 依頼者の夫は、妻と結婚して約40年寄り添っていましたが、妻が新興宗教のようなものに入れ込んでしまい、多額のお金を使っていました。当初は妻に対する愛情や感謝もあり、離婚は考えてもいませんでしたが、それが長く続くうちに愛情も冷め、いつしか夫婦関係も冷え切っていきました。そのような状態に耐えきれず、どうにか離婚ができないかと考え、弁護士に相談をしました。なお、夫婦の財産としては、まとまった預貯金やその他の財産もほとんどありませんでした。

解決への流れ まず私から、妻に対してお手紙を出し、離婚について話をしたいと伝えました。そして、一度ご自宅の近くで会ってお話しすることとなりましたが、今さら離婚ということになっても、今後の生活をどうしたらいいかが分からないとのことで、離婚には応じてもらえませんでした。経済面については妻に譲歩をした条件を検討できると伝えてみましたが、話し合いでは応じてもらえなかったため、離婚調停を申し立てました。すると、妻にも弁護士がつきました。調停の中で、当面の生活費を毎月支払うことについて検討するという提案を再度しました。結果的には、裁判所や相手方弁護士の説得もあり、毎月の支払いではなく、一括して100万円を支払う形で離婚をすることができました(100万円は親戚から借りて用立てました。)。解決にかかった時間は3か月程度でスピード解決となりました。

橋本 誠太郎 弁護士 橋本 誠太郎 弁護士からのコメント 宗教に多額のお金をつぎ込んでいたことが、夫としては主な離婚したい理由でしたが、そこを強く相手方に主張をしても、感情的に対立するだけで紛争が激化すると考えられます(また、立証も難しく、信教の自由もあるため、あまりそこを主張しても得策ではないと考えられました。)。依頼者は、早期の離婚を希望をしていましたので、多少の譲歩をしてでも離婚を優先することにしました。そこで、妻が離婚を嫌がる理由を分析して、そこに対する手当をしたことで、結果的には最小限の金銭の支払いで離婚の合意ができました。依頼者が気持ちとしては主張したいということもあるとは思いますが、その事案からしてその主張をすることが本当に良いのかを検討してその主張はしないこととし、よりよい解決方法を提案できたことにより、結果として依頼者が望む結果を早く出せたケースでした。

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