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企業と「LGBT」就活生、初の大規模交流イベント グローバル化で多様性に理解
「RAINBOW CROSSING TOKYO」の告知ページ

企業と「LGBT」就活生、初の大規模交流イベント グローバル化で多様性に理解

LGBT など性的マイノリティーの就活生らと企業が交流するワークエキスポ「RAINBOW CROSSING TOKYO」(主催:NPO法人ReBit)が10月8日、東京都港区のベルサール三田で開かれる。主催者によると、LGBTの就活生と複数の企業が一堂に会する大規模イベントは初めて。参加無料だが、事前申込が必要。

性的マイノリティーは全人口の7.6%いるといわれる(「電通ダイバーシティ・ラボ」2015年調査)。しかし、周囲に打ち明けている人は少なく、あまり可視化されていない。

ReBitによると、性的マイノリティーの就活生は3万人以上いるとみられるが、希望する企業に理解があるかどうかなど、不安を抱えている人が多いという。イベントを通じ、就活生と企業の相互理解を深め、「自分らしく」働ける社会の実現につなげることがねらいだ。

参加企業はグーグルや野村證券、NTTグループなど、従業員のダイバーシティー(多様性)推進に取り組む12社・団体。各企業が実践しているLGBT向けの施策を紹介したり、個別ブースで学生たちと意見を交わしたりする。LGBTであることを公表して働く社会人の講演などもある。

主催するReBitの担当者は「たった1日で、多様な職場と、多様な働き方に出会えます」とイベントをPRする。同時に「性的マイノリティーの同僚が自分らしくはたらける職場をつくるために勉強したい、というアライ(理解者)の方には特にぜひ参加していただきたいです」と参加者の多様化も希望している。

【参加12企業・団体】

日本電気(NEC)、グーグル、野村證券、ギャップジャパン、ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス、NTTグループ、アクセンチュア、日本航空(JAL)、資生堂、LITALICO、日本アイ・ビー・エム、LGBTファイナンス(金融関係企業のグループ)

(弁護士ドットコムニュース)

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