新型コロナウイルスの感染拡大は、さまざまなところに影響を及ぼしている。では、不倫はどうだろうか。たとえば、不倫カップルが逢瀬を重ねる回数も減っているのではないだろうか。そんな疑問から、不倫調査にくわしい探偵に聞いた。
●外出する口実が減っている
新型コロナの影響で、リモートワークを導入している企業が増えており、通勤せずに在宅勤務している人も少なくない。
また、イベントや飲み会も自粛ムードがあり、配偶者に「飲み会に行ってくる」などと言えば、「え、本当?」と不審がられるかもしれない。
このように外出する口実がないため、「不倫の自粛」も広がっているのではないだろうか。こんなふうに考えたわけだ。
●「現時点ではない」
しかし、総合探偵社SKYの山木陽介さんは「私の実感として、少なくとも現時点で、『不倫の自粛』はありません」と話す。
「世の中の時勢として、外出しづらくなっているかもしれませんが、不倫は、本能・欲望に根付くものです。
不倫相手に『コロナだから会えない』と言うわけがないし、不倫相手から『会いたい』と言われたら、どんな状況でも、理由をつくって、会いに行くんじゃないでしょうか。
むしろ、『こんな大変なときだからこそ、一緒にいてよ』とさえ言われるかもしれません」(山木さん)
つまり、不倫カップルたちはこのご時世でも「濃厚接触」をつづけている可能性があるということだ。