契約書の記載方法について
【相談の背景】
旧契約
甲会社(当社)と乙会社は、期限6月30日までの共同開発契約(旧契約)があります
・乙は甲の要求を満たす新しい材料Aの開発・製造
・甲は乙の新しい材料を使用した製品Bの開発・製造
・丙会社は乙の委託先(委託先と明記)
・知的財産権(主に特許)は、材料Aの特許権は乙、製品Bの特許権は甲に単独帰属(それ以外の場合は共有)
・特許権の取扱いは、共有の特許権を実施する場合に事前通知を必要な点のみ特許法と異なる
・契約終了後、3年間の存続義務(秘密保持、知的財産権等が存続)
現状
乙が丙を完全子会社にしたため、甲・乙・丙の3者間で始期7月1日との新しい共同開発契約(新契約)を締結する予定です
・甲と丙が共同開発の主体
・乙は丙のアドバイザーの役割に変更する。
・契約書の主体は甲び丙になる。例えば、「甲社及び丙社は〇〇する」の記載になり、乙は基本的に主語にならない
・新契約の内容は、基本的に、旧契約の内容を踏襲する。変更部分は乙と丙の役割の記載等
甲の要望
旧契約の終了により乙社は旧契約の3年間の存続義務しか負わないことになります。しかし、3年では物足りないため、新契約が続く限りは旧契約上の義務が存続する効力を規定したいです。
なお、新契約後に乙が丙から受領する情報は、新契約の秘密保持義務を負いますので問題ないと思いますが、危惧すべき点があればご教授頂けると幸いです。
【質問1】
新契約の契約書の前文(頭書き)に「旧契約に継続する契約として新契約を締結する」と記載すれば、甲の要望は満たされますか
【質問2】
新契約の契約書の条文で「旧契約の効力は新契約の期間も存続する」や、「旧契約は新契約に統合される」、「旧契約での義務は新契約の規定に従う」と記載すれば、甲の要望は満たされますか
【質問3】
甲の要望を満たすような条文の記載例はありますでしょうか(前文・頭書きの方法が良い場合は、そちらの記載例をご教授いただきたいです)