遺産相続の解決事例
  • 遺産分割

担保に入っていた不動産を失わずに済んだ事案

 女性
この事例の依頼主 女性

相談前の状況 亡き夫が,生前に,自宅不動産を担保に入れて借り入れをし,支払いを残したまま亡くなりました。相続人である妻は,自宅不動産にそのまま居住し続けたかったのですが,そのためには,他の相続人(子ら)から署名捺印や印鑑登録証明書を取り付けて,所有者や借入れ金の支払者の変更について,了承を得る必要がありました。しかし,一人の相続人とどうしても連絡がとれず,金融機関からは担保不動産を実行する旨予告されていました。

解決への流れ 依頼を受け,直ぐに,一人の相続人に文書により連絡をとりましたが,連絡に応じてくれませんでした。長年音信不通だったため,そもそも居住しているか,相続についてどう考えているのか,全く分からない状態でした。そこで,当職が,その相続人のいる現地住所に赴き,面会はできなかったものの,郵便受けに,来訪したことや困っていることなどを書き残した文書を入れ,協力を求めました。後日,幸いにして,その相続人の一人から協力を取り付けることができることになり,依頼者は,担保に入っていた不動産を失わず,住み続けることができました。

柴田 将人 弁護士 柴田 将人 弁護士からのコメント 遠隔地でしたが,現地に赴いて,思いや趣旨を伝えたことが解決に繋がったと思います。実際に行動してみないと,どのように解決へ向けて作用するか分からないと実感しました。依頼者さんは,住み慣れた自宅を失わず住み続けることができることになり,とても感謝しておられました。

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