
本田 隆慎 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
私自身、高校のころは理系クラスに所属しており、エンジニアなどのスペシャリストになりたいと考えていました。しかし、特定の分野のスペシャリストになりたいという思いと同時に、いろいろな分野にも興味があったので、法律という専門分野のスペシャリストであると同時に、事件を通じて、経営、工学、IT、医学などさまざまな分野に関わるジェネラリストになりたいと考えました。
今までの経験と現在の仕事内容
現在している仕事は、交通事故関係の裁判や相談などが6割くらい、残りが企業関係の裁判や契約書のチェックなどです。中小企業が大企業と契約を結ぶ際に中小企業にとって不利なものでないかチェックしています。
また、交通事故の仕事をするためには、法律だけではなく、医学の知識も必須となってきます。また、事務所の顧問先にIT企業が多いため、ITに関する知識も必須です。これらについて、今後もさらに勉強していく必要性を感じています。
弁護士としての信条・ポリシー
とにかく、わからないこと、少しでも気になったことがあれば、すぐに調べるということを心がけています。調べる能力をフルに活用して依頼者の方に最善を尽くせるようにしています。弁護士も、法律について何でもわかっているわけではなく、わからないこともあるわけであって、そこをたんねんに調査・検討すれば、経験したことの無い分野の仕事であっても、依頼者にとって最善の仕事ができるのではないかと考えています。
関心のある分野
今後増加してくることが予測される、労務や、ITに関する著作権の分野です。特にITの分野はいまだ法律が未整備であったり判例が十分でなかったりと、法化されていなくて、ITに法律が追いついていないのが現状です。大きな開拓の余地が残されている分野であると考えています。興味もありますし、好きなので今後積極的に取り組んで行きたいと思っています。