記事一覧

  • 法学未修者があげた「良くなかった」授業 「学説中心で判例をほとんど教えない」「速すぎて追いつけない」

    「法学未修者教育に関するシンポジウム」(主催:日本弁護士連合会、共催:法科大学院協会)が6月19日、オンラインで開催された。 シンポでは、法科大学院協会と日弁連が2020年秋に立ち上げた「未修者教育プロジェクト」が、若手弁護士を中心とした未修者コース修了者17人と、実際に法科大学院で未修者教育にあたる4人の教員に対して3〜4月にヒアリングした調査結果の報告などがおこなわれた。 1回目は、「未修者教育プロジェクト」の調査結果について紹介する。 ※写真はイメージです(Greyscale / PIXTA)

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    法学未修者があげた「良くなかった」授業 「学説中心で判例をほとんど教えない」「速すぎて追いつけない」
  • 弁護士を取り巻く非弁提携の実態と弁護士会の取り組み 日本弁護士連合会 業際・非弁・非弁提携問題等対策本部 事務局長 柴垣明彦弁護士インタビュー

    広告会社との非弁提携が疑われている東京ミネルヴァ法律事務所(第一東京弁護士会)の破産手続開始が、2020年6月24日に決定してから1年が経過した。弁護士を取り巻く非弁提携の現状や、日本弁護士連合会、弁護士会による取り組み、東京ミネルヴァ破綻の影響などを、他士業との業務範囲の問題や非弁問題などについて議論する日弁連の業際・非弁・非弁提携問題等対策本部事務局長などを務める柴垣明彦弁護士に聞いた(インタビュー日:2020年4月20日)。 (弁護士ドットコムタイムズVol.59<2021年6月発行>より)

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    弁護士を取り巻く非弁提携の実態と弁護士会の取り組み 日本弁護士連合会 業際・非弁・非弁提携問題等対策本部 事務局長 柴垣明彦弁護士インタビュー
  • 東京ミネルヴァ解散から1年、破産の経緯を振り返る

    CMや説明会を全国的に展開し、債務整理案件を中心に扱っていた東京ミネルヴァ法律事務所(第一東京弁護士会)の破産手続開始が2020年6月24日に決定してから1年が経過した。破産管財人が債権者集会に提出した資料などから、東京ミネルヴァが弁護士法人としては過去最大規模となる約51億円の負債を抱えて破産した経緯や、現状を紹介する。 (弁護士ドットコムタイムズVol.59<2021年6月発行>より)

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    東京ミネルヴァ解散から1年、破産の経緯を振り返る
  • 「リーガルハイ」弁護士が選ぶドラマ1位に!脚本家・古沢良太氏インタビュー<完全版>

    「弁護士が選ぶ法曹界を描いたドラマ・漫画・映画ランキング」ドラマ部門で1位に選ばれた「リーガルハイ」シリーズ(2012年〜フジテレビ)。本作で特に注目されたのが、毒舌で偏屈な主人公・古美門研介弁護士(堺雅人)が放つ数々の名言だ。 なぜ、これまでの弁護士ドラマの主人公とは違うタイプにしたのか。「世間」や「正義」のあり方を問う古美門弁護士のセリフはどのように生まれたのか。脚本を手がけた古沢良太氏に聞いた(インタビュー日:2021年4月22日オンラインにて実施)。 ※2021年6月号の雑誌に概要版を掲載したインタビューの完全版を掲載。 ※写真は、古沢良太氏(本人提供)

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    「リーガルハイ」弁護士が選ぶドラマ1位に!脚本家・古沢良太氏インタビュー<完全版>
  • 地球温暖化対策で意見書、原発廃止など要望 日弁連

    日本弁護士連合会(日弁連)は6月18日、脱炭素化社会の実現などに向けて、再生可能エネルギーの利用拡大や、原子力発電所の廃止などを求める意見書を策定した。6月21日に内閣総理大臣や環境大臣などに郵送ずみ。

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    地球温暖化対策で意見書、原発廃止など要望 日弁連
  • 弁護士507人にアンケート 私が好きな、法曹界を描いたドラマ・漫画・映画作品

    弁護士ドットコムタイムズでは、2021年3月に会員弁護士を対象に「弁護士が選ぶ法曹界を描いたドラマ・漫画・映画ランキング」のアンケートを実施した。編集部が「法曹」「法廷」「法律事務所」を描いた作品の中から厳選した各50作品(映画のみ51作品)から、カテゴリーごとに最大5つ選択可能な方式で、507人の回答を得た。 (弁護士ドットコムタイムズVol.59<2021年6月発行>より)

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    弁護士507人にアンケート 私が好きな、法曹界を描いたドラマ・漫画・映画作品
  • 弁護士をしながら裁判官に?「非常勤任官」東京弁護士会では約1.5〜2倍の応募

    1988年から始まった弁護士任官制度。ドラマ「イチケイのカラス」の入間みちお(竹野内 豊)も弁護士から裁判官になった設定のため、法曹以外の人たちにも弁護士任官制度は知られつつある。 弁護士任官には、常勤で勤務する「常勤任官」と、弁護士としての身分をもったまま週1日、特定の曜日に裁判所に登庁する「非常勤任官」がある。非常勤任官制度は2004年、弁護士任官の促進に向けた環境整備や調停手続の充実を目的に創設された。 いずれの経験も有する河野匡志弁護士(東京弁護士会・41期)のインタビューを2回に分けてお届けする。2回目は非常勤任官と裁判官の増員について紹介する(インタビュー日:2021年6月3日、オンラインにて実施)。 ※統計などのデータは「弁護士白書(2020年版)」と日弁連の「弁護士任官Q&A」を参照した。 【写真】写真は東京家庭裁判所(Caito / PIXTA)

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    弁護士をしながら裁判官に?「非常勤任官」東京弁護士会では約1.5〜2倍の応募
  • 「イチケイのカラス」主人公も弁護士任官、経験者に聞く!広がる「思考の自由」と狭まる「居住の自由」

    1988年から始まった弁護士任官制度。ドラマ「イチケイのカラス」の入間みちお(竹野内 豊)も弁護士から裁判官になった設定のため、法曹以外の人たちにも弁護士任官制度は知られつつある。 弁護士任官には、常勤で勤務する「常勤任官」と、弁護士としての身分をもったまま週1日、特定の曜日に裁判所に登庁する「非常勤任官」がある。 いずれの経験も有する河野匡志弁護士(東京弁護士会・41期)のインタビューを2回に分けてお届けする。1回目は常勤任官の働き方や実務について紹介する(インタビュー日:2021年6月3日、オンラインにて実施)。 ※統計などのデータは「弁護士白書(2020年版)」と日弁連の「弁護士任官Q&A」を参照した。 【写真】写真はイメージです(takeuchi masato / PIXTA)

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  • 「弁護士が頑張って」死刑廃止の州も 日弁連シンポ

    「刑罰制度や死刑廃止について考えるシンポジウム」(主催・日本弁護士連合会)が4月12日、オンラインで開催された。シンポでは、死刑存置国であるアメリカの死刑制度の現状や終身刑についての報告などがおこなわれた。 【写真】左から小田清和弁護士、笹倉香奈氏(東京都内、4月12日、弁護士ドットコム撮影)

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    「弁護士が頑張って」死刑廃止の州も 日弁連シンポ
  • 20年度は19億の黒字 日弁連・定期総会

    6月11日に東京の弁護士会館で開かれた日本弁護士連合会の定期総会では、2020年度決算に関連して、19億円の黒字であったことなどが報告された。総会のオンライン開催や修習資金の貸与を受けた「谷間世代」などについての議論もあった。

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  • FAXによる選挙運動を解禁 日弁連会長選

    日本弁護士連合会(日弁連)は6月11日、東京の弁護士会館で定期総会を開催し、立候補に伴う納付金の条件付き一部返金や、FAX送信による選挙運動の解禁などを盛り込んだ会長選挙規程の改正を提案して賛成多数で可決された。同日から施行された。

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    FAXによる選挙運動を解禁 日弁連会長選
  • 一般会費、月額2200円の減額を検討 日弁連

    日本弁護士連合会の定期総会が6月11日、東京の弁護士会館で開催された。荒中会長が、答弁の中で、月額1万2400円の一般会費について、2200円の減額を検討していることを明らかにした。減額の理由について荒会長は「繰越金が増加しているため」と説明。現在、各単位会に照会を始めており、早ければ次期の臨時総会での審議を経て正式に決まる。

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    一般会費、月額2200円の減額を検討 日弁連
  • 法的知識をまちづくりに、弁護士から地方政治への挑戦 丹波篠山市・市長 酒井隆明氏インタビュー

    弁護士白書によると2020年10月時点で、5人の弁護士が市長を務めており、2021年4月には、兵庫県宝塚市の市長選で山﨑晴恵弁護士が当選した。1981年に弁護士登録し、1995年から兵庫県議会議員、2007年から丹波篠山市で市長を務める酒井隆明氏に、地方の政治・行政の世界で弁護士が生かせる強みや、全国の弁護士市長が結成した「全国弁護士市長会」の活動などを聞いた(インタビュー実施2021年5月18日)。

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    法的知識をまちづくりに、弁護士から地方政治への挑戦 丹波篠山市・市長 酒井隆明氏インタビュー
  • 法科大学院の「未修者教育」に関するシンポ、日弁連が6月19日に開催

    法学未修者の司法試験合格率の低迷や入学者の減少などにより、中央教育審議会(中教審)で法科大学院における未修者教育の改善が課題となっていることを受け、教育のあり方を研究している日本弁護士連合会は6月19日、「法学未修者教育に関するシンポジウム」(共催:法科大学院協会)をオンラインで開催する。 ※写真はイメージです(EKAKI / PIXTA)

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    法科大学院の「未修者教育」に関するシンポ、日弁連が6月19日に開催