いのうえ まさひこ

井上 雅彦 弁護士 プロフィール

所属事務所: 井上雅彦法律事務所
所在地: 神奈川県 相模原市南区相模大野3-14-9 IL CIELO B・E号室
相模大野駅徒歩2分
井上 雅彦弁護士

インタビュー

井上 雅彦 弁護士インタビュー
井上 雅彦 弁護士 インタビュー

弁護士を目指したきっかけ

弁護士を目指そうと思ったのは、大学卒業の頃ですね。以前から、資格をとって自分で何か仕事をしたいという想いはありました。法学部で資格というと、弁護士かな、と思いました。

また弁護士は、人と一対一で接し、喜怒哀楽を共にしながら、人の悩み解決の手助けができる仕事だと思い、弁護士になろうと思いました。その中でも、企業間取引を専門とした弁護士業ではなく、街弁こそが私のイメージする「弁護士」でありました。

印象に残っている案件

件数でいうと、民事や家事が圧倒的に多いのですが、印象に残っているものだと、刑事事件です。

ある幼児虐待事件なのですが、被告人である幼児の母は、容疑を否認していました。亡くなった幼児は外傷がほとんどなく、兄弟と遊んでいた時お腹に偶然何か当たった事故である可能性も充分考えられる事案でした。

ほんのわずかではありますが、刑事裁判には極めてグレーな否認事件があり、そのような事件において冤罪を防ぐことこそが、刑事弁護における最大の目的だと思っています。結局、その事案で無罪になりませんでしたが、傷害致死ではきわめて軽い2年半という判決でした。

刑事裁判は白黒つけなければいけないのですが、裁判官もおそらくグレーと思っていたのだと思います。だから、有罪とはしたものの、刑の重さでバランスを調整したのだと思います。

無罪にならず残念ではありましたが、被告人自身も判決を受け入れました。出所後「いろいろ有り難うございました、これから子供と静かに生きていきます」との連絡がありました。服役中は辛かったとは思いますが、そのことを全く口にせず、結果を受け入れて将来に目を向けている彼女の言葉が印象に残っています。

ほかには、ある痴漢事件がありました。痴漢の現行犯で逮捕されたのですが、本人に聞いたところ、「やっていない」と言うのです。会社や家族のこともあるので、何でもいいから1日でもはやく留置所を出たいと希望していました。拘留されると10日は拘束され、生活に支障をきたしてしまいます。

彼は全く前科前歴のない普通の会社員であり勾留前だったので、検事に謝罪するようアドバイスをしました。その結果、彼は勾留されず処分保留で釈放してもらえたのです。一種の賭けですし、正しいかどうかはわかりませんが、こういった解決法もあると思います。

人にはそれぞれ価値観があり、そのような多様な価値観を尊重すること、自分の価値観を押し付けないことが、私の弁護士としてのポリシーです。この事件の場合も、勾留されると失うものが大きすぎますし、本人の強い希望から、このような解決法をとりました。釈放後すぐに連絡があり「本当に助かった」と言われて、良かったと思いました。

仕事の中で嬉しかったこと

上記の例でもそうでしたが、やはり、依頼者の方から感謝やお礼の言葉を頂いた時、関与して良かったと思います。

弁護士になって大変だと感じること

裁判であれ・交渉であれ、ある程度事件の落としどころ(着地点)が見えてきた時、そこに向けて進行させようとします。

例えば、慰謝料請求で相手方の支払能力が無いため、金額を譲歩しなければ和解が成立しないような場合、判決をもらうより和解の方が金額が下がる代わりに履行確保が図られるので依頼者の経済的利益にはつながります(判決を得ても無い袖は振れぬということで一円にもなりません)。

しかし、何故譲歩などしなければならないのか、という点で依頼者の納得は得にくいのです。依頼者の価値観は最大限尊重したいのですが、やはり経済的利益を確保しなければなりません。その場合に、依頼者の納得と経済的利益のバランスを図る作業が、少し大変だと感じることはありますね。

弁護士としての信条・ポリシー

「依頼者の多様な価値観を尊重すること」と「事件の解決や経済的利益を図ること」とのバランスを図ることが大切だと思います。

休日の過ごし方

犬と遊ぶか、大学時代にもやっていたゴルフをすることが多いです。

相模大野で事務所を開設した理由

「弁護士を目指したきっかけ」でも述べた通り、自分で何かしたいという想いがあったので、弁護士登録をしてすぐ事務所を開設しました。また司法修習を横浜で行い、横浜弁護士会に所属し、管轄が相模原だったのです。

都心から離れた落ち着いた場所であり、人口が多い割に弁護士が不足していた、需給バランスのとれていない地域でしたので、相模大野で法律事務所を構えることにしました。

関心のある分野

相続、離婚、成年後見など、親族に関する問題ですね。争いが親族間で行われるため、継続的かつ、他人より割り切れない関係にあるのです。

例えば、離婚が成立したとしても、子供との面接交渉や養育費など、後に続く問題があります。離婚自体で相互に相手を傷つけ過ぎると、その後の子供の面接交渉に非協力的になったり養育費の支払いを渋ったりということが生じやすくなります。そこで、解決の仕方を工夫しなければ、良い解決にはなりません。

相続なども本来は純粋に財産を分けるという話なのですが、感情のもつれから解決が困難になっているケースが多々見受けられます。根底にある感情を溶かしていき、お互いの要求を調整していくことが良い解決につながります。

私は中立な立場の家事調停委員の仕事にも携わっていますが、親族に関する問題は、代理人という立場の弁護士の仕事としてもやりがいを感じます。

弁護士として最も必要とされる力

バランス感覚と柔軟に物事に対応していくことが重要だと思います。

今後の弁護士業界の動向

弁護士人数の増加により、弁護士という仕事で生活していくことが難しくなるかも知れません。しかし開拓されていない分野も存在するため、業務は無限にあると考えています。実際、先ほど挙げました成年後見制度は、設けられてからまだ10年しか経っていないのです。

こういったものは、たくさんの要請があるものの、まだ利用方法や目的の分からない市民の方々が多かったり、対応が不十分であったり、未成熟な部分がありますから、今後更なる開拓が必要だと思っています。

ページを見ている方へのメッセージ

何かに不安だと感じたら、早めに弁護士に相談するべきだと思います。「早め」に手を打つことで、深い傷口を作らずに済むケースが多いからです。自分で考えた解決法の良し悪しが分からないといった人も来ていただければ、最低限の手間で済むはずです。

このように予防法学的に、あらかじめ・事前に弁護士へ相談することをお勧めします。法律事務所や裁判は一見敷居の高いものに感じる方もおられるようですが、裁判=物事を解決する手段、法律事務所=悩み相談の場所といった具合にイメージをやわらかく持っていただければ良いと思います。

人物紹介

所属弁護士会

  • 所属弁護士会
    神奈川県弁護士会
  • 弁護士登録年
    2000年

井上 雅彦 弁護士へ問い合わせ

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井上 雅彦弁護士
042-701-1871

よくある質問

井上 雅彦 弁護士の事務所へのアクセス方法は?
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【所属事務所】
井上雅彦法律事務所

【所在地】
神奈川県 相模原市南区相模大野3-14-9 IL CIELO B・E号室

【最寄り駅】
相模大野駅

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