借金・債務整理の解決事例
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任意整理手続きでの応急的な対応

50代 男性
この事例の依頼主 50代 男性

相談前の状況 相談者様は、当初、個人再生手続きを望んでおりましたが、運悪く、入院治療が必要となり、事業を継続することが出来なくなったため、個人再生の申立てが難しくなりました。
他方で、自己破産手続きを採った場合、自宅を手放すことになりますので、何とか任意整理手続きで解決できないかと相談に御来所されました。

解決への流れ 相談者様の収入は無い状況でしたので、入院治療に伴って支払われる保険金の金額、今後の治療費や配偶者の収入、月々の生活費等を細かく聴き取り、月々の返済可能な金額から逆算し、長期の分割なら問題なく支払えるとのことで、任意整理手続きを採ることになりました。

河合 祥子 弁護士 河合 祥子 弁護士からのコメント 通常、任意整理手続きの場合、長期の分割交渉が出来ても、5年60回の分割が最大となるので、それ以上の分割にすることは難しいのが現状です(また、より長期の分割にすると、振込手数料が大きくなるというデメリットもあります)。
しかし、本件では、5年60回の分割でも、相談者様の月々の返済予算をオーバーしていたので、更に長期の分割にできるよう、粘り強い交渉をする必要がありました。
その結果、債務額の大きい債権者との間で、6年72回の分割払いで了承を頂くことができ、何とか月々の返済予算内に収めることができ、相談者様は無理なく返済のスケジュールを組むことが可能となりました。
任意整理手続きの場合、元金を減らすことは難しいため、個人再生や自己破産に比べて効果は薄いのですが、事案に合わせた柔軟な解決や先の見える返済にできるというメリットもあるので、任意整理手続きだけでも活用するという手段は十分あり得るところです。

河合 祥子 弁護士
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