遺産相続の解決事例
  • 相続放棄

相続放棄の申述受理申立てと破産手続開始・免責許可申立てをうまく組み合わせて解決した事例

40代 女性
この事例の依頼主 40代 女性

相談前の状況 父が亡くなり,その相続人は,(父からみて)妻,長女,二女,三女及び長男となります。
父と母は三女とその夫と2世帯住宅を建て,父はその住宅ローンに多額の債務を抱えているほか(しかも父が亡くなったときの年齢が高齢で団体信用生命保険によっては返済できないものでした。),信販会社などにも負債を抱えていました。
他方,三女は住宅ローンについて連帯保証債務を抱えており,また三女とその夫の世帯では今後住宅ローンを継続的に支払うことはかなり難しい状況にあります。
相続人である私たちはどのように対応したらよいのでしょうか。

解決への流れ 住宅ローン債務について連帯保証債務を負っていた三女だけが父の債務を相続することにして,妻,長女,二女及び長男については弁護士に依頼して相続放棄の申述受理申立てをしました。
その後,三女とその夫は住宅ローンなどの債務について滞納したことから,三女とその夫については住宅を売却した上で破産手続開始・免責許可申立てを行うこととなり,母についても住宅売却に伴い転居してもらう必要は生じましたが,そのほかの相続人には過大な負担がかからない形で手続を進めることができました。

岩永 和大 弁護士 岩永 和大 弁護士からのコメント 様々な法制度をうまく組み合わせて手続を進めることで最善の方策をとることが可能になる場合もあります。
弁護士としても,皆様の抱えていらっしゃる事情をよく把握できてはじめてそのような方策をとることができるようになりますので,弁護士とよく相談されることが不可欠です。

岩永 和大 弁護士
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