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【少年事件】観護措置を早期に取り消してもらい、私立学校を退学せずに済んだ事例
相談前の状況
当時16歳だった少年が、駐輪場に停めてあったバイク1台を友人と一緒に盗んだとのことで逮捕され、横浜少年鑑別所に収容された。
石井弁護士が少年とその親から依頼を受けて付添人となった。
解決への流れ
少年は当時、有名な私立高校の2年生で、事件が学校に発覚して退学となってしまうことをとても恐れていた。
そのため、弁護士としては早期に少年鑑別所から釈放されることを最優先の弁護方針とし、「観護措置取消申立て」を行うべく準備を始めた。
具体的には、少年は両親と兄、祖父母と同居していたので、この家族全員に家庭裁判所裁判官宛てに手紙を書いてもらい、少年の日頃の生活ぶりや、少年が今後非行をすることはないことを熱く記載してもらった。
また、弁護士が少年の家に赴いて少年の部屋を実際に見せてもらったところ、勉強机や寝具等が整然と置かれていて異常な点は何ら見当たらず、問題点も感じられなかった。
そこで、弁護士は「観護措置取消申立書」を作成し、
・少年の学校での生活状況には何ら問題がないこと
・少年の家族全員が少年のことを非常に心配していること
・少年の部屋には何も異常な点は見られないことを付添人が確認していること
・少年の資質鑑別は鑑別所ではなく在宅でも十分できること
・鑑別所に収容されたままでは少年が退学となってしまうおそれが強いこと
等を主張した。
石井 誠 弁護士からのコメント
弁護士が「観護措置取消申立書」を横浜家庭裁判所へ提出してから数日後、観護措置取消決定がなされ、少年は少年鑑別所から自宅に帰ることができた。
それから1か月くらい後に行われた審判では、保護観察処分となった。
また、少年はバイクの窃盗事件を学校に知られずに済み、その後も無事に高校へ通い続けることができた。
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