【平日・土日祝日・夜間も安心の24時間365日受付】【横浜駅徒歩9分】刑事事件・少年事件専門の弁護士が無料相談・初回接見!刑事事件・少年事件なら、あいち刑事事件総合法律事務所へ!
【人となり】
國武弁護士は、山口県出身(横浜育ち)。
趣味は、クラリネット・サイクリング・読書で、座右の銘は「学びて思わざれば則ち罔し、思いて学ばざれば則ち殆し」。
小学生の頃から弁護士を志ざし、特に「刑事裁判がやりたい!!」と常々言っていた。司法試験に合格し、実務の経験をしていくなか、刑事弁護を熱心に取り組む弁護士がそう多くないという実情に触れるにつれ、我こそは腰を据えて徹底的に刑事弁護活動に取り組もう!と強い心情を持った。この刑事弁護への熱意の表れか、相談者・依頼者の方の信頼もあつい。
刑事弁護の中でも、特に少年事件について熱心に取り組んでおり、弁護活動をしていく中で、目に見えて変化していく少年の姿に、いつも喜びと感動を感じている。
とにかく動く!思い立ったらすぐ行動する!ことを常に心がけており、必要ならば、依頼者に対しても遠慮なく厳しいことを言います。こうしていくなかで、うわべだけの良好な関係ではなく、真の信頼関係を築くことができ、真に依頼者様の利益を追求することが可能になると信じているからである。
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●刑事弁護に強い弁護士が徹底サポート
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件専門ですので、刑事弁護の経験が豊富な刑事事件に強い弁護士ばかりです。刑事事件のプロフェッショナルである弁護士があなたを徹底サポートいたします。
●24時間365日受付可能!
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、24時間365日、無料相談の予約を受け付けております。そして、ご依頼者様のご都合のよい時間にすぐにご予約をお取りすることが可能です。刑事事件は時間との勝負です。即座の相談が、よい結果につながることが多いです。是非、お電話ください。
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●弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所
(旧 愛知名古屋弁護士ノリタケ法律事務所)
http://keiji-bengosi.com/
・弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所 横浜支部
https://yokohama-keijibengosi.com/
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インタビュー
事件が解決した後の依頼者の人生まで寄り添う〜刑事事件・少年事件に注力

教育界か、法曹界か。きっかけは一冊の絵本。
ーー弁護士を目指したきっかけや理由についてお聞かせください。
小学生の時に法律をわかりやすく解説した絵本を読んで、弁護士という職業があることを知りました。
その本はご近所トラブルを題材にしていて、どちらが正しいかを決めるのではなく、それぞれの立場に立って考えさせる内容でした。論理的な思考と主張で相手を説得するというプロセスに、子どもながら魅力を感じたのを覚えています。
中学や高校の授業を通じて法律への関心が強くなり法学部に進学したものの、迷いもありました。というのも、法曹とは別に教育にも関心を持っていたからです。
最終的に弁護士になると決めたのは、大学在学中でした。教育界に進むと法律の仕事は諦めなければなりませんが、弁護士になれば教育関係の仕事に携わることもできると思い、決断しました。
ーー大学時代はやはり勉強中心だったのでしょうか?
大学時代は法律の勉強に熱心ではありませんでした。先ほど申し上げたように教育界にも興味があったので、大学入学が決まった頃から塾講師のアルバイトを始めたんです。
実際に教育の現場で働いてみると、人に勉強を教える仕事にやりがいを感じて、大学を卒業するまで塾講師の仕事に全力を注いでいました。
大学の4年間で完全燃焼して塾講師は辞めるつもりでいたのですが、教育への関心は消えることなく、ロースクール在学中も、そして弁護士になってからも、子どもたちに勉強を教える機会を持ち続けています。
刑事事件を通じてかつての夢との両立を実現
ーー現在の注力分野とその分野に注力している理由についてお聞かせください。
刑事事件に注力しています。幼い頃から刑事ドラマの法廷シーンに憧れていたこともあり、弁護士を目指すと決めたときから刑事事件を扱いたいと思っていました。
刑事事件には、少なからず冤罪事件が発生します。無実の人が不当な扱いを受けることはあってはならないことです。冤罪事件をなくすためにはどうしたら良いのかということを考えながら取り組んでいます。
また、刑事弁護の際には、依頼者やその家族の心のケアや、依頼者が更生するためのフォローが必要です。
型にはまった手続きをするのではなく、そうしたことまで熱意を持って取り組める弁護士でありたいと思っています。
ーー刑事事件の中でも特に少年事件に力を入れているそうですね。
少年事件は依頼者の変化がよくわかる分野です。事件を起こした少年が更生してくれたとき、その成長を見られることが少年事件のやりがいだと思います。
少年事件の弁護活動には決まった方法がなく、何をやるべきかは弁護士が考えなければなりません。似た事件でも少年の家庭環境や反省具合によって活動方針が変わります。
難しい点でもありますが、自分で工夫できることに取り組みがいを感じています。
事件を通じて少年と関わることは、関心を持っていた教育分野にも通じるので、熱の入る分野です。
ーー仕事をする上で心がけていることはありますか?
事件に介入するということは依頼者や関係者の人生に関わるということですから、事件を事務的に処理するのではなく、関係者の先の人生まで一緒に考えるという姿勢で行動するように心がけています。
仕事においてはスピード感を大切にしています。書類作成など、自分の努力で早められる作業は、迅速に取り組むようにしています。
また、報告を逐一に行うことは当然のこととして心に置いています。
ーーどんなときに喜びを感じますか?
事件後に依頼者から連絡をもらえることがうれしいです。
特に再犯率の高い事件を起こした依頼者から「何事もなく無事に過ごすことができました。このことを先生に報告できることがうれしいです」と定期的に連絡をもらえると、事件のときだけでなく、再犯抑止にも役立っていると感じられてうれしいです。
ーー趣味や休日の過ごし方を教えてください。
弁護士になってからワインが趣味になりました。もともとお酒は好きだったのですが、飲むだけでなくワインに関する知識を学ぶことが楽しくなり、ワインエキスパートの資格も取りました。
休日はサイクリングをしています。健康維持の運動も兼ねて、家の近くを10〜20km走っています。
悩みを抱えたらすぐに弁護士に相談を
ーー先生の今後の展望についてお聞かせください。
事件に関してはこれまで通り、刑事事件を専門分野として続けていきたいと考えています。
一方で、教育分野にも力を入れたいと考えています。例えば、経済的な理由で塾に通えない子どものために、いわゆる無料塾といったようなものを開校するといったことができたらと思っています。
個人で勉強を教えるのには限界がありますが、塾のように組織化すれば弁護士業務と並行して携わることができますし、学習支援という形で社会貢献するのは意義のあることだと考えています。
ーー最後に、法律トラブルを抱えて悩んでいる方へメッセージをお願いいたします。
なるべく早く法律の専門家である弁護士のもとに相談に来て欲しいです。
もちろん、弁護士に相談したからといって全てが解決できるとは限りません。
しかし、弁護士に相談することで自分の悩みがどのような種類なのかわかると思いますし、問題を整理するための入り口として活用してみてはいかがでしょうか。
その場で解決できる問題でなくても、相談したことでもっと悪い方向に向かうことはありませんので、早めに相談していただけたらと思います。
取扱分野
-
犯罪・刑事事件 料金表あり/解決事例あり
タイプ
- 被害者
- 加害者
事件内容
- 少年事件
- 児童買春・児童ポルノ
- 詐欺
- 痴漢
- 盗撮
- 強制性交(強姦)・わいせつ
- 暴行・傷害
- 窃盗・万引き
- 強盗
- 横領
- 交通犯罪
- 覚せい剤・大麻・麻薬
-
交通事故
事件内容
- 死亡事故
- 物損事故
- 人身事故
争点
- 後遺障害等級認定
- 過失割合
- 慰謝料・損害賠償
自己紹介
- 所属弁護士会
- 神奈川県弁護士会
犯罪・刑事事件
分野を変更する犯罪・刑事事件の詳細分野
タイプ
- 被害者
- 加害者
事件内容
- 少年事件
- 児童買春・児童ポルノ
- 詐欺
- 痴漢
- 盗撮
- 強制性交(強姦)・わいせつ
- 暴行・傷害
- 窃盗・万引き
- 強盗
- 横領
- 交通犯罪
- 覚せい剤・大麻・麻薬
対応体制
-
全国出張対応
出張には別途料金がかかる場合がございます。
- 24時間予約受付
- 当日相談可
- 休日相談可
-
夜間相談可
「18時以降」を夜間としています。事務所によっては「22時まで」や「平日のみ」などの制限がある場合がございます。
お支払い方法
-
初回相談無料
弁護士によっては初回30分や電話相談のみなど、制限がある場合がございます。
- 着手金無料あり
※あいち刑事事件総合法律事務所で5つの安心※
①刑事事件・少年事件に強い弁護士が一から対応
②刑事事件・少年事件に精通した弁護士が全力でサポート
③安心の即日・迅速対応
④相談料0円で誰でも安心の弁護士相談
⑤着手金0円~安心明確な料金体系
◆◆豊富な経験と実績◆◆
刑事事件に特化して、数年にわたり弁護活動をしてきましたので、刑事事件については、適切かつ迅速な対応が可能です。刑事事件の経験が豊富であり、示談交渉も双方納得のいく形で行えます。
どのような対応により依頼者の納得のいく結果となるかを常に考え、最善の活動をしてきた結果、不起訴処分も多く獲得してきております。
◆◆即時対応と真の関係性を築くための努力◆◆
思い立ったときにすぐに行動をすることを常に心がけており、依頼者様の為に最善の弁護活動を行います。うわべだけの良好な関係ではなく、真の信頼関係を築くことが、結果として真に依頼者様の利益を追求できると考えておりますので、時には依頼者に対しても遠慮なく厳しいことも言います。
【重要取扱案件】
少年事件、盗撮事件・痴漢等の性犯罪、窃盗、傷害、大麻取締法違反等の薬物事件
【このようなご相談は弁護士にお任せください】
・息子が逮捕されてしまったが、早く身柄を解放してほしい。
・痴漢で逮捕されたが、冤罪であり、無実を証明してほしい。
・前科をつけたくない。
・相手の被害者の方が顔を合わせてくれないため、弁護士が間に入って示談をしてほしい。
・刑務所へ入りたくない等
その他、お困りのことはどうぞご遠慮なくご相談ください。
【アクセス】
JR「横浜駅」徒歩9分
犯罪・刑事事件の料金表
分野を変更する項目 | 費用・内容説明 |
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初回法律相談 | 【刑事事件・少年事件】 事件の内容を問わず、すべて無料です。 |
初回接見費用 | 3.3万円(税込) ※別途、交通費 |
着手金 | ■基本着手金 【簡易な事件】0円 【通常の事件】44万円(税込) 【複雑な事件】協議 |
報酬金 | 22万円~(税込) ※報酬金の額は、刑事事件・少年事件の性質・難易度によって個別に決定いたします。事件の詳細をお伺いして、適正な金額を契約前にご提示いたします。 |
備考欄 | ※事件内容に応じた弁護士費用を、ご相談の中で、事前に弁護士がご説明いたします。 |
犯罪・刑事事件の解決事例(3件)
分野を変更する-
路上での傷害事件 迅速な示談交渉で早期不起訴処分を獲得
- 暴行・傷害
- 加害者
-
少年による連続強制わいせつ事件 長期にわたる手続きの末に保護観察処分に
- 少年事件
- 強制性交(強姦)・わいせつ
- 加害者
-
少年によるひき逃げ事件 検察官送致決定を回避して保護観察処分に
- 少年事件
- 交通犯罪
- 加害者
犯罪・刑事事件の解決事例 1
路上での傷害事件 迅速な示談交渉で早期不起訴処分を獲得
- 暴行・傷害
- 加害者
相談前
依頼者の息子様(30代男性、無職、前科なし)が、路上で口論となった相手方の顔面を殴りつけ、顔面打撲傷等の怪我を負わせた傷害事件です。息子様本人は事件後に一旦帰宅したものの、通報を受けて自宅を訪ねてきた警察官に逮捕されてしまいました。
相談後
息子様が逮捕勾留による身体拘束状態に入ってしまったことで、依頼者であるお母様には事件や捜査状況についての情報がほとんどありませんでした。そこで、弁護士が直ちに警察署に赴き息子本人と接見(面会)することで、本人は精神疾患の影響から被害者の方から罵倒されたと誤解して顔面を殴ってしまったこと、身体拘束の影響から精神疾患が悪化して病状が発現しており長期の身柄拘束による取調には耐えられない状態にあることが判明しました。
依頼者である母親は、息子の病状が悪化するのをおそれ、刑事処分の回避と一日でも早い釈放を望んでおられました。依頼を受けた弁護士は、息子様に取調対応を指導するとともに、被害者様に対して早期に謝罪した上で接触の危険回避の手段を講じるとともに被疑者を医療機関へ入通院させることを約束するなどの粘り強い示談交渉を続けました。早急且つ粘り強い交渉の末、被害者様との間で示談を成立させることができました。
さらに弁護士は、示談成立後、検察官に対して、示談書等の関係書類を提出して処罰の必要性が低いことをアピールするとともに、ご家族による監督の実効性と医療機関への入通院による治療の必要性を訴えて折衝を続けました。
弁護活動の結果、勾留延長を阻止することに成功し、息子様は、依頼後1週間程度で釈放され、早期に医療機関の治療を受けることで症状も安定して日常生活を取り戻しました。さらに、傷害事件も不起訴処分で終了したため、前科が付くことなく社会復帰が実現しました。
ご依頼者様からは以下のお声をいただきました。
「大変お世話になりありがとうございました。敏速動いてくださり長男にとって良い結果をもたらして下さったこと心から感謝しております。細かい連絡なども信頼できる対応を取って頂けたと思っています。今回の経験から警察の方との対応には納得のいかないことも多々ありましたが、先生の判断にお任せしてよかったと思っています。先生、及び、スタッフの皆様の心温かい対応に心から感謝しております。ありがとうございました。」
また、ご依頼者様の奥様からも以下のお声を頂戴しました。
「事件解決して頂き、ありがとうございました。障害を持った子供なので、心配していたのですが、担当の先生が迅速かつ配慮を持って接して頂き、無事に解決となり大変うれしく思っております。もう少し早く、相談していれば、さらに、よい結果がでたと思いますが、考えられるもっともよい結果となったので先生には大変感謝しております。色々ありがとうございました。」
犯罪・刑事事件の解決事例 2
少年による連続強制わいせつ事件 長期にわたる手続きの末に保護観察処分に
- 少年事件
- 強制性交(強姦)・わいせつ
- 加害者
相談前
依頼主様の息子様(10代少年、高校生、前科前歴なし)が、自宅近隣の路上に於いて、通りを歩く女性を襲ってその体に触れる等の行為を繰り返したという、連続路上痴漢事件です。息子様は、被害女性らからの被害申告を受けて捜査を進めていた地元警察によって逮捕され、少年事件として立件されました。
相談後
お母様から相談を受けた当事務所の弁護士は、すぐさま息子様が留置されている警察署に赴いて息子様本人との接見を行いました。事件の内容を詳細に聞き取り、今後の手続きの流れについて丁寧な説明を行うとともに、捜査機関の取調べへの対応に際しての注意点もしっかりとお伝えしました。
初回接見の状況をすぐさまご依頼主様にご報告したところ、息子様の意向も踏まえ、その後の対応について全面的な協力を当事務所の弁護士に依頼されました。
弁護士は、息子様が大学受験を控える高校生だったことから、即座に学校対応とも協議を開始した上で、家庭裁判所の観護措置(一般に4週間に及ぶ鑑別所収容を伴います。)決定の回避に向けて動きました。担任の先生の他、教頭・校長先生とも直接対面で話をし、学校の協力体制の構築を進める傍ら、家庭裁判所に対しては、日常の息子様の生活状況・人となりの他、息子様にとって学業継続環境の確保がどれほど大きな意味を持つのかということを、具体的な資料を基に訴えました。結果、本件事案の内容からして、裁判所の職員も驚く中、観護措置決定は回避できました。
しかし、その後も、別件について再逮捕を繰り返されるなど、捜査機関側の姿勢は厳しいものでした。弁護士は、都度果敢に立ち向かい、各逮捕に付随する勾留の決定を阻止するなど、身体拘束の回避に力を注ぎ続けました。その結果、当初は絶望的とも思われた、その年度での高校卒業も無事に果たすことが出来ました。
弁護士は、身体拘束について強く争う一方で、息子様が今回の事件に真摯に向き合い、真の更生への一歩を歩み出すための取り組みも行っていました。家庭裁判所の調査官とも密に連携をとり、当初は少年院送致(しかも長期の収容)が強く見込まれた事案ながら、なんとか試験観察処分にたどり着き、その試験観察期間中も息子様に寄り添い続け、最終的に保護観察処分へと至りました。
事案の内容からすると、身体拘束の回避の点についても、また最終処遇についても、異例の経過をたどった事件だったと言えます。少年事件の特性を理解し、随所でポイントを押さえた活動が出来たことが、こうした結果に繋がった理由だと考えています。
國武 優弁護士からのコメント

少年事件は、成人刑事事件の延長で対応できるものではありません。少年事件には少年事件特有の難しさ、対応のポイントがあります。身体解放活動一つとっても、それを実現するために捜査機関・裁判所に対して行う活動の内容には、成人刑事事件の場合とは異なる点が多々あります。また、少年手続きは複雑な構造をしており、普段刑事事件を手掛けている弁護士でも、少年事件の経験が浅いと、その対応に苦慮し、本来とるべき手・とれば効果があったかもしれない手を看過してしまうといったことが少なくありません。さらに、一番大切なことは、少年が「生きづらさ」を感じることなく成長の歩みを進め、真の更生を果たすことです。そのためには、少年事件に携わる弁護士として、単に法律上のアドバイザーにとどまるのではなく、少年の目線に立って少年特有の心理状態を理解し、心と心で少年に向き合う必要があります。私は今後も、少年事件に携わるうえで求められる見識・技能の習得に日々努め、少年たちの更生のお手伝いを全力で行っていきたいと思います。
犯罪・刑事事件の解決事例 3
少年によるひき逃げ事件 検察官送致決定を回避して保護観察処分に
- 少年事件
- 交通犯罪
- 加害者
相談前
依頼主様の息子様(10代少年、会社員、前科前歴なし)が、自動車で帰宅途中、横断歩道を自転車で通行中の被害男性に衝突し、必要な救護措置をとることなくそのまま現場を走り去ったという、少年によるひき逃げ事件です。息子様は、後日自ら警察に出頭し、少年事件として立件されることとなりました。
相談後
事故後、息子様の様子や自動車の状況を不審に思ったご依頼主様が、息子様を問いただして事の真相を知るに至り、お二人そろって、今後の対応について当事務所に相談に来られました。
相談に当たった弁護士は、ご依頼主様親子が、きちんと本件に向き合って被害者の方にも誠意ある対応を行いたいという意向を持っていたことも踏まえ、早期の警察への出頭・被害者対応への早期着手等について詳細なアドバイスを行いました。結果ご依頼主様方は、その後の対応について全面的に当事務所の弁護士に協力を要請され、当事務所で本件を受任することとなりました。
受任後、早急に弁護士は、警察への出頭手配を進めました。突然警察に赴けばよいというわけではありません。事前に警察との間で出頭日時の調整を進め、一方息子様方との間では、事実関係の整理や今後の息子様の監督・身元引受環境の調整を密に行い、それをしっかりと書面化することも行いました。そうすることで、捜査機関からしても、息子様が今後不合理な主張や言い逃れを行ったり、証拠隠滅や逃亡を図ったりといったことをする可能性がないことが確認でき、逮捕の回避に繋がります。本件においても、被害者の方に相当の怪我が生じているひき逃げ事件ということで、当然逮捕が強く予想される状況でしたが、弁護士の活動が功を奏し、最後まで身体拘束を伴うことなく手続きが進みました。
そして、被害者の方に対しても、弁護士を介し、息子様方親子が直接対面の上で謝罪をする場を設けることが出来ました。通常、多くは被害者側の意向により、刑事事件の加害者・被害者が直接顔を合わせて謝罪等行えることは少ないです。しかし本件においてはそれが実現したことにより、息子様にとっても、本件の重大さを再認識する機会になったと思います。
少年事件ということで、本件は最終的に家庭裁判所に送致されました。家庭裁判所の調査官・裁判官は当初、ひき逃げ事案ということを非常に重く見て、事件を検察官に送致し、成人の刑事事件と同様の手続きに乗せることを検討していました。しかし弁護士は、本件が少年特有の精神的未熟さに起因するところが大きいことや、息子様自身が事件後急速にその内省を深めて精神的成長も遂げていること、息子様の現在の生活状況等や今後予想される進路を踏まえると、一般の刑事手続きに乗ることで息子様に生じる不利益がとても大きいこと、等を熱心に訴え、本件は少年事件手続きの範疇で対応することが適切であるということを主張し続けました。
その結果、被害者の方への直接の謝罪が実現している点も大きく評価され、本件は、検察官送致決定を回避し、保護観察処分という結論に至りました。
國武 優弁護士からのコメント

当事務所において、未だ事件化されていなかったり、犯人が判明していなかったりする事件について、警察への出頭を検討している方からのご相談を受けることが少なからずあります。中には、ご自身の今後の生活について投げやりな姿勢になってしまっている方、自暴自棄になってしまっている方も見受けられます。しかし、自ら出頭するにしても、きちんと準備をして臨めば、その後の生活への影響も最小限に抑えることが可能です。その後の生活の安定は、被害者の方への賠償の実現やご自身の真の更生にも繋がります。自身の犯してしまったことときちんと向き合いたいのだけれど、具体的にどうしたらよいのか分からない、今後のことが不安で仕方ない、という方はまず一度ご相談にいらして下さい。
所属事務所情報
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- 所属事務所
- 弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所横浜支部
- 所在地
- 〒220-0004
神奈川県 横浜市西区北幸2-10-27 東武立野ビル8階 - 最寄り駅
- JR横浜駅
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國武 優弁護士からのコメント
ご依頼者様や事件を起こしてしまった方は、事件を起こして以降は不安で仕方ないと思います。また、弁護士の行動がよくわからないという方もいらっしゃるかもしれません。
ですから、私は、「とにかく動く!思い立ったらすぐ行動する!」ということを常に心がけております。そして、行動の結果を逐一報告し、必要ならば、依頼者に対しても遠慮なく厳しいことを言います。
こうしていくなかで、うわべだけの良好な関係ではなく、真の信頼関係を築くことができ、真に依頼者様の利益を追求することが可能になると信じているからです。
今回の事件も、ご依頼者様の為にとにかく動き、結果、不起訴処分となり、ご依頼者様には温かいお言葉も頂きました。
刑事事件・少年事件専門の弁護士として、まだまだ精進していく次第です。