依頼者の安心安全な生活をサポート。弁護士歴17年の経験から最善の一手を提案
「将来は弁護士になる」小学生の頃に抱いた夢
──弁護士を目指した経緯を教えてください。
子どもの頃に、映画やドラマを通じて弁護士という仕事を知りました。弁護士が世の中の不正や理不尽なできごとに立ち向かう姿が格好よく、いつしか憧れの対象になりました。小学校の卒業文集に「将来は弁護士になる」と書いたことを今でも覚えています。
作品内では、現実の業務とは程遠いキラキラしたイメージが強調されていたことは否めませんが、当時の自分にとっては、将来の夢を考える大事なきっかけだったと感じています。
──学生時代について教えてください。
高校まで地元で過ごし、大学進学をきっかけに大阪に移りました。大学ではテニスサークルに入っていました。体を動かすことは今も大好きです。
司法試験を見据えた勉強を本格的に始めたのは大学2年生の頃です。弁護士になるという夢は子どもの頃から一貫していました。
人々の生活に密着した労働、相続、離婚に注力。
──現在の注力分野と注力している理由を教えてください。
労働問題、相続、離婚問題に注力しています。
労働法は頻繁に法改正が行われます。最近では、中小企業へのパワハラ措置対策義務付けや、未払い賃金の請求期限延長といった法改正がありました。また、働き方改革の推進によって人々の労働環境が大きく変化すれば、これまでとは違った問題も発生し、新たな法改正が行われるはずです。
労働問題は人々の暮らしに直結する問題であり、情報のアップデートが常に必要な分野であることから、やりがいを感じています。
相続は、高齢者が増え需要が高まっている分野です。今日の少子高齢化の影響もあってか、親族のいない高齢者からの相談が増えています。また、個人だけでなく事業承継のような会社の相続も今後増えていくことが予想されますので、しっかり対応していきたいと考えています。
離婚は労働と同様、暮らしに密着した問題であり、人生に与える影響が大きいです。そうした問題に取り組むことは、弁護士として意義のあることだと考えています。
離婚問題は当事者が感情的になりやすいため、依頼者の気持ちに寄り添いながらも、冷静さを失わず、事件を俯瞰で見るように努めています。
夫婦に子どもがいるケースでは、さらに身が引き締まります。子どもは否応なく家庭のトラブルに巻き込まれてしまうわけですから、不安や悲しみは計り知れません。子どもができるだけ早く平穏な生活に戻れるよう、早期解決を心がけています。
──酢谷先生の事務所では、弁護士2人体制で対応するそうですね。
当事務所には私の他にもう1人、女性弁護士が在籍しています。基本的に事件はすべて2人で取り組むことにしており、打ち合わせの段階から2人で対応しています。
事件の種類によっては、「男性弁護士がいい」「女性弁護士がいい」と希望される方もいます。2人で対応することでそうした要望に応えることが可能になります。また、依頼者と弁護士にも相性があり、説明の仕方や話の聞き方など、ちょっとした違いで依頼者の信頼度も変わります。2人が互いにフォローしあうことで、満足度を高められると考えています。
事件処理においても、1人より2人のほうが視野が広くなり、発想に幅が出ます。スピーディーな対応も可能になり、依頼者にとってもメリットが大きいのではないかと思います。
法律の専門家としてできる依頼者への寄り添い方
──仕事をする上で心がけていることはありますか。
依頼者の話を傾聴することです。何が不安なのか、何を望んでいるのかを、私が一方的に決めつけたり、否定したりしないようにしています。まずは謙虚に耳を傾けた上で、見通しと方針を提案するようにしています。
──弁護士として活動してきたなかで、印象的だった事件やエピソードなどはありますか。
弁護士になりたての頃に担当した交通事故案件が今も忘れられません。事故で亡くなった子どもの親から依頼を受けて代理人を務めました。
我が子を失ったご両親の悲しみは深く、私の想像などまったく及ばないものでした。どんな判決が出ようが子どもは戻ってこないし、喪失感が癒えるはずもない。そんな依頼者に対して、弁護士として何ができるのか、何をすべきなのか、とても悩みました。
事件を担当する以上は、少しでも多くの賠償を獲得できるよう尽力します。過失割合が問題になれば妥協することなく争います。ですが、依頼者が心から望んでいるのは、金銭でも加害者への罰でもないんです。
法律を並べ立てても、依頼者の心の問題は解決できません。かといって、心理カウンセリングの専門家ではない私が、依頼者の心の問題にどこまで踏み込んでいいのかわかりませんでした。
事件は裁判所からの和解案を受け入れる形で決着しました。依頼者からすれば、どんな決着であっても、心から受け入れることなどできなかったのではないかと思います。
依頼者に対してどんな接し方が適切だったのか、何ができたのか、10年以上経った今も答えは出ていません。依頼者への寄り添い方に法律のようなルールはなく、正解は一つではないのかもしれません。だからこそ、依頼者一人ひとりとしっかり向き合って、誠心誠意対応していかなければいけないのだと感じています。
──仕事のやりがいや喜びを感じる瞬間を教えてください。
法律事務所に初めて相談に来る方は、ひどく緊張していたり、悩みを抱えて疲労していることが多いのですが、事件が無事に終結して依頼者の表情が明るくすっきりとしたものに変わり、「ありがとうございます」と言ってもらえると嬉しくなります。
個人の能力を高め、幅広い事件に対応できる事務所へ
──休日はどのように過ごしていますか。
オンとオフをきちんと切り替えるように意識しています。休日に仕事しなければならないときも時間を決めて取り組んで、空いた時間を家族と過ごすようにしています。
どちらかというとアウトドア派で、冬はスキー、夏はキャンプを子どもと一緒に楽しんでいます。
──今後の展望についてお聞かせください。
私個人については、一にも二にも勉強ですね。法改正情報を追い、知識を蓄え、あらゆるニーズに応えられるよう備えたいです。
事務所運営については、もう少し所属弁護士を増やせたらいいなと考えています。私とは異なる得意分野を持つ弁護士に仲間入りしてもらって、幅を広げたいです。
──現在法律トラブルを抱えて悩んでいる方や弁護士を探している方に向けてメッセージをお願いします。
今は不安で胸が苦しく、先行きの不透明さに暗い気持ちになっているかもしれませんが、今後の生活をよりよいものに変えるためにも、相談してください。「先行きの不透明さ」を明るくするのが弁護士の仕事です。どうぞお気軽にご相談ください。