川島 英雄 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
大学3年生のときちょうど法律の勉強がおもしろいと思い始めたところだったので、就職活動をする代わりに「どうせなら司法試験に挑戦してみよう!」というやや軽い気持ちでした。
この時点では司法試験に挑戦することしか考えていませんでしたが、司法修習のときに一生懸命に依頼者を助けようとしている弁護士の姿を見て、弁護士、特に個人の依頼者の方に密着した弁護士を目指そうと思いました。
今までの経験と現在の仕事内容
個人の方からの相談がほとんどです。以前は借金(債務整理)の相談ばかりでしたが、最近は離婚や相続などの家庭問題の相談が多いです。また、交通事故や医療事故の相談には少し力を入れています。そのほか、弁護士業界はまだまだITリテラシーの高くない方も多いのですが、その中では比較的コンピューターに強い方なので、ネット上の名誉棄損といった事案で役に立つほか、事務所内のIT担当者としてホームページの管理も担当しています。
弁護士としての信条・ポリシー
事務所のホームページでも書いていますが、ごく普通の家庭に育った私のような人が、風邪を引いたときに病院にかかるくらいの感覚で相談に来てもらえるような弁護士でありたいと思っています。
また、弁護士の仕事としては、弁護士目線ではなく、あくまでもその依頼者の方にとって一番よい解決というものを目指して、依頼者の方と一緒に相談しながら仕事をしていきたいと考えています。
高校での法教育について
細々とした法的な専門知識を教え込むというよりも、法を勉強しなければ知らなかったような常識を教えています。例えばもともと憲法は他のすべての一般法とは違い、国家の権力を制限することで一般の人たちの権利を守るためのものです。そのような事実を知らずに改憲に安易に賛成してしまうのはその人自身にとって一番、不幸ではないでしょうか。
高校生がそのような不利益を被らないように、根本的な理念だけでも分かってもらおうと思って、簡単で分かりやすい授業を心がけています。
関心のある分野
交通事故や医療事故の相談に力を入れているのは、元々理科系の科目が好きだったからです。高校時代に学んだ物理や化学、生物の基本的な知識は残っているので、交通事故や医療事故の相談の時にとても役に立っています。
例えば医療事故の場合は化学・生物の知識、また交通事故の場合も理系だからこその発想に基づくイメージができるか否かは、とても影響しているように感じます。また、同じ理由で、文系が多い弁護士の世界では、比較的コンピューターにも強い方だと思います。
ページを見ている方へのメッセージ
弁護士は裁判だけをしているわけではありませんし、いつも何十万円もかかるということもありません。紛争予防のため早めに相談しておくという感覚でいらしていただければ、5000円くらいの費用で済んでしまうことも多いと思います。風邪を引いたときに病院にかかるくらいの感覚で、ぜひもっと弁護士を利用していただけたらと思います。
(2012年6月インタビュー実施)