2020年02月25日 09時50分

カリスマホスト風「イケメン既婚者」に監禁された女性、 泥沼不倫で「生命の危険」

カリスマホスト風「イケメン既婚者」に監禁された女性、  泥沼不倫で「生命の危険」
画像はイメージです(peach/PIXTA)

俳優の東出昌大さんと女優の唐田えりかさんの不倫騒動は大きな話題になった。そもそも不倫は、とても身近なところにあるものだ。弁護士ドットコムニュースのLINEで、読者から「不倫体験」を募ったところ、たくさんの情報が寄せられた。その中には、かつてカリスマホスト風の既婚者と不倫関係にあったというエピソードがあった。

●高学歴、高身長、超一流企業につとめるイケメンだった

「20代後半から数年間、わたしに告白してくる男性がみんな妻帯者、という時期がありました。職場の上司・同僚、学校の先生、友人・知人。同時進行で、3人と付き合ったときもありました。そのうちの1人に監禁されたことは、今でも強烈な印象として残っています」

こう振り返るのは、関東在住のアラサー女性だ。20代のころ、行きつけのバーの常連から、ある男性を紹介された。その男性はかなり年上だったが、高学歴、高身長、超一流企業につとめるイケメンで、あのカリスマホスト、ローランドのような雰囲気だったという。

「第一印象は『かっこよくて、私のタイプ!』です。性格も優しそうでいいなと思いました。その日は連絡先をもらったくらいでしたが、後日ごはんに誘われて、そのままホテルに行きました」

しかし、彼は既婚者だった。「妻はもうババアだから。お互いもう勝手にしようって話になってる」「離婚しようと思えばいつでもできるけど、子どもが成人するまであと数年待ってて」

こんなお決まりのセリフは何度もあったが、離婚する気配はまったく感じられなかったそうだ。

●イケメンはメンヘラ気質の持ち主だった

しかも、彼は、メンヘラ気質の持ち主だった。自分を良く見せるための嘘は日常茶飯事で、一流企業勤めではあるが、「朝、仕事を休んだから一緒にいてほしい、という連絡がしょっちゅうありました。よくクビにならないなと思ってました」

そこも聞けば「オレに合う待遇じゃないから転職活動している」とうそぶいた。「実際のところは、以前も長く休職していたらしく、私に今飲んでいる薬や、女の自慢をネットで配信したりしていると聞き、『メンヘラかもしれない』と思いました」

黙って話を聞かないと、不機嫌になるのは日常茶飯事だったが、しかしそうやって彼の話を聞けば聞くほど「ネットのオレは仮の姿。ほんとのオレをわかってくれる女はお前だけ」と束縛が強くなっていき、常に自分中心でないと殴る蹴るなどのDVを加えてきたという。

1年ほど付き合ったころ、女性が以前から目指していた難関資格を取得すると、初めのうちこそ「オレのおかげだ」と言っていたが、徐々に束縛に加え、女性を貶めるような発言が目立つようになった。

「彼は私と同じような仕事なのに、私は資格を取ったけど、彼は何の資格も持ってなかったので、彼のプライドが許さなかったみたいです」

そんな中、ある日、女性はラブホテルに連れ込まれて、監禁されるという「事件」が発生した。きっかけは、彼女の誕生日に職場の仲間と資格合格のお祝いを兼ねた飲み会に参加したことだった。

「難関資格だったので、会社の部署で合格祝いをしてくれると、前々から彼に話をしていたのです。彼と一緒に過ごそうなんて話も出ていませんでした。しかもその数日前にも別れ話をした後、音信不通だったので、彼は自分と一緒にお祝いするわけがないと思っていたんです。その夜、SNSにみんなとの食事の様子を撮った写真を載せたら、それを見た彼が急に連絡をしてきて、翌日呼び出されました」

彼は女性に詰め寄った。「オレ以外にあんな笑顔みせんじゃねぇ!」「オレがお祝いに何を用意してたか知ってるか?お前が行きたがっていたあの店、予約してたんだよ!お前のせいで無駄になった!」

しかし、合格発表の日にも連絡すらしていなかったというから、逆ギレがすぎるだろう。

「予約は、その場で思いついた嘘だと思います。『サプライズで連れて行くつもりだった』『オレのために時間作ってくれる女はいくらでもいる。なのに、そのオレが時間作ってやっている意味がわかるか!』と怒鳴られたけれど、単に笑顔で他の人と過ごしていたことが腹立たしかったのでしょうね」

●ラブホで監禁して自分の気が済むまで性行為

女性を呼び出したあと、彼は「オレに対する謝罪の気持ちを表せ!」と呼び出した先の店の飲食代をすべて支払わせたうえ、「二人きりで話す」とラブホテルへ女性を連行して、朝までそこで女性を監禁した。

女性が「帰りたい」と言っても、「オレが用意したサプライズを無駄にした」ことについて、延々と説教をしつづけ、途中女性が何か言うと恫喝したり、乱暴にベッドに押し倒し、暴力的に自分の気が済むまで乱暴に性行為をしたりとやりたい放題だった。「オレの愛情がわからないやつには、こうしてわからせてやる!」と言っていたという。

その後、再び監禁される事態が起こる。二回目の監禁は、死の恐怖も感じたという。

「その日は誕生日でした。嫌気がさしていた彼と会う約束はしておらず、連絡も来なかったので別の男性とデートしていました。夕方ごろ、彼から、突然LINEで『今どこにいる』と聞かれました。「〇〇にいる」と返事をすると、『知り合いの探偵を雇って、お前のことをつけていた。男とホテルにいただろう』と言われました」

そのあと、「オレはお前と会うつもりだったのに、怪しいと思った。明日いつもの場所に来い」と「召集命令」がかかった。

待ち合わせの場所に行くと、またしてもホテルへ「連行」されて、彼の暴言がはじまった。

「探偵が逐一オレに報告してわかってるんだ。男と一緒にいただろう。一緒にいた男の名前を言え。そいつを社会的に抹殺してやる。そいつと別れるか、オレと別れるかどっちかだ。オレと別れるならそいつを殺す。オレと別れないなら、オレの女に手をだした報復として男を殺す!どっちか選べ!」

「理論がめちゃくちゃですよね(笑)」。女性は、今となっては笑いながら振り返ることはできるが、そのときはさすがに彼とは付き合い続けることはできないと思い、「探偵を雇って尾けさせるなんて最低だ。あなたとも別れる。相手の名前は教えない」と突っぱねたという。

すると、彼は「おまえは誰とでも寝るんだろ!そういう性格をオレが治してやってるのがわからないのか!」と怒鳴りはじめた。しかし、しばらくすると、急に「オレだけの◯◯(女性)なのにどうして!探偵は嘘だよ、信じてよ」と号泣。そのあと、また急に「今からその男を殺しにいく!」と暴れ叫びだした。

「泣いたかと思えばまた大声で怒鳴り散らして、手が付けられませんでした。目つきも定まらず、本当に『ヤバイ薬でもやってるんじゃないか』というほどでした」。彼はとにかく「殺す」と叫んで、「浄化」と称した避妊なしの乱暴な性行為に朝まで眠ることも許されずつき合わされたという。

最終的に、女性は「今、逆らったらまずい」という気持ちから、「反省しています」と謝罪を求められ、女性は「口先だけ謝罪しました」別れ際、彼は「オレにはお前だけ。お前にはオレだけだよ」と優しくささやいてきたが「恐怖でしかなかった」という。 呼び出しから13時間後に女性は解放された。

●SNS上に「誰とでも寝る女だ」と書き込まれる

その監禁のとき、女性は「もうこいつはヤバい、殺されるかもしれないと思いました」。女性はその直後から彼との連絡を断った。とにかく逃げたい一心で、当時は警察に被害届を出すようなことまで、頭は回らなかったという。

女性と連絡がつかなくなった彼は女性の勤め先まで来て、彼女について妄想じみたことを言いふらすようなこともしていたそうだ。

しかし、職場では、突如現れたホスト風の男の話に聞く耳を持つ人はいなかった。むしろ、「SNS上の攻撃がやばかった」という。

インターネットでの掲示板やFacebookページに「〇〇に付き合ってもいないのに彼女ヅラされ、気持ち悪い」などと書き込まれた。

さらには、「人格崩壊した◯◯を根気強くオレが治そうとしてやってたのに、誰とでも寝るからこっちが切ってやった。その何が悪い!」「結婚したいとかキモイから切った」などなど。

とても自己愛が強く、異常なまでにプライドが高かった彼。振られたことが受け入れられず、つい最近までSNSに上記のような書き込みをして彼女を攻撃し続けていたそうだ。

どう考えても犯罪にあたる行為も含まれている。たとえば、監禁罪(3カ月以上7年以下の懲役)などが成立する可能性がある。女性は現在、別の男性と結婚し静かな暮らしを願っているため、この件は事件までにするつもりは今のところないという。

【逮捕・監禁罪について→逮捕・監禁罪はどのような犯罪か|罪が成立する要件と刑罰の内容(https://www.bengo4.com/c_1009/guides/1427/)】

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