漫画『みいちゃんと山田さん』の作者の自宅とされる情報がSNS上で拡散され、波紋を広げている。拡散された情報をもとに、実際に「自宅まで行った」とする投稿も現れるなど、「晒し行為」が過熱している。
こうした事態を受け、版元の講談社は9月28日、弁護士ドットコムニュースの取材に対し、作者や関係者のプライバシーを暴露したり、身体の安全を脅かしたりするようなSNS上の書き込みなどについて、すでに警察に情報提供し、対応を進めていると明らかにした。
●アニメ化への批判「事態を重く受け止めている」
同作をめぐっては、アニメ化などをめぐり、SNS上でさまざまな意見や批判が寄せられている。
講談社は今回の取材に対し、次のようにコメントした。
「『みいちゃんと山田さん』のアニメ化等を巡って、様々なご意見、ご批判をいただいております。弊社といたしましても反省すべき点は少なからずあったと、事態を重く受け止めています。弊社としての見解をしかるべき時期が来ましたら発表することを検討しております」
●過熱する晒し行為、講談社は警察に情報提供
一方、作品やアニメ化に対する批判とは別に、SNS上では、作者の亜月ねねさんのプライバシーや身の安全に関わる情報の拡散も起きている。
こうした状況について、講談社は「弊社には、ご寄稿いただいている著者の皆さまや社員の安全を守る義務がございます」と説明。
そのうえで「本作の著者ならびに関係者のプライバシーをいたずらに暴露したり、身体の安全を脅かしたりするような言動、SNS上の書き込み等については、すでに警察に情報提供したうえで対応を進めております」と明らかにした。
さらに、「そのような行為は厳に慎んでいただきますようお願い申し上げます」と呼びかけている。