ツイッターに虚偽の内容を投稿され名誉を傷つけられたとして、女優の春名風花さん(18)と春名さんの母親が1月14日、書き込みをした人物を相手取り、慰謝料など265万4000円の支払いを求めて横浜地裁に提訴した。
春名さん側は「彼女の両親自体が失敗作」などと書かれたツイートに対し、プロバイダに発信者情報を求めていた。東京地裁(大嶋洋志裁判官)は2019年11月1日、こうしたツイートを「社会通念上許される限度を超える侮辱表現で、名誉感情を害されたことは明らか」と認定し、氏名や住所などの開示をプロバイダに命じた。
春名さんは弁護士ドットコムニュースの以前の取材に、他の誹謗中傷についても、「今回の裁判がうまくいってお金を支払ってもらえたら検討している。だいぶ先になるかもしれないけど、いつかは絶対やる」と話している。