2019年09月20日 17時41分

池袋暴走事故、厳罰求める署名は「39万筆」に 東京地検に提出

池袋暴走事故、厳罰求める署名は「39万筆」に 東京地検に提出
遺族の上原さん(左)、松永さん(2019年9月20日、編集部撮影、司法記者クラブ)

東京・池袋で今年4月、乗用車が暴走し12人が死傷した事故で、妻と3歳の娘を亡くした松永さん(33・名前は非公表)が9月20日、東京地検交通部を訪れ、警察に送検を促し、すみやかに運転手を起訴するよう求める要望書を提出した。

あわせて、松永さんは、厳罰を求める署名も提出。7月18日からの約2カ月で39万1136筆の署名が集まったという。

運転手の男性(88)は事故で重傷を負って入院。5月18日に退院したが、現時点で逮捕・起訴はされていない。

松永さんは、「親族も日々終わりが見えない生活をしている。なるべく早く見込みが立ってもらった方が精神的に助かる」と早期の裁判への期待を語った。

松永さんは署名への協力に感謝の言葉を口にし、「法改正や技術の向上、返納した後の地方の交通手段などについての議論のきっかけになってほしい」とも話した。

松永さんの妻真菜さんの父・上原義教さん(62)は、時折目をぬぐいながら、遺族の苦しみを吐露。「(交通事故で家族を亡くし)苦しむ人が一人でも減ってほしい」などと語った。

代理人の高橋正人弁護士は、被疑者の88歳という年齢をあげ、「これだけ大きな事件。きちんとした社会的決着がつかないまま終わるのは誰にとってもよくない」と要望の趣旨を説明した。

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