新築マンション購入時の重要事項説明等におけるエアコンの隠蔽配管に関する説明義務について
【相談の背景】
数ヶ月前に新築マンションを契約し、その後入居し始めたのですが、先日エアコンの水漏れが発生しました。原因は、エアコンが隠蔽配管という特殊な方法によって設置されており、壁の中の配管が逆勾配(ホース内の水が上手く流れない状態)となっていたことです。
今回、現に逆勾配が起きたことからも分かるとおり、隠蔽配管はその施工自体が難しいという問題の他、今後新しくエアコンを買い替える際に設置が難しいため工事を断られる、工事が高額になる、エアコンの機種が限られるといった問題があるようです。また、冷暖房の効率が悪い、配管に何かトラブルが生じた場合に壁を取り壊す必要が生じる等のデメリットもあります。将来このマンションを売りに出す際、購入検討者がこれらデメリットを意識するということも考えられます。
これら諸々のデメリットの存在にも関わらず、重要事項説明等の際、このマンションが隠蔽配管による施工がなされていることや、そのことに伴う上記の不利益について、売主から何ら説明を受けておりません。未建築状態での契約だったので、当然、内見によって隠蔽配管と知ることもできませんでした。仮に、契約前に隠蔽配管であることや、そのデメリットについて知らされていれば、このマンションを購入することを見送る可能性もありましたし、隠蔽配管ではなく通常の露出配管による施工を依頼することもできたかもしれません。
【質問1】
売主に対し、説明義務が果たされなかったことに伴う不利益について、補償を求めることはできますか。当方から隠蔽配管か否かを質問しなかったのは事実ですが、一般消費者にそこまでの知識が求められるのでしょうか。