- 親族関係
児童相談所の一時保護の解除の早期実現サポート
相談前の状況
小学生のお孫さんが児童相談所に一時保護された方からの法律相談です。
三連休前の金曜日に予約の電話があり,翌土曜日の夕方に会いました。
相談内容を要約すると,「一時保護になると2か月くらい戻ってこないかもしれないから不安だ。子(お孫さんの親)や自分は,どのようにしたらよいのか。早く戻ってきてほしい。」旨でした。
一時保護に至った経緯を伺い,第三者的視点からお孫さんが抱いている不安を解析(B5の紙1枚にまとめました。)して,その解消に向けた気持ちを伝えるために,子(お孫さんの親)に手紙を作成するとよいとアドバイスをして,作成する際のポイントを説明しました(こちらもB5の紙1枚にまとめました。)。
解決への流れ
相談者は,相談の際に私が渡した2枚の紙を,子(お孫さんの親)に渡して,手紙を書くように勧めてくれました。子(お孫さんの親)も,会ったことさえありませんでしたが,私のアドバイスを信頼してくれたようです。三連休の間に,ポイントを理解してくれながら,手紙を作成してくれました。そして,子(お孫さんの親)は,三連休が明けた火曜日,その手紙を児童相談所に提出しました。
子(お孫さんの親)の気持ちを込めた手紙は,児童相談所,そしてお孫さん(子の子)にきちんと届き,二日後の木曜日に一時保護が解除されました。
竹本 真紀 弁護士からのコメント
児童相談所の一時保護の解除を目指す案件については,弁護士が代理人として行動するのが適した案件もあると思います。この案件でも,今回のアドバイスでうまくいかなかった場合には検討したかもしれません。しかし,相談に来るまでの経緯を伺う中で,私の中では,「少しのズレを調整すれば,解決できるに違いない」との思いを抱きました。そのズレの調整ができるのは,親子がお互いに抱いている愛情しかありません。弁護士にできることは,それをサポートすることだけです。形としてうまく伝えることができる工夫を伝えることで,ご本人がうまく実現してくれた事案だと思います。
相談者は,木曜日のうちに私に電話をかけてきてくれました。そして,感謝の気持ちを一生懸命に伝えてくれました。私の方が嬉しくて,感謝の気持ちに包まれました。
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