困難な案件にも真正面から取り組み、依頼者が求める結果を出すために力を尽くす
相続案件に注力。「相続人が多い」「特別受益で揉めている」など複雑なケースにも対応
ーー注力分野とその分野に注力している理由を教えてください。
一番多いのは相続の案件です。事務所が相続分野に力を入れているので、私も多数の案件を手がけています。
ーー相続の案件では、どのようなことが争点になるケースが多いのですか。
特別受益や遺留分、生前贈与をめぐってトラブルになり、相談にいらっしゃる方が多いです。一部の相続人が勝手に被相続人の預金を引き出したとして、他の相続人との間で揉めるケースもあります。
たまにあるのが、相続人が非常に多いケースです。相続手続きがおこなわれないまま数十年の月日が流れ、その間に、元々相続人だった人が死亡してさらに相続が発生することで相続人が50人、100人に膨れあがってしまった。件数は少ないですが、そのような事案も実際に受けています。
特別受益のように特殊な計算が必要になったり、相続人が多すぎたりするような複雑なケースは、当事者だけで相続の手続きを進めることは極めて困難です。弁護士が介入し、法律の専門知識と経験に基づいて対応することで、迅速かつ適切な解決につながる可能性が高いといえます。
ーー相続人が多いケースで、先生に依頼した場合、どのように手続きを進めていくのでしょうか。
まずは誰が相続人で、どこに住んでいるのかを確定することから始めます。戸籍から1人ひとり調べていくしかないので、調査が完了するまでには数か月かかります。
通常の相続案件では、相続人が確定したら、弁護士が遺産の取り分などについて各人と交渉し、落とし所を探っていきます。しかし、相続人が50人も100人もいる場合は1人ひとりと交渉して解決をはかることは難しいので、裁判所に遺産分割調停を申し立てます。
その後、できる限り各相続人と連絡を取って意向を聞いた上で、それほど争いが大きくないと思われる場合は裁判所から遺産分割案を出してもらい、相続人に提示します。誰からも反論が出なければ、その案に従って遺産分割の手続きを進めていくという流れになります。
ーー相続の他には、どのような案件を手がけていますか。
顧問先企業からの依頼に対応することが多いです。海外企業との取引に必要な、英文契約書の作成も承っています。個人の方からの依頼では、離婚や消費者問題、数は多くないですが医療事故の案件に取り組むこともあります。
国際案件のように専門知識が必要なケースや、当事者の対立が激しく解決までに時間がかかるようなケースは、敬遠する弁護士の方もいると思います。ですが私は、案件の内容によって選り好みをするようなことはしません。いかに困難であっても、自分に任せられた案件に真正面から向き合い、依頼者の利益のために全力で対応することを信条としています。
依頼者が求める結果を出すことが全て
ーー仕事をする上で心がけていることを教えてください。
弁護士に依頼する際は、決して安くない費用を支払うことになります。それだけのお金を支払っても依頼してよかった、弁護士を雇うメリットがあった、と思っていただけるように常に努力をしています。要するに、依頼者が求めている結果を出すために力を尽くすこと。依頼者が1円でも多くの利益を得られるようにすること。それが全てです。
企業案件の場合、結果を出すことはもちろんですが、一番重視しているのはスピードです。こちらの対応が遅れることによって、企業がビジネスチャンスを逃したり、損害を被ったりすることがないよう、できるだけ早急に対応をすることを心がけています。
ーー最後に、法律トラブルを抱えて悩んでいる方に向けてメッセージをお願いします。
私にできるのは、とにかく、依頼者が求めている結果を出すために尽力することです。結果にこだわりたい方や、譲れない条件がある方は、一度ご相談いただければと思います。