企業内弁護士の経験を活かしたアドバイスを提供~健全な企業発展を支えるビジネスパートナーとして
政治経済の勉強を経て、法律の世界へ
ーー弁護士を目指した経緯を教えてください。
将来は会社員ではなく、専門職と呼ばれる資格を持って仕事をすることに漠然とした憧れを感じていました。父の友人にたまたま弁護士と公認会計士がいましたので、仕事内容ややりがいなどを聞く機会があり、弁護士に興味を持ちました。
弁護士は、社会的な問題から身近な人の困りごとに取り組む専門職でありながら、裁量や自由度が大きく、自分の性格にも合っていると思いました。高校生の頃には、将来は弁護士になりたいと明確に決めていました。
ーー政治経済学部のご出身ですね。法学部に進まなかったのはなぜでしょうか。
法律の世界に入る前に、法律以外のことを勉強して知見を広げたかったからです。遠回りな選択に思われるかもしれませんが、学んで無駄なことはひとつもありませんでした。政治経済学部で得た知識や論理、特に経済問題について考える力は、弁護士の仕事をする上で大きなプラスになっています。
あらゆる角度からビジネスを支えたい
ーー現在もっとも注力している分野と、その分野に注力している理由を教えてください。
事業者向けの法律顧問サービスです。規制法に関する相談や人事労務、契約書や利用規約、社内規程の作成、訴訟等の裁判業務、及びインターネット上の誹謗中傷対応など、業務は多岐にわたりますが、特に得意な業務は、契約関係の業務と誹謗中傷対策です。
企業法務に注力している理由は、私個人の職務経歴にあります。弁護士としてのキャリアは今年で9年目になりますが、そのうち4年間は企業内弁護士でした。また、中小企業診断士の資格も取ったように、ビジネスや経営にも高い関心があることも大きいです。
企業に在籍していたからこそ「企業内」の雰囲気やどのような法的支援が必要であるかがわかりますし、そこから離れた今は「企業外」の視点も備えています。実体験に基づいたバランス感覚や視野の広さは強みになると思い、企業法務に集中して取り組むことを決めました。
ーーどういった企業規模のクライアントが多いのでしょうか。
従業員10名前後の中小企業から、上場企業、外資系企業の日本法人などと多岐にわたります。企業規模や予算に合わせて柔軟に対応しています。 業種はIT関係や金融、製造業など様々です。
価値のある弁護士を目指して
ーー仕事をする上で心掛けていることはありますか。
クライアントにとって価値のある弁護士を目指し、多方面にアンテナを張って法律のみならず経営やビジネスに関する知識を取り込んでいくことです。私の場合、弁護士としての回答や成果物の質は当然のことながら、単なる弁護士目線ではなく、クライアント目線で迅速かつ親身に法的支援をすることを心掛けています。 クライアントにとっての「使い勝手の良さ」に重点を置いています。
ーークライアント目線で迅速かつ親身に法的支援をするということは、具体的にはどのようなことでしょうか。
例えば、契約書の作成やチェックを依頼された場合、その契約はどのような相手方とどのようなサービスに関して契約をするのか、その背景を的確に理解した上で回答するようにしております。特に新しい事業やサービスの相談は、何度もお打合せをして正確にビジネスを理解し、多方面から検討するようにしています。
また、クライアントからの質問や問い合わせに対しては、法律の難しい解説や結局どうすればよいかがわからないような回答や説明ではなく、経営者や担当者目線でわかりやすく解説し、どのような対応をすればよいかを明確にするように心がけていますね。
さらに、クライアントから聞かれる前に、法改正への対応や株主総会対応など、私から能動的にお声がけして支援や助言をさせてもらうようにしています。 また、誹謗中傷対策については、Googleアラート機能でクライアントに対する誹謗中傷がないか、定期的に監視する仕組みを構築しています。
ーー費用面について、杉本先生の料金表はとても明快ですよね。クライアント側も予算を組みやすいのではないでしょうか。
はい、料金面は工夫しているポイントです。個々の案件や状況にもよりますが、基本的には定額制を採用しています。稼働時間にかかわらず、月々の顧問料の範囲で対応可能です。
企業法務においては、弁護士の稼働時間ごとに料金が発生する時間報酬制(タイムチャージ制)が一般的です。ただ、時間報酬制では、企業側としては費用が高額になることを気にして、弁護士に頼ることを控えてしまう場合があります。
疑問や不安が生じたとき、もっと気軽に弁護士を利用してもらいたい。そのための定額制です。費用がトータルでどのくらいかかるのか、最初におおまかな見通しが立てば安心できますよね。
費用面のわかりづらさは、従来の弁護士像にありがちなマイナスイメージです。そこを払拭したいという思いから、料金体系を明快にしています。
「弁護士杉本拓也」という法務部を自社の外に持ち、法務部業務を私に外注する便利さを実感してもらいたい。そのためにはなにが必要か、どうあるべきか…といったことを日々探っています。
ーー円滑なコミュニケーションのために工夫していることはありますか。
Chat work(チャットワーク)やSlack(スラック)などを利用して迅速にコミュニケーションが取れる体制を取っていることです。これらのチャットツールはクライアントにも好評です。 また、過去の経験のストックはもちろん、契約書クラウド審査・データベースや法律書のクラウドリサーチシステムを活用し、どこにいても迅速に回答できる体制を整えています。
企業法務のやりがいを胸に
ーー弁護士として活動してきたなかで、印象に残っているエピソードを教えてください。
あるクライアントの株式上場に向けて、社内体制の整備をおこなったことです。コンプライアンス体制やガバナンスの整備、人事労務管理や契約審査体制の見直しなど、さまざまな面から企業内部に長期的に関わりました。
クライアントと二人三脚で目標を達成したり、クライアントから依頼して良かったですと仕事ぶりを評価して頂くことは何事にも勝るやりがいです。 現状に満足することなく、よりクライアントにご評価いただけるようにこれからも研鑽を積んでいきたいと思います。
ーー休日はどんなふうに過ごしていますか。
タイ古式マッサージに行って体の疲れを癒したり、学生時代から続けているテニスや卓球で汗を流したりしています。弁護士仲間にはテニス経験者が多いので、仕事のスイッチをオフにして一緒に楽しんでいます。
ーー今後の展望について教えてください。
引き続き法律顧問を中心とする企業法務に注力していくとともに、M&Aや事業承継の分野にもより注力していきます
特に今後は、クライアントにより満足してもらえるビジネスパートナーになりたいと思っています。先手先手のサービスでクライアントを支援し、不安材料を取り除き、健全な企業経営に貢献していきたいですね。
ーー最後に、弁護士への依頼を検討している方へ向けてメッセージをお願いします。
あなたのビジネスの味方は、自社の内部だけではなく、外にもいます。トラブルをかかえたとき、新しいことに挑戦したいとき、弁護士の知識と専門性をぜひ頼ってほしいです。オンライン面談も実施していますので、お気軽にお問合せください。