「この人に任せれば大丈夫」。細やかな気遣いで依頼者と信頼関係を築く
依頼者の納得感と信頼関係を重視
ーー弁護士を目指した理由やきっかけを教えてください。
大学は文学部でした。東洋美術のゼミに入り夢中で研究していたのですが、好きだからこそ仕事にしたくない思いがありました。そこで進路を考えたときに、資格を取って働こうと思ったんです。行政書士や司法書士など様々な資格がありますが、せっかく勉強するなら一番難しい資格にチャレンジしようと思い、司法試験を目指すことを決めました。
ーー現在の注力分野についてお聞かせください。
1番多いのは交通事故、次に相続です。その他にも様々な分野を幅広く扱っています。
ーー仕事をする上で心がけていることは何でしょうか。
依頼者の納得感を大切にしています。訴訟の勝ち負けは、状況によっては弁護士の力でどうにもならないこともあるので、どのような結果になっても納得感を持ってもらえるように心がけています。
例えば、交通事故の相談では、これまでの経験から最終的な賠償額などの落ち着きどころを予想することができます。しかし、依頼者の希望が私の予想と異なる場合もあります。そのようなときには、最初から私の予想を押し付けることはせず、依頼者の希望をどこまで反映できるか試行錯誤します。このような解決までのプロセスを通して依頼者に納得感を持ってもらうことを常に考えています。
また、依頼者との信頼関係も大切にしています。「この人に任せれば大丈夫だ」と依頼者に信頼されるように、物事をはっきり伝えることや喋り方など、細かいところではありますが、安心感を与えられるように意識しています。
ーー弁護士として活動をされてきた中で、印象に残っているエピソードを教えてください。
ある交通事故の被害者から依頼を受けて代理人として交渉したことが印象に残っています。依頼者は車に乗っている時に後ろから追突され、むち打ちで通院していました。事故直後に相談されたときには、これまでの経験からむち打ちについて後遺障害等級認定の14級が認められれば良い方だろうと予想していました。
しかし、その後、依頼者から「耳鳴りがして難聴になった」という訴えがありました。交通事故案件で被害者がそのような主張をすることは稀にあるのですが、難聴と事故との因果関係が認められず、後遺障害として認定されないことがほとんどです。
予想通り、最初は後遺障害が認められませんでした。そこで異議申し立てをしたところ、むち打ちに対して14級が認められただけでなく、難聴に対しても後遺障害の11級に該当すると認められました。
後遺障害に対する損害賠償額は当初400〜500万円と予想していましたが、最終的には約3000万円という予想よりもかなり大きな金額を裁判で勝ち取ることができ、依頼者にも喜んでもらうことができました。
どんな事案でも早めの相談を
ーープライベートについても伺います。休日はどのようにお過ごしですか。
休日はほとんど子どものお世話です。公園に行くことが多いですね。子どもがポケモンに夢中で、アーケードゲームをしにゲームセンターに行くこともあります。
私自身は漫画が好きで、マガジンやアフタヌーンといった青年誌を読んでいます。それからお酒も好きです。ウイスキーや日本酒を飲むことが多いですね。
ーー今後の展望についてお聞かせください。
当事務所には現在、4人の弁護士がいます。多くの案件を手掛けられるように、弁護士をもう少し増やして、事務所を大きくしてもよいのではないかと個人的には考えています。
ーー法律トラブルを抱えて困っている方にメッセージをお願いします。
弁護士は敷居が高いイメージがありますが、私はフランクなタイプなので、気軽に相談をしてください。当事務所は、事務員さんを含め仲が良く、明るい雰囲気で来所しやすいのではないかと思います。
相談はどんな事案でも早めの方がいいと思います。相談だけでも構いませんので、お気軽にご連絡ください。