離婚・男女問題で信頼される事務所に 「数年先の幸せを考えて今できることを一緒に頑張りましょう」
離婚と男女問題に特化した事務所を設立
——弁護士を目指したきっかけや理由を教えてください。
私は中国出身で、10歳のときに日本に来ました。今は日本国籍ですが、当時は外国人で、経済的にもあまり恵まれず、マイノリティの立場でした。弁護士は弱い立場にある方の味方になって戦うイメージがあり、困っている人の役に立てるようになりたいというのが目指したきっかけです。
高校卒業後は美容専門学校に通い就職したのですが、女性でも長く続けられる仕事をしたいと思い、法科大学院に進みました。自分の知らなかった世界を知ることができるので、法律の勉強はとても楽しかったです。弁護士になった今も、勉強の日々です。
——注力分野と、その分野に注力している理由はなんでしょうか。
離婚・男女問題に注力しています。以前の事務所に勤務している時、「離婚事件では女性弁護士に頼みたい」という依頼者の方がとても多くいました。そのため、同じ事務所に所属している他の弁護士と比較しても、私だけ離婚事件の割合がすごく多かったんです。
離婚はその人の人生を左右する大事な局面です。主張が通ったときのやりがいもありますし、依頼者の方からとても感謝されることも多いです。こうしたことから、もっと専門性を高めたいと思い、独立する際も、離婚と男女問題に特化した事務所にしました。
依頼者の感情に寄り添いながら伴走
——仕事をするときに心がけていることはありますか。
依頼者の感情に寄り添うことです。離婚事件は家庭の問題であり、配偶者や子どもへの感情がともなうものです。労働事件や交通事故事件などと比較しても、依頼者が感情と切り離して考えることが難しい分野だと思います。
どうしても弁護士としてたくさん離婚事件を取り扱っていますと、事件ごとに見通しがわかるようになり、早く決断を出したくなることはあります。ただ、家庭環境はそれぞれ違いますので、依頼者の思いの部分をきちんと汲み取るように心がけています。
——弁護士として活動してきた中で印象的だったエピソードを教えてください。
訴訟でとことん争って、最終的にこちらの主張が認められたような事件は印象に残っています。
不貞行為に関する事件で、相手が不貞行為を認めず、かなり争った事件がありました。証拠は決定的な証拠があるわけではないものの、間接証拠がいくつもある状況でした。裁判所で認められるかどうかは五分五分のところでしたが、依頼者と十分に打ち合わせをして、どんな小さなことも取りこぼさないようにしました。
最終的に不貞を認定してもらい、依頼者は泣いて感謝してくれました。私自身もずっとドキドキしていましたので、すごく嬉しかったです。
立証責任は主張する側にありますので、決定的な証拠があれば良いのですが、そうでない場合は苦労することが多いです。ただ、弱い証拠でも、たくさん集めれば裁判所にも響きます。
この事件は、間接証拠をいくつも集めた上で、こちらのストーリーをわかりやすく説明できたのが勝因だったと思います。
事務所全体で夫婦カウンセラーの資格を取得
——事務所の強みを教えてください。
離婚・男女問題に特化した事務所ですので、この分野に全ての労力を注いでいます。専門性が高く信頼できる事務所にしていきたいと考えています。
私は夫婦カウンセラーの資格を取得していますが、今事務局も資格を取るべく勉強中です。夫婦問題のプロフェッショナルとして、事務所全体で知識を磨くようにしています。
夫婦カウンセラーの仕事は、夫婦関係に問題が生じたときに、双方のお話を別々に聞いてその仲裁をするというものです。何が問題なのか自分たちでわかっていないご夫婦もいらっしゃいますし、問題点はわかってるけど解決方法がわからないというご夫婦もいらっしゃいます。
依頼者から話が引き出せるかどうかは、質問の仕方によって変わると感じています。細かく段階を追って聞いていくことで、状況を正確に把握することができます。資格を取ってよかったと日々、感じています。
依頼者はやはり緊張されていますので、法律事務所に来ても、上手く話せない方がいらっしゃいます。私の質問やカウンセリング方法によって、うまくお話を引き出せるよう研究しています。
また、法律の知識も日々ブラッシュアップしており、他の事務所よりも手厚く解決方法を提案できると思っています。
——法律トラブルを抱えて、悩んでいる方へのメッセージをお願いします。
今はすごくつらいと思いますが、信じて頑張れば、そのうちきっと明るい未来が切り拓けます。目の前のことだけを見ていると、どうしてもつらくなることもあると思いますが、数年先の幸せを考えて今できることを一緒に頑張りましょう。そのお手伝いをさせていただきます。