須郷 知徳 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
1つは父が司法書士だったことです。家に法律関係の本などたくさんあり、自然と意識する様になりました。もう1つのきっかけは、中学の同級生の父親が弁護士をしていたことです。彼の家に遊びに行ったときに、本当に豪邸で感激し、弁護士は本当に儲かる仕事なんだと思い、目指したというのも正直なところです(笑)。
ただ、実際に弁護士になったら、そんなに儲からないことがわかってしまいましたが(笑)。
学生時代
学生時代は本当に遊びすぎたというくらい遊んでいました。学校もほとんど行っていなかったので、ゼミの入学試験にも落ちてしまいました(笑)。冬は良くスキーに行っていました。
受験時代に苦労した話や、勉強をする中で工夫したこと
学生時代にほとんど勉強をしていなかったので、卒業してから苦労しました。予備校に通ったのですが、そこでは真面目に勉強する友達や志の高い友達をたくさん作り、朝の7時に自習室に集合して模擬試験や過去問等を解くなど皆で頑張っていました。
ちょうど私の代は、これまでと試験の科目が変わり、今までやったことのない科目が必須科目になった時でした。他の科目は何年も勉強していて、少しマンネリしていた部分がありましたが、新しい科目をやることで初心に戻ることが出来ました。結果マンネリしていた科目を勉強するにあたりいい影響がありました。
司法試験の知識で実務に役立つこと
民法は習ったことがそのまま仕事に使えます。
知識というよりは、法律の考え方が勉強になりましたね。勿論全ての法律を暗記しているわけではないですが、何かあった時にどこを調べれば良いかは分かりますし、法律の思考パターンを体得出来たことが役立っています。
最初に入所した事務所を選んだ理由と、新人の頃に苦労したこと
最初に入所した事務所は、弁護士の先生が1人いるだけの小さな事務所でした。
弁護士会が主催する合同就職説明会に行った時に、ブースを出していたのでそこで初めて知りました。私はいずれ独立することを考えていたのですが、そこの事務所は独立志向の高い弁護士が良いということで気が合い、決めました。
依頼者に対して気をつけていること
まずは出来るだけ話を聞くことです。クライアントの方からすると言いづらいことも、全て話して頂けるような雰囲気づくりを心掛けています。いきなり本題に入るのではなく、その前に出来るだけ共通の話題がないかを探し話します。共通の話題があるとやはり盛り上がりますし、緊張をほぐすことも出来ると思います。
そして良いことばかりではなく、難しいこと、無理なことがある時もきちんと伝える様にしています。
休日の過ごし方
車の運転が好きなのでドライブに行くことが多いです。妻と一緒に買い物に行ったり、家の掃除の手伝いなどをしています。
関心のある分野
いろいろありますが、特に関心が高いのは中小企業の事業承継の問題です。中小企業の経営者は年配の方も多いのですが、そういう方がリタイアした後に、誰に会社を継がせるのか、スムースに継がせるにはどうしたらいいのか、という問題を経営者の方と一緒に考えていきたいです。
誰も継ぐ人がいなく会社が無くなってしまうのは、本当にもったいないことです。この事業承継の問題は、今後顕在化してくることが予想されますので、弁護士が活躍できる分野であると考えています。
弁護士に最も求められると思う力
聞きとる力です。人から情報を引き出す力は、全てにおいて必要だと思います。交渉する相手に対しても色々と聞き出さなければなりません。自分の考え、意見を主張する前に、まずは相手の話を良く聞くことが大切だと思います。
ページを見ている方へのメッセージ
弁護士をもっと身近に感じて頂ける様努力していくので、事前の予防として小さなことでも出来るだけ相談しに来て欲しいです。医師の治療でも、病気が進行してしまっていてはどんな名医でも治せないこともあります。弁護士も同じです。どうしようもなくなってしまった状態で相談に行くのではなく、もう少し早い段階で相談してみると解決出来る問題はたくさんあると思います。