

青山 雅幸
弁護士法人ライトハウス法律事務所
静岡県 静岡市葵区呉服町1-1-14 呉服町圭田ビル3階プロフェッショナルとしての高い質のサービスを提供する



呉服町通り沿いにございます。お迷いの際はご連絡ください。
現在、当事務所は医療過誤事件では静岡のみならず、日本でも有数の解決実績を挙げております。困難な事件、他事務所では解決できない事件を、徹底的な調査・研究をして、証拠収集により勝ち抜いていく。その実績の集積が先の業績となっています。
医療に限らずその徹底した事件解決は他種事件でも同じです。
私が代表を務める「ライトハウス法律事務所」という事務所名は、闇夜の中で灯りを捜し求めている依頼者の方々の一筋の光となれるようとつけたものであります。その志を持った弁護士とスタッフが結集し、お客様に対し、より良い、より安定的な法的サービスを提供できるよう、平成23年7月より法人化いたしました。
今後もその名に恥じぬよう、弁護士・スタッフ一丸となって努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。
【ホームページ】https://www.lighthouse-lo.com/
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※弁護士への営業・勧誘などのお問い合わせは固くお断りしております。
インタビュー
25年以上にわたり医療過誤事件に注力 経験と知識、医師とのネットワークを駆使して難事件を解決

長年の経験、医学知識、協力医からの評価 全てが事件解決に結びつく
ーー注力分野を教えてください。
患者側の医療過誤事件に注力しています。
もともと理系科目全般が得意で、高校時代は医学部に進学することも考えていました。医学に対する興味から取り組んでいることが1つの理由です。
もう1つは、自分自身の経験です。父親が病弱だったのですが、担当医が私たち家族の訴えをきちんと聞いてくれず、非常に残念な思いをしたことがありました。父親が受ける治療について「本当にそれでいいのか」と疑問に思いました。当時の気持ちは今も持ち続けていて、この分野を一生懸命手がける動機になっています。
ーー医療過誤事件を手がけるうえでの先生の強みは何でしょうか。
数々の事件を解決してきた豊富な経験と医学の基本的な知識があること、さらに協力医とのネットワークを駆使して充実した証拠収集をおこない、医学的根拠に基づく主張立証ができることです。
これまで25年以上にわたって患者側の医療過誤事件に取り組んできました。
その間もちろん、医学の基本書や論文を読み込み、医師が主催する弁護士向けの医学講座なども積極的に受講し基礎知識を習得してきました。また、臨床経験豊かな開業医や病院勤務の専門医、時にはゴッドハンドと称される著名な方など数多くの医師の方たちにお会いし、事件に関連してレクチャーを受けてきました。そうした経験に加えて私自身医学に強い関心があるので、各事件を担当する際にご相談をお願いする専門医の方たちと対等に議論ができます。これは、他の弁護士にない大きなアドバンテージで、医学的知識や経験がない弁護士にはできるものではありません。このため、様々な協力医に評価・信頼してもらえているのだと思います。
また、協力医とのネットワークがあることは、患者側の医療事件を手がけるうえでは非常に重要です。私は長年の経験のなかで協力医たちとの信頼関係を築いてきました。「こういうケースならこの医師」と適切に選定できますし、協力医がなかなか見つからないような難しいケースでも、トップクラスの医師に直接手紙を送って面談し、協力を依頼してきた実績があります。
訴訟では、訴えを起こした側が主張も立証も裏付けも全ておこなわなければなりません。患者側の弁護士として裁判を起こし、病院側との戦いに勝利するためには、医療に関して相当の素養と経験とノウハウが必要です。
医療過誤事件に取り組む上で必要なそれらの要素を磨き続けてきたからこそ、他の事務所では取り扱えない、難易度が高い事件を解決に導いて来られたのだと自負しています。
証拠を徹底的に検証し、謎を解く
ーー医療過誤事件を手がけるうえで心がけていることを教えてください。
根拠のある仕事をすることです。
医療過誤事件は、実は推理小説と通じるところがあります。推理小説において、名探偵は、ある事実や根拠をもとに疑問や不可解な点を1つ1つ解明しながら、犯人を特定していきます。
私が事件に取り組むときにも、「この悪い結果はなぜ生じたのだろう」「この医師はなぜこういう過ちを起こしたのだろう」「本来はどういう処置をすべきだったのか。その処置をしていればこの患者を助けられたのか」といったことを、記録や協力医の意見、論文などから検証していきます。1つの事件を受けるとだいたい50〜60本は論文を読みますし、海外の論文を取り寄せることもあります。
何かを主張するのであれば、常に、事実を裏付ける根拠となる論文や記録を添えることを徹底しています。よい結果を得るためには不可欠なことです。
私が以前手がけた、妊婦が羊水塞栓症(編注:出産時に羊水が母体の血液の中に流れ込む病気)を発症して死亡し、遺族が病院と医師らに対して損害賠償を求めた事案では、論文が決定打となって高裁で逆転勝訴判決を獲得できました。
それまで羊水塞栓症の事案は、我々の業界では勝つことが出来ない医療事件とされていました。
その理由は、羊水塞栓症の治療をした場合の救命可能性でした。もともと羊水塞栓症は母体死亡率が高いとされていて、日本の産婦人科医学界では一般的に死亡率は8割以上とされ、論文などにもそう書かれていました。死亡率がそのくらいだと、仮に適切な治療をしていても結局は助けられない可能性の方が高いので、死の結果は防げなかっただろうから、不適切な医療でも損害賠償に値しない、とされてしまうのです(これを結果に対する因果関係を欠くと言います)。
ただ、私としては本当に死亡率が8割もあるのかと疑わしく思い、様々な論文や文献を調べてみたんです。その結果、死亡率8割という数字の大元になった論文には根拠がな示されていないこと、そして、海外の権威ある医学雑誌(LANCET)に載った英語論文でも死亡率が2割程度とされていることや、日本国内の近年の調査では1〜2割に過ぎないことを突き止め、主張しましたが、残念ながら一審では敗訴判決を受けました。
そこで、控訴審ではさらに調査を深め、LANCET論文で引用されていたカリフォルニア州で全数を調査した論文も提出し、また、このケースが救命困難なタイプの症例でなかったことについて徹底的に医学的に詰めた主張をしました。そして、裁判所に「羊水塞栓症の事案でも適切な治療をすれば救命が可能」ということを理解してもらえたのです。
結果、東京高裁は、適切に治療すれば救命できたという判断を下し、医療機関側に約7490万円の支払いを命じる逆転勝訴判決が下されました。被告側は最高裁に上告しましたが、最高裁も被告側の上告を棄却し、この東京高裁勝訴判決は確定しています。
羊水塞栓症のケースで勝訴判決を獲得したのは日本で私が初めてでした。弁護士として、自分で言うのもなんですが、いろいろ成し遂げてきているなと思います。
ーーどんなときにやりがいを感じますか。
謎が解けた瞬間です。医療事件は必ずどこかに答えがあります。その医師がなぜ過誤を起こしたのか検証するなかで、「検査のこの結果を見落としていたから処置を誤ったんだ」「異常を見逃した理由はこれだったのか」ということが見えてくるんです。
事実に基づく発見によって謎が解け、点と点がつながり線になった瞬間のおもしろさ。医療過誤事件を手がける醍醐味だと思います。
ーー忙しい日々のなかでの息抜き方法は?
趣味が3年おきくらいに変わるのですが、ここ数年ハマっているのがバイクです。大型バイクに乗って、太陽を見ながら海岸沿いをソロツーリングしています。心からリフレッシュできますね。
「今困っている人を、なんとかして助けたい」
ーー今後の展望をお聞かせください。
私自身は引き続き、医療過誤事件に特化して取り組んでいくつもりです。事務所には私のほかに女性弁護士が2人在籍しているので、離婚や債務整理などの一般的な民事事件もバランスよく取り扱いたいと考えています。
最近は少し取扱い件数が減っていますが、交通事故事件にも力を入れたいです。過失割合で賠償額が大きく変わるケースや、重い後遺障害を負っているのに適切な等級認定が受けられず泣き寝入りしているケースなど、私たちが手がけるからこそ勝てる・いい結果が得られる事案を積極的に手がけていきたいと思います。
ーー最後に、トラブルを抱えて悩んでいる方へのメッセージをお願いします。
私の事務所ではとにかく、「この方にとって、どうすれば最善の解決になるのか」ということを追求しています。
裁判や法的な手続きだけにとどまらず、様々な方法を検討し、「どうすれば、依頼者をこの状況から立ち直らせることができるか」「救いの手を差し伸べられるか」という観点で解決方法を探っていきます。
たとえば、破産事件。他の法律事務所では、破産の手続きをすれば弁護士の仕事は終わりというところが多いと思います。ですが私の事務所では、破産後の生活再建までサポートします。普通の生活が送れるようになってこそ、本当の意味での解決ができると考えているからです。
依頼者がなぜ破産しなければならないところまで追い込まれたのか、根本的な原因を探り、破産の原因が浪費にあるならレシートを全部持ってきてもらって、何に無駄なお金を使っているのかを一緒に見つめ直します。そうして1年くらいかけて指導して、生活を立て直していきます。
今困っている人を、とにかく、なんとかして助けてあげたい。そういう気持ちで全ての事案に取り組んでいます。法的な救済方法はもちろん、それ以外のやり方も含めて最善の解決策を一緒に探していきましょう。お気軽にご相談ください。
取扱分野
-
医療問題 料金表あり/解決事例あり
依頼内容
- 医療過誤
- B型肝炎
-
借金・債務整理 料金表あり/解決事例あり
依頼内容
- 自己破産
- 過払い金請求
- ヤミ金対応
- 任意整理
- 個人再生
-
遺産相続 料金表あり
請求内容
- 遺言
- 相続放棄
- 相続人調査
- 遺産分割
- 遺留分侵害額請求(遺留分減殺請求)
- 相続登記・名義変更
- 成年後見
- 財産目録・調査
-
交通事故
事件内容
- 死亡事故
- 物損事故
- 人身事故
争点
- 後遺障害等級認定
- 過失割合
- 慰謝料・損害賠償
-
離婚・男女問題
原因
- 不倫・浮気
- 別居
- 性格の不一致
- DV・暴力
- セックスレス
- モラハラ
- 生活費を入れない
- 借金・浪費
- 飲酒・アルコール中毒
- 親族関係
請求内容
- 財産分与
- 養育費
- 親権
- 婚姻費用
- 慰謝料
- 離婚請求
- 離婚回避
- 面会交流
-
債権回収
-
企業法務・顧問弁護士
依頼内容
- M&A・事業承継
- 人事・労務
- 知的財産・特許
- 倒産・事業再生
- 渉外法務
業種別
- エンタテインメント
- 医療・ヘルスケア
- IT・通信
- 金融
- 人材・教育
- 環境・エネルギー
- 運送・貿易
- 飲食・FC関連
- 製造・販売
- 不動産・建設
自己紹介
- 所属弁護士会
- 静岡県弁護士会
- 弁護士登録年
- 1994年
経歴・技能
学歴
- 東北大学法学部卒
職歴
- 静岡県庁
人となり
- 趣味
- ランニング、ピラティス、映画鑑賞
- 好きな言葉
- 改めるにはばかることなかれ
- 好きな本
- SF全般、宮沢賢治、萩尾望都
- 好きな映画
- マーベル、DCユニバース、シリアス、サスペンス、SF
- 好きな音楽
- ユーミン、ダイアナ・クラール、ジャズ全般
- 好きなスポーツ
- バスケ、サッカー、ボクシング
- 好きなテレビ番組
- 海外ドラマ(ゲームオブスローンズ、ロスト、高い城の男)
- 好きな休日の過ごし方
- 家でまったりして、時々散歩
医療問題
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呉服町通り沿いにございます。お迷いの際はご連絡ください。
医療問題の詳細分野
依頼内容
- 医療過誤
- B型肝炎
対応体制
-
女性スタッフ在籍
事務所内に女性弁護士または女性スタッフが在籍しております。
お支払い方法
- 分割払いあり
- 後払いあり
◆取扱困難案件でもお任せください
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
当事務所では、これまで医療問題に注力してきました。勝ち得ない事件、他事務所では取り扱い困難な事件もご相談可能です。過去には羊水塞栓で逆転勝訴の実績もございます。
高難易度医療事件に取り組める事務所は限られています。そのため、知識と経験が豊富な当事務所に一度ご相談ください。患者の当然の権利を守るため、また、長い目で見れば「医療自身」を発展させるためにも、医療過誤訴訟をはじめとした医療事件に全力で取り組んでおります。
【このようなお悩みはご相談を!】
✔︎術後の経過観察で診断・治療ミスがあったのではないか。
✔︎陣痛促進剤投与により、妻と子供を失った。
✔︎美容整形後、後遺症が残った。
ー 重点取扱案件 ー
産科事故、術中事故、術後管理、投薬過誤
医療問題の解決実績
▶︎ http://www.lighthouse-lo.com/ind01_list.html
◆当事務所のサポート体制
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【1】男性・女性弁護士在籍!
【2】法律・医療用語を分かりやすくご説明します
【3】分割払いや後払いに柔軟に対応!
▼
「ライトハウス法律事務所」という事務所名は、闇夜の中で灯りを捜し求めている依頼者の方々の一筋の光となれるようにとつけたものであります。
その志を持った弁護士とスタッフが結集しておりますので、お客様に対し、より良い、より安定的な法的サービスをご提供できるよう尽力いたします。
◆弁護士費用について
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
◎相談料:30分5,000円(税別)
着手金は内金払いなので、費用のご心配なくご相談いただけます。
◆ご相談までの流れ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
①お問い合わせ方法
ページ右側に記載されている電話番号にお問い合わせください。
▼
②ご予約の際にお伝えいただくこと
ご相談内容・お名前・連絡先・希望日時をお伺いいたします。
▼
③相談日時の決定
日程を調整し、相談日時をご案内いたします。
▼
④相談当日
相談日時に当事務所へお越しください。「質問したいこと」「相談の概要」などのメモをお持ちいただくとスムーズなご相談が可能です。
▼
⑤正式なご契約
費用やお手続きについてご納得いただき、ご希望があれば、委任契約書を締結し、正式にお引き受けします。
ーーーーーーーーーーー
◆アクセス
静岡駅から徒歩15分
◎お車でお越しの方は、事務所駐車場をご利用ください。
◆ホームページ
http://www.lighthouse-lo.com/
医療問題の料金表
分野を変更する項目 | 費用・内容説明 |
---|---|
相談料 | 30分5,000円(税別) |
着手金 | 医療調査10万円(税別)、証拠保全10万円(税別)、 示談・訴訟は一部定額の内金払いで、成功時に精算 |
報酬金 | 損害賠償金の10%(税別) |
備考欄 | ご不明な点があれば、面談時にお気軽にご相談ください。 |
医療問題の解決事例(2件)
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【医療過誤】救急医療の問題点
- 医療過誤
-
【医療過誤】カニューレ装着患者の窒息事故
- 医療過誤
医療問題の解決事例 1
【医療過誤】救急医療の問題点
- 医療過誤
相談前
Gさんは、当時50代の女性であり、夫と子供達とともに暮らしていました。Gさんは、家事育児を切り盛りしながら、勤めにも出ていましたが、定期健診で心電図に若干乱れがあると指摘される以外には、持病もなく、通常の生活をしていました。
ある早朝、Gさんは自宅で突然倒れ、救急車で、救命救急センターに指定されている私立総合病院に搬送されました。このときのGさんは、意識不明、右半身不随、嘔吐を伴うという非常に危険な状態でした。
Gさんが搬送された私立総合病院で初診を行ったのは、研修医2年目の医師でした。この医師は、Gさんの頭部CTを一度撮ったのみで、「過度のストレスによるうつ病」と診断し、投薬を行い、自力歩行もできないGさんを帰宅させました。
帰宅後も、Gさんは、意識不明瞭、全身痙攣、半身麻痺などの症状から回復せず、Gさんの家族らは何度も病院に問い合わせましたが、病院側は、初診で下されたうつ病という診断を覆すことはありませんでした。
その後、Gさんは精神科医や整形外科を外来受診しましたが、「特に異常はない」「本人の意思が表明できるようになってから判断する」と言われ続けました。
初診から12日後、またも自宅で倒れたGさんは、救急車で搬送され、脳梗塞と診断されました。医師からの説明では、今回は「2度目」の発作であり、すでに手の施しようがない状況であるとされ、搬送から7日後、Gさんは帰らぬ人となってしまいました。
1.家族は地域の中核医療を担うべき「救急医療センター」である当該病院を信じ、医師の診断を信じました。しかし、救急救命において最も根幹であるべき初診について、経験の浅い研修医にまかせきりになっており、研修医が下した判断について、経験のある医師がそれを検証することもなく放置され、最悪の事態を招くまで、家族らの訴えは聞き届けられませんでした。
2.初診時のGさんの症状は、重篤な意識障害、言語障害、半身不随という緊急事態であり、これは脳梗塞に一般的な症状でした。また、「初期の脳梗塞はCT画像には写らない」ということを知っていれば、MRI検査を併せて行う、もしくは、保存的治療を続けながら再度CT画像を確認したはずであり、これを行わなかったことにより、初期脳梗塞の適切な治療を行う機会を見逃してしまいました。なお、ストレスによるうつ病との診断は、MRIやCTといった検査を尽くした上での最終的な除外診断として行うべきでした。
3.上記1・2については、単に初診を行った研修医個人の診断ミス・力量不足と言うにとどまらず、救急医療のあり方そのものが問われる、重大な事件であったと言えます。この事件について、当該私立総合病院に、救急医療(当直)を行う医師の人選に関して、真摯な姿勢があったかといえば、甚だ疑わしく、それゆえに、医師を選べない緊急事態の患者の人命を預かるに相応しいとは言い難いものでした。患者の家族は、救急医療に対する信頼を著しく裏切られることになってしまったのです。
相談後
1.私立総合病院は、患者の遺族らに対し、和解金5,200万円を支払う
2.私立総合病院は、今後医業を継続する上において、本件を十分に反省し、同様の事態が2度と起きないよう再発防止に努めることを誓う。
医療問題の解決事例 2
【医療過誤】カニューレ装着患者の窒息事故
- 医療過誤
相談前
ろれつがまわらなくなり、また意識障害も併発したため、Gさんは救急車でA市立病院へ搬送されました。Gさんは、脳梗塞・心筋梗塞・肺炎を併発していると診断され、そのままA市立病院の集中治療室に入院しました。
Gさんの呼吸状態が良くなかったため、Gさんには気管切開が施され、切開部にカニューレ(空気の送排のために体内に挿入するパイプ状の医療器具)が取り付けられました。
その後、Gさんには右半身に麻痺は残っていたものの、徐々に回復を見せ、数週間後には4人部屋へと移り、友人が見舞いにきた際には笑顔を見せたり、麻痺している方の右手をほんの少し動かすこともできるようになりました。
しかし、その一方で、カニューレには、頻繁に痰がからみ、Gさんは時折激しく咳き込んだり、もがいて喉をかきむしるような仕草を見せました。
Gさんは、気管切開をされているために声も出せず、さらに、両手には、病院側によって、厚手のミトンのようなグローブを装着されていたため、右半身が麻痺しているGさんは、自分でグローブを外してナースコールのボタンを押すこともできませんでした。このため、痰がからむと、Gさんはただ苦しそうにもがき、見舞いにきていた家族や友人達が、その都度看護師を呼んでいました。
また、Gさんは自力で起きあがることもできず、カーテンで周囲からも遮られ、更に、呼吸状態を観察する装置(サチュレーション)等も全く設置されていなかったため、Gさんはカニューレに痰が詰まり、呼吸困難に陥ったとしても、それを外部に知らせる手段がなかったのです。
そしてある夜、不安はついに現実のものになってしまいました。
カニューレに痰が詰まり、窒息状態で発見されたGさんは、そのまま亡くなってしまったのです。
相談後
本件は示談交渉では決着せず、訴訟を提起することになりました。
A市が、Gさんの相続人に対し、800万円を支払う内容で訴訟上和解が成立しました。
青山 雅幸弁護士からのコメント

一般社会の常識からすれば、Gさんのように、声も出せず、体も麻痺している状態の患者に、呼吸状態を監視するための簡便な装置であるサチュレーションすら装着していなかったA市立病院の看護体制は、ずさんなものであったと言わざるを得ません。
ところが、A市側は、このような監護体制でも問題ないとの主張を繰り広げました。医療界の常識と一般社会の常識が著しくずれていると感じざるを得ません。
ちなみに、A市立病院では、Gさんの死亡事故をきっかけに、同様の状態の患者すべてに対し、サチュレーションを装着するよう監護体制を改めたとのことです。
A市立病院の監護体制の改善については評価すべきではありますが、そうであるならば、そもそも、なぜ過失を争ったのか疑問を呈さざるを得ませんし、Gさんの死という代償はあまりに大きいものでした。
借金・債務整理
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呉服町通り沿いにございます。お迷いの際はご連絡ください。
借金・債務整理の詳細分野
依頼内容
- 自己破産
- 過払い金請求
- ヤミ金対応
- 任意整理
- 個人再生
対応体制
-
女性スタッフ在籍
事務所内に女性弁護士または女性スタッフが在籍しております。
お支払い方法
-
法テラス利用可
法テラスの「民事法律扶助制度」や日弁連の「委託援助制度」が利用できます。これらは、経済的に余裕がない方が法的トラブルにあったときに、無料法律相談や、弁護士費用の立替えなどの援助を受けられる制度です。※援助を受けるためには、一定の条件を満たす必要があります。詳しくは、担当弁護士もしくは法テラスまでご確認ください。
-
初回相談無料
弁護士によっては初回30分や電話相談のみなど、制限がある場合がございます。
- 分割払いあり
◆最適な解決方法をご提案いたします
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
平成13年に当事務所を開設して以来の豊富な経験で、事案に応じた最も適切な解決方法をご提案します。債務整理は弁護士の熟練の技術を要する法律問題のひとつであり、どのような解決方法を採用するかによって大きな差が生じる問題です。ぜひ18年以上の実績を誇る当事務所にご相談ください。
【このようなお悩みはご相談を!】
✔︎債権者から督促がきているが支払えない。
✔︎会社や家族に知られないように自己破産したい。
✔︎借金の過払いがあるか調べたい。
ー 重点取扱案件 ー
過払い金請求、法人・個人破産申立、債務整理、個人再生
◆当事務所のサポート体制
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【1】法テラスがご利用いただけます
【2】初回のご相談は無料!
【3】女性・男性弁護士在籍
▼
「ライトハウス法律事務所」という事務所名は、闇夜の中で灯りを捜し求めている依頼者の方々の一筋の光となれるようにとつけたものであります。
その志を持った弁護士とスタッフが結集しておりますので、お客様に対し、より良い、より安定的な法的サービスをご提供できるよう尽力いたします。
◆弁護士費用について
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
お金の心配をせずに気兼ねなくご相談いただけるよう、初回相談は無料です。
また、分割払いや、民事法律扶助制度をご利用いただけます。
◆ご相談までの流れ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
①お問い合わせ方法
ページ右側に記載されている電話番号にお問い合わせください。
▼
②ご予約の際にお伝えいただくこと
ご相談内容・お名前・連絡先・希望日時をお伺いいたします。
▼
③相談日時の決定
日程を調整し、相談日時をご案内いたします。
▼
④相談当日
相談日時に当事務所へお越しください。「質問したいこと」「相談の概要」などのメモをお持ちいただくとスムーズなご相談が可能です。
▼
⑤正式なご契約
費用やお手続きについてご納得いただき、ご希望があれば、委任契約書を締結し、正式にお引き受けします。
ーーーーーーーーーーー
◆アクセス
静岡駅から徒歩15分
◎お車でお越しの方は、事務所駐車場をご利用ください。
◆ホームページ
http://www.lighthouse-lo.com/
借金・債務整理の料金表
分野を変更する項目 | 費用・内容説明 |
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相談料 | 初回無料 |
任意整理 | 事務手数料:金融会社1社につき2万円(税別) 着手金・報酬金:過払金の返還があった場合に限り 、「支払いを免れた金額」+「実際に返還された過払金」の各10%(税別)※借金が減額されただけの場合は無料 |
破産 | 20万円~(税別) |
個人再生 | 25万円~(税別) |
備考欄 | 別途、裁判所に納める予納金や印紙代等の実費がかかります。 費用については分割払いも可能です。 |
借金・債務整理の解決事例(1件)
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【債務整理】過払金の返還により、全ての支払いを終了
- 過払い金請求
借金・債務整理の解決事例 1
【債務整理】過払金の返還により、全ての支払いを終了
- 過払い金請求
相談前
Aさんは昭和60年頃、サラ金からの借入を始めました。
最初は1社だった借入が、だんだんに増えていき、弁護士に相談に来た平成14年には、借金の額は8社総額300万円以上にもふくらんでいました。この中には保証人がついている借入もありました。
この頃にはAさんは、返済に追われて家賃も支払うことができなくなっており、連日、サラ金からの厳しい取り立てを受けていました。
相談後
当事務所では、弁護士が委任を受けたその日(遅くても3日以内)に、債権者に対して「受任通知」をします。「受任通知」というのは、債権者に対して「弁護士が介入しました」ということを知らせることをいい、Aさんの場合にも、相談にみえたその日に、借入をしている全ての業者に「受任通知」をしました。貸金業規制法により、「受任通知」後は、直接の取立て行為は禁止されているので、弁護士が介入した後は、取立に悩まされることはありません。
その後、全ての金融業者から取引明細書を取り寄せ、利息制限法で計算し直した結果、10 年以上借入・返済を繰り返してきた業者5社に、過払金が発生していることが判明しました。
過払金が発生している業者との交渉の結果、合計230万円ほどの過払金の返還を受け、この中から、弁護士費用を支払い、債務の残った会社への支払を行いました。もちろん、保証人の方にご迷惑をおかけすることはありませんでした。そして、全ての支払いが終わった後、Aさんの手元に120万円を超える金員をお返しすることができました
青山 雅幸弁護士からのコメント

このようなことが全ての方にあてはまるわけではありません。返済期間や、返済方法、返済金額などによっても異なってきます。
しかし、返済が困難だと感じていたり、返済のために更に別の会社から借入を行って、借入額が増えてしまっているという方は、まず、弁護士に相談してみることをお勧めします。
遺産相続
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呉服町通り沿いにございます。お迷いの際はご連絡ください。
遺産相続の詳細分野
請求内容
- 遺言
- 相続放棄
- 相続人調査
- 遺産分割
- 遺留分侵害額請求(遺留分減殺請求)
- 相続登記・名義変更
- 成年後見
- 財産目録・調査
対応体制
-
女性スタッフ在籍
事務所内に女性弁護士または女性スタッフが在籍しております。
お支払い方法
- 分割払いあり
- 後払いあり
◆スムーズな解決を目指して尽力します
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
相続は身近な関係で起きる問題だからこそ、長期化してしまうことも少なくありません。将来、ご家族がもめないように遺言書を作成したい、遺産分割協議が進まない、遺留分を請求したいなど、相続に関してお困りの場合には、一度ご相談ください。
当事務所では、司法書士や税理士などの他士業と連携しておりますので、相続に関連する各種手続きにワンストップで対応が可能です。
【このようなお悩みはご相談を!】
✔︎将来のために遺言書を残しておきたい。
✔︎遺産分割において、特別受益や寄与分の問題があり、話し合いで解決しない。
✔︎相続税があまりかからないようにするための遺産分割の方法を教えて欲しい。
ー 重点取扱案件 ー
事業承継、遺産分割協議、遺言書作成、遺留分減殺請求
◆当事務所のサポート体制
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【1】男性・女性弁護士在籍!
【2】バリアフリー環境を整え、来所の負担を軽減
【3】分割払いや後払いに柔軟に対応!
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「ライトハウス法律事務所」という事務所名は、闇夜の中で灯りを捜し求めている依頼者の方々の一筋の光となれるようにとつけたものであります。
その志を持った弁護士とスタッフが結集しておりますので、お客様に対し、より良い、より安定的な法的サービスをご提供できるよう尽力いたします。
◆弁護士費用について
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
◎相談料:30分5,000円(税別)
着手金・報酬金は日本弁護士連合会が適切として定めた料金を基準に、事案に合わせて相談に応じております。
◆ご相談までの流れ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
①お問い合わせ方法
ページ右側に記載されている電話番号にお問い合わせください。
▼
②ご予約の際にお伝えいただくこと
ご相談内容・お名前・連絡先・希望日時をお伺いいたします。
▼
③相談日時の決定
日程を調整し、相談日時をご案内いたします。
▼
④相談当日
相談日時に当事務所へお越しください。「質問したいこと」「相談の概要」などのメモをお持ちいただくとスムーズなご相談が可能です。
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⑤正式なご契約
費用やお手続きについてご納得いただき、ご希望があれば、委任契約書を締結し、正式にお引き受けします。
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◆アクセス
静岡駅から徒歩15分
◎お車でお越しの方は、事務所駐車場をご利用ください。
◆ホームページ
http://www.lighthouse-lo.com/
遺産相続
料金表をみる遺産相続の料金表
分野を変更する項目 | 費用・内容説明 |
---|---|
相談料 | 30分5,000円(税別) |
着手金・報酬金 | 基本的には弁護士報酬等基準規程のとおり。事案により応相談(内金対応もあります)。 |
備考欄 | 面談時にお気軽にお問い合わせください。 |
遺産相続
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-
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- 所属事務所
- 弁護士法人ライトハウス法律事務所
- 所在地
- 〒420-0031
静岡県 静岡市葵区呉服町1-1-14 呉服町圭田ビル3階 - 最寄り駅
- 静岡駅から徒歩15分
- 交通アクセス
- 駐車場近く
- 受付時間
-
- 平日09:30 - 18:00
- 定休日
- 土,日,祝
- 備考
- 事務所の営業時間は9:30-18:00です
- 対応地域
-
全国
- 設備
-
- 完全個室で相談
-
バリアフリー
「事務所建物入口から相談スペースまで車椅子で移動でき、トイレも車椅子のまま利用できる」を定義としています。
- 事務所URL
- http://www.lighthouse-lo.com
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バリアフリー 「事務所建物入口から相談スペースまで車椅子で移動でき、トイレも車椅子のまま利用できる」を定義としています。
青山 雅幸弁護士からのコメント
当該私立総合病院は、指定医療機関として、さまざまな認定を受けており、患者の家族はそれらを信頼して当該病院を受診しました。
しかしながら、本件医療事故の内容はその医療水準を疑わせるものでした。もしこれが都市部に存在する高度救命救急センターであったら、起こりえないはずの初歩的なミスでした。医療格差が叫ばれる中、静岡県における救急医療体制のあり方そのものが問われる重大な事件であったと考えています。