- 刑事告訴
- 削除請求
爆サイに事実とまったく違う誹謗中傷する内容が書き込まれ,さらには実名や住所の最寄り駅まで晒される!
相談前の状況
相談者は、飲食店の店長として働いていました。
ある日、お客さんから爆サイに色々書き込まれていることを聞くことに。
ただ相談者自身は、「爆サイ」という掲示板サイトがあることも知らなかったくらい。
いざ見てみると,誹謗中傷する数々の投稿。
くわえて、自分の名前や住所の最寄り駅など個人情報が晒されていることに愕然としました。
このような投稿が知り合いやお客さんに見られると、自分だけでなくお店の評判にも影響がでることを危惧。
すぐに投稿の削除と誰が書いたのかを突き止めようと思い、相談に来られました。
解決への流れ
早速、爆サイに対し投稿の削除と発信者情報開示を請求する書面を作成・送付。
具体的には、当該複数の投稿は名誉権・プライバシー権を侵害するものなので、削除・開示を求めるとの内容。
約2週間後、爆サイから削除および開示するとの書面が届きました。
なお、この請求で開示されるのは、インターネット上の住所といわれるIPアドレスとタイムスタンプ(投稿した正確な日時)等。
そして開示された情報をもとに調査し、プロバイダ(回線事業者)が判明。
そこで判明したプロバイダに対し、ログ(通信履歴)を保存するともに投稿者(契約者)の開示を請求する書面を作成・送付。
前者は、今後の開示訴訟も見据えて、一定期間で消去される運用となっているログを保存してもらうためのもの。
後者は、請求することで、プロバイダから投稿者(契約者)に対し開示請求に同意するかどうかの書面が届き、訴訟を経ずに開示されることもあるからです。
すると、投稿者の代理人となる弁護士から示談したいとの連絡が。
その後、交渉を重ね、こちらの損害をすべて賠償するというかたちで合意。
結果、投稿が削除され、被った損害も賠償されることで、依頼者は平穏な日常を取り戻すことができました。
森山 珍弘 弁護士からのコメント
発信者情報開示請求に関して、プロバイダ(回線事業者)は基本的に一定期間の経過でログ(通信履歴)を消去する運用となっています。
たとえば大手携帯会社であれば、投稿日時からおおむね3か月で消去する運用です。
ログが消去されてしまうと、当該投稿と投稿者(契約者)を紐づけることができなくなり、投稿者が判明されません。
ですので、プロバイダが判明した際には、ログ保存を請求することが必須です。
そして、上記の運用上、発信者情報開示請求をする場合には、できる限り早く(少なくとも投稿から1か月以内に)行う必要があります。
したがって、発信者情報開示請求をお考えの方は、一刻も早く弁護士に相談することをオススメします。
- 営業時間
- 10:00 18:59