
横江 崇 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
中学生の時、水俣病の裁判があり、大きなニュースとなっていました。社会科の教師が、公害で苦しんでいる人がたくさんいること、それを助けるために闘っている弁護士がいることを授業で熱く語っており、感銘を受けました。それを聞いて、自分も将来、弁護士となって苦しんでいる人を助けたいと思いました。修習地が沖縄だったことをきっかけに、沖縄で町弁として働きたいと考え、沖縄で働くことを決めました。
今までの経験と現在の仕事内容
多くの地方の弁護士と同様、何でもやっています。一般民事事件、家事事件、労働事件、交通事故、債務整理、刑事事件、少年事件等ですね。依頼者のほとんどは、個人か中小企業の方です。
多くの分野の法律問題に対応しますが、最も強い分野は、「子どもに関する問題」です。これまで、通常の一般民事弁護活動のかたわら、非行、虐待、いじめ、貧困等の子どもの問題について、精力的に取り組んできました。沖縄県や市町村の子どもに関する審議会の委員を多数歴任し、数々の意見を述べてきました。新聞やテレビにコメントを求められることも多く、メディアにも意見を取り上げていただいています。 2016年3月には、虐待等で家庭に居場所がない10代後半の女の子を支援するため、
NPO法人子どもシェルターおきなわを設立し、理事長に就任しております。子どもは社会の宝。子どもたちの人権を守ることを使命とし、子どもたちが生きやすい社会をつくるため、これからも積極的に活動し、未来を担う子どもたちを支援し続けていきたいと思います。
弁護士としての信条・ポリシー
話しやすく、相談しやすくすることです。弁護士は敷居が高いと思われがちですので、気軽に何でも相談していただけるように心がけています。事務所の内装にもこだわり、堅い雰囲気でなく、落ち着き、安心できる雰囲気作りをしています。
また、自分にとっては、多くの事件の中の一つの事件ですが、依頼者にとっては一生に一度の重大な事件だという意識を常に持ち、親身に接することを意識しています。
ページを見ている方へのメッセージ
一般の方には、まず弁護士を身近に感じてもらいたいですね。何かトラブルを抱えたときだけでなく、普段から気軽に弁護士に相談してほしいです。