中川 龍也 弁護士 インタビュー
弁護士を目指したきっかけ
高校時代に家庭内の問題で、法律問題に触れる機会がありました。しかし、当時は、当然のことながら法律の知識はほとんどなく、また、どこに相談したらよいのかも分からず途方に暮れるという苦い経験をしました。そのため、私のように法律問題で困った方々のお役に少しでも立てればと考え、弁護士になろうと思いました。
今までの経験と現在の仕事内容
一般的な法律問題(離婚・相続・成年後見・債務整理・刑事弁護・交通事故等)に関わる仕事をしております。
自分自身はいわゆる町弁と呼ばれる主に個人の方を対象とした業務が性に合っていると感じます。町弁の特徴は、ご依頼者の方に寄り添いながら、その方のお悩みを親身になって聞くことができる点があります。そのような意味で人間味に溢れている町弁業務にはとても魅力を感じています。
弁護士としての信条・ポリシー
自分の高校時代の経験もありますので、何をどう聞いてよいのかも分からず焦っている依頼者の方の気持ちはとてもよく分かります。とにかく依頼者の方のお話を丁寧に聞くという姿勢を忘れないことで、依頼者の方それぞれが抱える事情を汲み取り、依頼者の方が何を最も強く求めておられるのかを見極めることがとても重要だと常に考えています。
そのため、法律の問題で悩んでおられる相談者の方の立場に立ってお話をうかがうよういつも心がけています。
関心のある分野
高齢者の法律問題(例えば,成年後見制度等)に特に関心があります。もともと母が介護の仕事をしていたこともあり、こうした問題にもニーズがあるのではないかとは感じていました。
もちろんより丁寧に説明を尽くす必要があるなど、高齢者の方特有の難しさもありますが、例えば成年後見人(認知症等の理由により判断能力が不十分な方に代わって財産管理をしたり、介護サービスや施設の入所に関する契約を締結するなどして判断能力が不十分な方を保護する者)に選任されると、成年被後見人(成年後見制度によって保護される高齢者等)の方の様子や体調をうかがうために、定期的に成年被後見人の方が住んでおられるご自宅や特別養護老人ホームに訪問することがあり、訪問した際に高齢者の方の笑顔を見ることができた時には、やはり、幸せな気分になりますし、やりがいを感じます。
高齢者の方々の悩みを直にお聞きし、お悩みを解消するためにはどのような法制度を利用するのがよいかを専門家としてアドバイスできればと考えております。
社会貢献活動について
現在、大阪経済大学経済学部で民法を教えていますが、それも社会貢献活動の一環であると考えています。事務所ではそのほか、在留の外国人の方の支援なども取り組んでいます。
その観点から言うと、弁護士というのは、法的な訴訟問題のみ取り組むのではなく、幅広い活動を行うことができる仕事だと感じています。