ちはら ようこ

茆原 洋子 弁護士 プロフィール

所属事務所: 茆原法律事務所
所在地: 神奈川県 川崎市宮前区鷺沼1-18-11 ニューウェル204
鷺沼駅徒歩5分
茆原 洋子弁護士

インタビュー

茆原 洋子 弁護士インタビュー
茆原 洋子 弁護士 インタビュー

弁護士を目指したきっかけ

私が大学に通っていた頃が、ちょうどベトナム戦争と重なっていたこともあり、世の中の平和、人のために役に立つ仕事がしたいと思っていました。当時、男性に比べて女性の就職の難しさは感じていたので、司法試験なら男女の差なく公平に扱われるものだと思い、司法試験を受けることに決めました。

印象に残っている案件

案件には大きく分けて2通りあって、すでに解決の道筋がたっているものと、あわせて法律自体をかえなければ解決できないものがあります。後者においては、良い判決を勝ち取ることが、世の中も良くなる1つのきっかけとなります。

私は特に保証人問題に関心があって、少しでも保証被害を減らしていきたいです。日栄・ロプロの過払い金返還請求の事件は、最高裁まで争いました。初めは、川崎支部で物分りの良い勇気のある裁判官に出会い、平成11年に画期的な判決を頂き、高等裁へ控訴する時は、200人を超える弁護士が弁護団として協力してくれました。

こうして、高等裁判所でも勝ちましたが、それからは日栄側の勝利が続き、3年かけて最高裁に鑑定検証をだしたり、証拠や被害者の声を提出したりしました。その後、最高裁は、こういった事件が人命に多大な影響があることを理解してくれて、平成15年7月18日に良い判決になっていきました。

あの時に最高裁が理解を示さなければ、今でも自殺は増え続けていたと思います。平成15年にこの判決が出てから、自殺人数が下がったのです。この事件は良い判決が出ただけではなく、社会的影響も及ぼしたという点で、印象に残っていますね。

この事件がきっかけとなり、貸金業規制法43条違憲論という本を出したり、43条対策会議の代表として全国各地で研究会を開いたり、みなし弁済の要件を厳格に解すべきという訴えの活動を積極的にするようになりました。

こうした活動のなかで、43条廃止についての理解が浸透し、法律のグレーゾーンをなくすべく、18年12月に法改正ができました。

仕事の中で嬉しかったこと

依頼者の方のほっとされた顔を見ると嬉しいですね。ご相談に来た時はもう望みはないと絶望していらっしゃっても、解決方法を提示することで、ご相談が終わる頃には別人のように明るい顔で帰られるのです。

相談に来る前に、電車へ飛び込み自殺をしようと思っていた方も、うまく道筋がついて、仕事に復帰したという近況報告の年賀状をもらえた時は、本当に嬉しかったです。

弁護士になって大変だと感じること

1件ずつ親身になることが大事だと思っているので、解決までは依頼者の方と同じ気持ちの浮き沈みや苦しみを抱えていかなければなりませんし、事件は同時並行で対応しているので、何件も一度にそういった気持ちを背負わなければいけません。

改めて弁護士は、精神をタフに保つ必要があって、弁護団活動等で他の弁護士と支えあうことが大切だなと思います。

弁護士としての信条・ポリシー

職業についたから偉いのではなく、資格を取る前の、当たり前の「人間」という所が大事だと思います。弁護士としての信条どうこうでなく、人間としての心構えに重きを置くべきです。最終的にその人のためになる解決法を見抜く力が必要なのです。お一人お一人の未来の幸せを考えて仕事をしようと、いつも考えています。

弁護士に一番求められる力

問題の本質をとらえるために一緒に悩む力、解決への意欲、諦めない強さ、そして最後に、論理的な思考や知見が求められると思います。

事務所開設の経緯と鷺沼を選んだ理由

弁護士登録をした時は、他の事務所で勤務をしていましたが、産休は貰えませんでした。出産を機に辞し、再び弁護士業を始めると同時に独立を決めました。自宅の近くで事務所を開ける場所を探すところから始めました。

裁判所の近くに開設する法律事務所が多いですが、例え裁判所に離れていても住民に近いところで探すようにしました。この地は、都心に働く人たちの住まいがあるところでもあるので、鷺沼に法律事務所を開設する運びとなりました。

関心のある分野

今のところは、一番深刻だと思っている中小事業者の方たちの自殺や保証問題ですね。国際化の流れで、肩身の狭い思いをしている中小事業者が生き生きと暮らせる税制や保証問題の手助けをしていきたいです。具体的には債務整理、再生手続きが多いですが、本当はその前の段階で手を打っていければと思います。

また私は、かながわ自殺対策委員をしているので、自殺まで追いこんでしまう世の中を変えていこうと活動しています。講演も積極的に行い、交流を図り、自殺を止めるつながりを築き上げようと考えています。

自殺者を止めるためには、非正規雇用の問題、昭和29年に作られた制限利率の高い利息制限法など、改善していかなければならない課題はたくさんあります。自殺問題は、今は関係なく生きている人にも今後関わってくるかもしれない問題なので、自殺対策のきっちりとした世の中を作っていきたいと思います。

ページを見ている方へのメッセージ

市役所や、区役所や弁護士会でも無料相談コーナーもあります。じっくりお話をして解決していかなければならない問題に関しては、相性の合う弁護士さんに相談すると良いと思います。正義に反する問題だと思った時は、解決の道を見つけるのに手伝ってもらう弁護士を、何回でも法律相談して探し当ててください。

人物紹介

所属弁護士会

  • 所属弁護士会
    神奈川県弁護士会
  • 弁護士登録年
    1976年

茆原 洋子 弁護士へ問い合わせ

茆原 洋子 弁護士へ問い合わせ
茆原 洋子弁護士
044-855-5414

よくある質問

茆原 洋子 弁護士の事務所へのアクセス方法は?
茆原 洋子 弁護士の事務所へのアクセス方法は、
【所属事務所】
茆原法律事務所

【所在地】
神奈川県 川崎市宮前区鷺沼1-18-11 ニューウェル204

【最寄り駅】
鷺沼駅

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