日吉で暮らす方々に愛される事務所でありたい〜悔いの残らない、心から満足できる解決を導く
失意の底にあった父に、希望を示してくれた弁護士の姿
ーー弁護士を目指したきっかけを教えてください。
私が大学生のとき、父が経済的なトラブルを抱えてしまい、弁護士の先生に助けてもらったことがありました。その先生は失意の底にあった父に希望を与え、もう一度立ち上がって生きていく道を示してくれたのです。
先生に心から感謝するとともに、1人の人間の未来を変えた、弁護士という仕事に強く惹かれました。当時はちょうど、進路について考えていた頃。組織に縛られることが嫌だったので、弁護士であれば独立して自分の裁量で仕事ができることも魅力に感じました。
ーーお父様が経済的な問題を抱えていたのは、先生が何歳頃のことでしょうか。
22歳頃だったと思います。文学部に在学していたので、司法試験に向けた勉強は卒業してから始めました。予備校に通いながら勉強していたのですが、当初は法律用語や考え方に馴染めず苦戦しました。
それでも諦めずに勉強を続けて30歳でロースクールに入学し、数回目の挑戦で合格できました。合格がわかったとき、本当に自分の番号が載っているか不安で、何度も確認してしまったことを覚えています。
ーー文学部に在学されていたとのことですが、大学時代はどのように過ごされていましたか。
英語が好きだったことを理由に文学部に進学したのですが、文学研究がメインの講義が多く、あまり英語の勉強はできませんでした。
ですが、振り返ってみれば、なかなか学ぶ機会の少ない分野であり、もっと楽しんで勉強できたのではないかと今になって少し後悔しています。
当時は家庭教師のアルバイトをしていて、子どもたちに勉強を教えるのはとても楽しかったですね。このアルバイトのおかげで、わかりやすく説明する技術が身につきましたし、初めて会った人とも気さくに話せるようになりました。今の仕事にも活きていると感じます。
最も重視すべきは、依頼者の満足度
ーー注力分野を教えてください。
不動産分野です。独立する前は都内の法律事務所に勤めていたのですが、当時から不動産関連の案件を手がける機会が多く、その経験を活かしたいと考えて注力しています。貸主側・借主側、立ち退きを請求する側・される側といった、様々な立場の案件を経験してきたので、不動産に関するどのような相談にも対応可能です。
多くの事例において、弁護士が介入した段階で、依頼者も相手方もお互いへの不信感や不満を募らせています。依頼者の利益を守りつつ、相手方にとっても受け入れやすいような落とし所を見つけ出し、できるだけ円満な解決を導くことにやりがいを感じます。
不動産以外の分野も広く手がけています。離婚や相続、交通事故といった民事事件のほか、刑事事件を扱うこともあります。
ーー仕事をするうえで心がけていることは何ですか。
一言で言えば、弁護士はサービス業です。私たちが最も重視すべきことは、依頼者にいかに満足してもらえるか。それに尽きると思っています。
依頼者の経済的な利益を確保することはもちろん大切ですが、依頼者が「経済的な利益を損ねることになったとしても妥協したくない。裁判で闘いたい」という意思を持っているのであれば、その意思を何よりも尊重すべきだと考えています。
ただ、依頼者が後悔することのないよう、その選択をすることのメリット・デメリットは丁寧に説明します。厳しい状況になることが予想される場合は、できるだけリスクを避けられる方法を模索し、希望する未来を実現するための道筋を依頼者と一緒に考えていきます。
困ったことがあれば、「すぐに」「弁護士に」相談を
ーー休日の過ごし方や趣味について教えてください。
愛犬と一緒に遊んだり、散歩したりして過ごします。仕事の疲れを癒してくれる存在ですね。また、横浜DeNAベイスターズのファンで、野球観戦に行くことも多いです。
ーー先生の今後の展望についてお聞かせください。
今年(2023年)の4月に当事務所を設立したのですが、ありがたいことに多くの相談を受けています。当事務所の最寄り駅である日吉駅周辺は現在、当事務所以外に法律事務所がないようなので、地元の方々に信頼してもらえる、愛される事務所になれたらと思っています。
私は以前依頼してくれた方と一緒に散歩したり、銭湯に行ったりすることもあるんです。仕事を通じて出会った方々との縁を大切にし、親しみやすい弁護士を目指したいですね。
ーー法律トラブルを抱えて悩んでいる方へメッセージをお願いします。
困ったことがあれば「すぐに」「弁護士に」相談してほしいなと思います。
「すぐに」というのは、早い段階で対処しなければ手遅れになってしまう事案もあるからです。事態が悪化してから相談に来る方も多いですが、悪化してしまった状況に対処するのは、悪化する前よりもはるかに困難になります。手遅れになる前に、なるべく早く相談に来ていただきたいです。
そして「弁護士に」というのは、法律の専門家だからこそ気づける視点があるからです。さまざまな案件を解決する中で培った知識と経験に基づき、依頼者1人ひとりの状況に応じた最善の解決策を提案します。もちろん弁護士は万能ではないので、場合によっては他の専門家とも連携し、より良い解決策を見つけていければと思います。
敷居が高い、費用がかかりそう、というネガティブなイメージを持っている方も多いと思いますが、弁護士にしかできない仕事があります。皆さんの近くにもきっと、信頼できる弁護士がいるはずです。困ったことがあればぜひ、気軽にアクセスしてほしいなと思います。