依頼者と丁寧に信頼関係を築き、人生の決断をサポート
両親の友人に憧れて
ーー弁護士を目指したきっかけや理由を教えてください。
両親の友人が弁護士で、漠然と憧れを抱いたことがきっかけです。その人とは家族ぐるみで付き合いがあり、両親とたわいのない話をする中で仕事の話が出ることがありました。そんな話を両親の隣で聞いていて、面白い仕事があるんだなと感じていました。
具体的に弁護士を目指そうと決めたのは、大学受験で進路を決める頃です。大学を選ぶにあたって将来の仕事を考えたときに、自然と両親の友人が頭に思い浮かび、法学部へ進学しました。
当時は旧司法試験という狭き門だったために苦労しましたが、どうにか合格したときには、心の底からホッとしました。
女性の相談に数多く対応し、離婚問題や犯罪被害者支援に注力
ーー注力分野とその分野に注力している理由を教えてください。
女性からの相談を受けることが多く、離婚・男女問題が自然と多くなっています。また、犯罪被害者の相談を受けることも少なくありません。特に女性の性犯罪の相談は数多くあります。
ーー女性から離婚の相談を受ける上での難しさを教えてください。
経済力に不安のある女性が離婚しようとする場合には、交渉が難航することがあります。離婚後の生活を考えて、財産分与や慰謝料、養育費をできる限り多く請求したいと考えるため、相手方に譲歩しづらく、合意に至るまでに時間がかかることが少なくないからです。
もちろん、経済的自立というのは、言葉で言うほど簡単なものではなく、様々な事情から働くことが難しい状況にある方もいます。そのような方には、行政の窓口を案内したり、離婚のタイミングを一緒に考えたりしてサポートしていますので、安心してご相談いただきたいと思います。
ーー犯罪被害者が弁護士に依頼するメリットは何でしょうか。
加害者側への対応をすべて任せることができます。
加害者側は不起訴や執行猶予になるために、弁護士を通じて示談を持ちかけてくることが多いですが、犯罪被害によって心身に傷を負っている状態で加害者側と交渉することは、本人にとって大きな負担です。特に性犯罪被害の場合、誰にも相談できず一人で悩んでいる方も少なくありません。
弁護士に依頼すれば、加害者側とは一切接触することなく、やりとりはすべて弁護士に任せることができます。
また、一定の犯罪被害者は「被害者参加」という制度で加害者の刑事裁判に参加し、意見を述べたりすることができますが、その対応を弁護士に任せることができます。
加害者が適正な処罰を受けてほしい、被害者である自分の思いを裁判官に伝えたいーー。そう思う加害者は少なくない一方で、加害者と対峙することに精神的な負担を感じる方もいます。弁護士に依頼すれば、こうした負担から解放されます。
ーー仕事をする上で心がけていることは何でしょうか。
当たり前のことですが、相談者の思い、意向を正確に把握するために、相談者・依頼者の話をよく聞くことです。一見関係ないと思うような話から重要な情報が得られることもあります。相談者の言葉を遮ったりすることはせず、じっくりと時間をかけてお話を伺っています。
もうひとつは、重要な決断については依頼者の意思を尊重し、納得感ある決断ができるようサポートすることです。依頼者の人生は依頼者自身のものです。「弁護士としてはこうした方がいい」という考えがあっても、それを押し付けるようなことはしません。問題が解決した後の人生を、納得感を持って歩んでいくために、依頼者自身が決断することが重要だと考えています。その決断のために全力でサポートします。
信頼関係を大切に一件一件丁寧に向き合う
ーープライベートについても伺います。休日はどのようにお過ごしですか。
休日は、夫の趣味のゴルフに付き合って、一緒に出かけることがあります。
読書も趣味で、さまざまなジャンルに手が伸びますが、特に純文学やノンフィクションを愛好しています。
ーー今後の展望を教えてください。
引き続き、一件一件丁寧に向き合っていきたいです。依頼者との丁寧なコミュニケーションで、信頼関係を築くことは今後も大切にしていきたいと思います。
ーートラブルを抱えて悩んでいる方へ、メッセージをお願いします。
ご自身が深刻に捉えてどうしようもないと悩んでいることでも、弁護士に相談すると意外とあっさり解決することがあります。相談だけで解決することもありますし、弁護士の介入が必要な場合でも早期に関わることでトラブルの深刻化を防ぐことができます。
一人で抱え込まずに、お気軽にご相談ください。