犯罪・刑事事件の解決事例
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車検代行に絡む契約トラブルが、詐欺事件として逮捕されたという相談(不起訴処分・嫌疑不十分)

この事例の依頼主 年齢・性別 非公開

相談前の状況 自動車の車検代行を頼まれたので車を預かって費用をもらったのですが、私が再委託した人がきちんと仕事をしなかったため、後日トラブルになりました。すると突然警察が来て、「詐欺」だと言われて逮捕されました。

解決への流れ 以前私が取り扱った事例をモデルにしています。

契約した内容が実現できなかったことから詐欺として告訴されていたようですが、本人から事情を聞く限り嘘があるとは思えず、また、騙すつもりがないことの証拠もありそうな案件でした。

そこで、本人には否認をし続けるようにアドバイスをするとともに、勾留決定に対する準抗告、勾留延長に対して、検察官、裁判所に対する延長しないようにという申し入れ、さらには勾留延長に対する準抗告、といった弁護活動をしました。

併せて、被害者には本人の親族を通じて弁償をしようと持ちかけましたが、これは多額の解決金を要求されたために断念しました。

結局、嫌疑不十分で不起訴となりました。

鐘ケ江 啓司 弁護士 鐘ケ江 啓司 弁護士からのコメント 契約トラブルが高じての詐欺事件としての立件でした。

詐欺事件の場合、詐欺の故意があったかどうかということが決定的に重要なため、捜査機関は自白をとろうとしてきます。違うものは違うと言い続けられれば良いのですが、弁護人の援助なしでそれを続けることは必ずしも容易ではありません。接見禁止といって弁護士以外の面会が禁じられ、社会と切り離されていると、もう認めてしまって楽になりたいなどと思うことがあります。

この事件でも度々接見に行って本人を励ますとともに、弁護活動を熱心にやっていることを示して勇気づけました。不起訴はその結果だと思っています。

鐘ケ江 啓司 弁護士
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