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【マンガ】モラ夫が「家は渡さない」とゴネる…どうすればいい? 恵美の離婚劇(下)
イラスト・タキノユキ

【マンガ】モラ夫が「家は渡さない」とゴネる…どうすればいい? 恵美の離婚劇(下)

結婚生活は始まってみないとわからないーー。既婚者なら誰でも心当たりがあることかもしれません。

今回、紹介するのは、「いい人」だったはずの夫が、家事や育児を放棄するなど悪いほうへ変わってしまった女性のストーリーです。

ただ、相手は「要領が悪い」「家事スキルが低い」とダメ出しを繰り返すようなモラハラ夫。離婚までの道のりは、苦戦が予想されますーー。
(このコミックエッセイシリーズは、「ウーマンエキサイト」との共同企画です)

前回まではこちら
(上)「ご飯まだなの?」結婚生活18年、家庭に無関心なモラ夫にもう限界!
(中)「要領悪い」とダメ出し繰り返すモラ夫、子ども3人を抱え離婚を決意

●離婚までの道のり(3)

養育費算定表はこちら>> ※合意できれば、算定表の相場とは異なる額を定めることもできます ※この金額は子ども1人あたりの金額ではなく、月々の合計額です。

離婚協議がはじまると、夫は「自分だけが悪いわけではない」と金銭的な要求を受け入れず、交渉は難航しました。ですが、弁護士は粘り強く話し合いを進めてくれました。

私はローン完済済みの持ち家を譲って欲しいと希望していましたが、夫も「家は渡したくない」と譲りませんでした。弁護士さんは、現在の持ち家の価値を調べ「家は夫に譲り、代わりに相応のお金を受けとって新生活を始めてはどうか」と提案してくれ、それが交渉の着地点となりました。

夫婦共有財産の分割案の提示や、子どもの貯金を財産分割対象とせず子どもに残す交渉など、弁護士さんは話し合いを粘り強く進めてくれ、調停開始から約半年で協議離婚が成立しました。

公正証書を作成してようやく交渉は終了…!

自分で調べただけではわからなかった知識や提案を得られたり、交渉や書類作成を弁護士に代行してもらったので、協議中の不安がかなり減ったと思います。

※この漫画は実話をべースにしたフィクションです
脚本:ウーマンエキサイト編集部、イラスト:タキノユキ

この記事は、公開日時点の情報や法律に基づいています。

プロフィール

澤田 直彦
澤田 直彦(さわだ なおひこ)弁護士 弁護士法人直法律事務所
弁護士法人「直法律事務所」代表弁護士。企業法務・ベンチャー法務、IT法務、不動産法務をはじめとする企業関連のあらゆる法律問題に対応する傍ら、多数の講演やセミナーも手掛ける。テレビドラマ『刑事ゆがみ』『グッド・ドクター』にも法律監修として制作に参加した実績を持つ。

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