企業法務やコンサル契約で利益相反や役員責任をどう避ける?

コンサル契約や関連会社間の取引を進める中で、どこまでが適法なのか判断に迷う場面は少なくありません。企業法務を外部に任せる際の注意点、契約形態と報酬の扱い、利益相反と税務リスク、役員の責任、独立時のトラブル対応まで、弁護士の回答をもとに確認できます。問題が表面化する前に備えておくための要点がわかります。

企業法務は外部の会社に任せられる?

契約書のチェックや法律相談、税務申告の手伝いなどを外部の会社へ任せたいと考えたとき、弁護士や税理士の資格を持たない会社が引き受けてよいのかが気になるところです。資格のない者が報酬を得て法律事務を扱う非弁行為や、税理士法違反にあたる業務の範囲、業務委託や出向で対応できるかどうか、名義貸しのリスクなど、企業法務を外部に委ねる際に確認しておきたい点を弁護士の回答から整理します。

企業法務のための出向は可能でしょうか?

相談者
1350119さんの相談
投稿日:

【相談の背景】
社内に法律の知識がある人間がいないため、企業法務(契約書の点検や、法律相談など)を担当できる人材を探しています。

【質問1】
非弁行為に該当するため業務委託はできないと聞きました。「雇用」の場合は可能のようですが、他社から「出向」してもらって企業法務(契約書の点検や、法律相談など)に従事してもらうことは問題ないのでしょうか。

他社の企業法務を株式会社が受託するのは違法?

相談者
913484さんの相談
投稿日:

自社の企業法務をアウトソーシングしたい株式会社Aがあったとき、その依頼を受ける弁護士法人事務所であれば、そのサイトをインターネット上でいくつも見つけることができたのですが、このような内容の委託を、弁護士法人ではなく、株式会社Bが受けることはできないのでしょうか。

企業法務のアウトソーシング受託をしている会社を見つけることができなかったので、疑問に思った次第です。

受託する側の会社にインハウスの弁護士が一定人数、勤務していれば、そのような業務を受託するのに相応な専門知識を持っている組織と言い得るので、一見、問題ないようにも思えるのですが、もし法律で禁止されているのであれば、根拠となる条文を添えてご教示いただけますと幸いです。

どうぞ宜しくお願いいたします。

税理士法違反について(税務相談)

相談者
1212970さんの相談
投稿日:

【相談の背景】
当社では、以下のサービスの実施を考えています。
・顧客(会社)からの情報(過去申告書など)に基づき、その顧客(会社)向けの節税提案・節税額の試算

【参考情報】
・当社社長(私)は、税理士ではありません。
・当社(私)の上記サービスは、顧客(会社)の申告書を作成・チェックはしません。
(申告書の作成は、顧客自身が実施)

【税理士法】
「税理士業務」とは、法第2条(以下の1、2、3)において、他人の求めに応じ、租税に関して、次に掲げる事務を行うことを業とする(注1)ことをいう旨規定されています。
(注1)「業とする」とは、税務代理、税務書類の作成又は税務相談を反復継続して行い、又は反復継続して行う意思をもって行うことをいい、必ずしも有償であることを要しない。
3 税務相談
税務官公署に対する申告等、法第2条第1項第1号(税務代理)に規定する主張若しくは陳述又は申告書等の作成に関し、租税の課税標準等(国税通則法第2条第6号イからヘまでに掲げる事項及び地方税に係るこれらに相当するもの)の計算に関する事項について相談に応ずることをいいます。
(相談に応ずる:具体的な質問に対して答弁し、指示し又は意見を表明すること)

【質問1】
・当社(私)が上記サービスを実施した場合、税理士法の「税務相談」に該当しますか?
・個人的には税理士法の「申告書等の作成に関し」の部分に該当しないため、「税務相談」に該当しない、と考えております。

コンサル契約の形態と報酬の受け取り方

コンサルティング契約を結ぶときは、委任と請負のどちらにあたるか、印紙税やインボイスの扱い、報酬を誰にどのように支払うかなど、確認しておきたい点がいくつもあります。人材紹介や不動産取引にかかわる報酬の適法性、顧問料や着手金の支払い義務、契約書を交わさない口約束の効力など、契約の形態と報酬の受け取り方をめぐる相談への弁護士の回答を紹介します。

税理士法人と財務コンサル会社の併設

相談者
1314898さんの相談
投稿日:

【相談の背景】
税理士法人の代表が、別でコンサルの株式会社をつくりたいと思っています。

イメージとしては、月額顧問料はコンサル会社で売上をたて、決算申告料など税務については税理士法人で売上をたてます。

コンサル会社の事業内容は、予実管理や財務のアドバイスを独自の資料を使って毎月MTGするようなイメージです。

【質問1】
よく記帳代行会社を併設するというのは聞きますが、
上記の内容のようなコンサル会社は法律上運用可能でしょうか?

事業計画策定支援コンサルティング契約の印紙税の可否・内容について教えてください

相談者
1110553さんの相談
投稿日:

【相談の背景】
経営コンサルティングを営んでいるもので、最近は、補助金の事業計画策定支援を行っております。契約にあたって、LINEのやり取りで済ませることもあるのですが、印紙税上、どのような契約書が必要か?を伺いたく質問させていただきました

【質問1】
補助金の事業計画書の採択をサポート(策定は申請者自身が行い、当方はアドバイスのみ)の場合は、成果物がないので、請負契約ではなく業務委託契約となると思っているのですが、その認識でよろしいでしょうか?

【質問2】
補助金や融資の事業計画を当方で策定する場合、コンサルティングという観点では業務委託契約、成果物を納品するという意味では請負契約、と、どちらなのか迷っています。この場合の契約形態を教えてください

【質問3】
電子契約であれば、印紙税は不要、と認識しておりますが、契約の「定義」を知りたいです。例えば、LINE等で、契約内容(サポート内容や成果物)、金額、を記載して、顧客から「了解」の返信で契約となりますか?

謄本上の経営コンサルタントについて

相談者
1250679さんの相談
投稿日:

【相談の背景】
A社は謄本上に経営コンサルタントとの一項目ある。
B社は、A社に似たような業務をしており、A社の社員が来て業務を一年ほど指導及び関わってほしいということ。(B社の株主中の1人がA社の社長)

【質問1】
A社には、経営コンサルタント資格所持者はいないが、B社と契約を結ぶことが可能でしょうか?

【質問2】
契約を結べる場合、A社は会計上に、どのような勘定科目で入金をを記帳すれば良いでしょうか?よろしくお願い致します。

関連会社間取引の利益相反と税務リスク

同じ代表者や株主が経営する会社同士で業務を委託したり、役員を務める会社と取引したりする場合、会社法上の利益相反取引にあたるかどうかが問題になります。また、関連会社間の取引や寄付金、親族名義での事業運営は、税務調査で架空取引や利益の付け替えを疑われるおそれもあります。取締役会の承認などの手続きと、税務上の注意点を確認していきましょう。

「親会社が子会社の法務業務を行うことに税務上の問題はあるか?」

相談者
1275774さんの相談
投稿日:

【相談の背景】
親会社の法務が、子会社の法務業務を行うことについて、一般的な法律意見を述べることは、問題ない旨法務省から見解が公表されているかと存じます。

【質問1】
例えばすべての子会社の法務業務について親会社の法務が一般的な法律意見を伝え、この作業に長時間費やしたとしても、税務上(寄付金等)の観点から問題になること無いでしょうか?目安があればご教示ください。

個人事業主と法人の並立に関するご相談です

相談者
1254291さんの相談
投稿日:

【相談の背景】
ある会社(A社)と業務契約を結ぶ際に、個人事業主の自分が、A社と付き合いのあるB社を通じて契約を結ぶ(ピンハネ1-2割とか)ことがあると思います。例えば、その業務内容が例えばSEやデザイン業務というものだったとします。

一方で、A社以外の会社や自治体、クライアントと仕事をしたい場合に、個人事業主でもいいのですが、法人化してちゃんと信頼を高めて仕事をしたいと思った時に、同じようなSEやデザイン業務をするとなったら、「業務目的」が同じということで、その業種の法人化は競合となるので出来ないのでしょうか?

A社の仕事も、B社と契約をする際に個人としてではなく法人の身として外注されれば済む話なのか、解決方法があればご相談させてください。

なお、A社は一人法人とは業務契約を結ばない規定があったりして直接A社と契約は結べない前提です。

【質問1】
A社との仕事もデザイン以外にも多岐にわたる場合、個人事業主としての開業届で出す業務目的が、法人化したい業務目的と棲み分けが難しいです。脱税や節税目的ではなく契約の問題なので、何か方法はありますか?

利益相反取引の適法性と税務リスクについての確認

相談者
1447484さんの相談
投稿日:

【相談の背景】
私は現在、愛知県に本社を置く A社(委託者)と B社(受託者)とのあいだで 「BCP/事業継続力強化計画(ジギョケイ)の共同提案・共同実施」に関する業務委託契約を締結しようとしています。

B社の代表者である私自身が A社の取締役も兼務しているため、関連当事者取引に伴う利益相反 が最大の懸念事項です。具体的には、
①外注費が税務上「役員給与」とみなされ損金算入を否認されないか、
②移転価格・寄附金課税の対象とならないか、

という点を心配しています。

契約書には取締役会での承認議事録を添え、報酬(月額 45 万円)が独立企業間価格(ALP)である旨を明記しました。

【質問1】
利益相反取引の適法性
・取締役会承認議事録+ALP条項で会社法・税務上十分か。

税務リスク(法人税・源泉所得税・消費税)
・月額45万円の報酬設定に対して、どの程度の相場資料を用意すべきか。

役員の肩書きと就任退任時の法的責任

社外取締役と執行役員を兼ねてよいか、顧問税理士が取締役に就任できるかなど、役員の肩書きをめぐる疑問は会社設立や組織変更の場面で生じやすいものです。また、代表者を交代したあとの滞納税金の支払い義務や、退任後に税務調査が入った場合の責任も気になる点でしょう。役員の就任と退任にともなう法的責任について、弁護士の回答をもとに解説します。

企業法務と税務について

相談者
1057850さんの相談
投稿日:

【相談の背景】
コンサルティング会社A社を営んでおり、
新規法人B社設立に伴い法務税務の観点からの質問です。

役職の肩書きについて、B社より社外取締役管理部執行役員に就任して欲しいと言われています。社外取締役の就任については応諾してるものの、登記は認めておりません。
また、報酬についてはB社からA社宛にコンサルティング費用及び業務委託費用として支払いをしてもらう予定です。

営業について、業務委託契約先の人間に行ってもらう予定です。
営業の人間は執行役員としての役職を希望しており、検討している状況です。

会社規模が大きくなってきた際に、各々会社の取締役に正式に就任予定です。

各役職の問題と報酬の受け取り方についての質問です。

【質問1】
①社外取締役なのに、執行役員であることの法的な問題点はありますでしょうか?

【質問2】
②税法上、報酬をコンサルティング会社Aで受け取る事は問題でしょうか?

【質問3】
③ 業務委託契約の人間に営業の執行役員を就任させるのは、法的な問題はありますでしょうか?
営業マンは、見栄えの良い役職を欲しており、ダメな場合、何かいい案はありますでしょうか。

コンサル会社の方針で医療法人の理事になる必要があるのか?

相談者
1426545さんの相談
投稿日:

【相談の背景】
私はコンサル会社が経営する医療法人Aの理事長です。コンサル会社から委任契約のかたちでAの理事長になっていました。コンサル会社の方針でAはBの医療法人に組み込まれる事になりました。Bも同じコンサル会社の運営する医療法人です。Aは解散し、それに伴い、私は医療法人Bの理事を務めることになりました。
私はBの分院長になりたくありません。
後任不在の可能性が非常に高いので、辞任出来ないと心配しています。

【質問1】
解散の3ヶ月前から解散のタイミングでもう退職したいとメールで意思表示はしました。未だ私はBの法人への勤務契約は結んでおりませんが、このままBの理事を務めなくてはいけないのでしょうか?

【質問2】
5ヶ月先にはどうしても、家庭の事情で退職したいと意思表示しています。
その時に後任不在で、会社が総会で承認してくれなかったら、どうやって退職すれば良いのでしょうか?

元勤めていた会社に税務調査

相談者
1437955さんの相談
投稿日:

【相談の背景】
税務調査についてです
以前役員として勤めていた会社に税務調査が入りました。
私は代表取締役ではなく役員であり、連帯保証人などでないです。
もう辞めて半年になります。

【質問1】
この場合私に何か被害が及ぶ事があるでしょうか?
また被害がある場合どういったものが挙げられますか?

コンサル契約や独立時のトラブル対応

コンサルティング会社が期待した成果を上げない、解約を申し出ても支払いが続くといったトラブルに直面したとき、どのように対応すればよいか迷う方もいるでしょう。また、退職して独立する際に前職の取引先と直接取引を始めることや、関連会社間の外注費をめぐる損害賠償請求にも法的な注意点があります。トラブルへの対処法を弁護士の回答から確認します。

コンサルティング会社の勝手な行動について

相談者
1148852さんの相談
投稿日:

【相談の背景】
現在コンサルティング契約を結んでいるA社があり、主に広報面においてアドバイスをもらうなどしています。

会社から出すプレスリリースに関しても内容はこちらで作成し、修正や添削をA社にしてもらった後、こちらで再確認し、その後の実際の配信についてはA社に任せていました。

今回主な相談となるのは、A社が急にこちらからのプレスリリースの原案や意図を無視する形で、内容の確認もなく、弊社のプレスリリースを勝手に出して、事後報告してきたのです。

【質問1】
こちらの意向を無視したこと、取引先も含めて不利益になることですので、然るべき対処をしたいと考えています。
具体的にどのような責任を問える可能性があるでしょうか。
お教えいただければ幸いです。

支払い義務と訴訟リスクについての法律相談は可能ですか?

相談者
1470230さんの相談
投稿日:

【相談の背景】
前職IT企業(A社)にて8年間営業・事務と社内作業のほぼ全てを任務。平均工数月240時間超え。残業費無し。有給取得ほぼ無し。業務改善申し出も無視。暴言、物を投げたりと、ハラスメント・給与安価が耐えられず、
昨年12月に退職・起業をA社代表へ伝え、(就業規則に起業NGあり)起業NGの件は何も言われず、本年4月に起業。A社交代人員が見つからず、8月まで勤務。
2月頃に私の退職を社員等に告げ、A社の社員1名(姪っ子)・個人事業主1名がA社を退職し、弊社に来たいとの旨、A社代表と2月より交渉を続け、7月に個人、8月に社員が弊社へ移動。
条件として支援費個人2万、社員4万を毎月、現在参画中の案件が終了するまで支払えとの事。(録音有)払わなければ弊社を訴えるとの事。支払い継続中。
A社、当時社員2名、個人2名、BP会社契約数社の為、利益が少なく、利益率の大きい2名が抜ける事は大きい。(理解しており、私から2名に誘うことは一切していません)
個人の参画中案件終了近づき、A社代表に伝えましたが、継続して弊社を辞めるまで払えとの要求。従わなければ弊社を訴えるとの事で、現在も支払い続けています。
条件が違う、訴えるなら私自身が受けた残業未払い・ハラスメントも訴えると申しましたが、どうぞとの事です。
エンジニア2名に気持ちよく働いてもらいたい、起業したばかりなので、余裕が無く支払続けています。

【質問1】
弊社は(私)法律的に支払う義務がありますでしょうか。できれば止めて全ての縁を切りたいです。戦った場合勝算はありますでしょうか。

取引先とコンサル契約について

相談者
1021962さんの相談
投稿日:

【相談の背景】
会社の取引先と個人的にコンサル契約を持ちかけられています。
内容は、取引先が事業を始めたばかりで分からないことが多く、業務改善方法や資料作成などの指導等になります。

【質問1】
法律的に罪に問われる事はどのようなことがありますか。
報酬をもらった場合、会社にバレますか?

業務委託契約の法律相談まとめ