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2019年01月08日 17時52分

ゴーン前会長、家族とも会えず 弁護団が会見「勾留する理由はない」

ゴーン前会長、家族とも会えず 弁護団が会見「勾留する理由はない」
会見の様子(1月8日、日本外国特派員協会)

1月8日午後、日産自動車元会長、カルロス・ゴーン容疑者の特別背任事件の弁護人らが、日本外国特派員協会(東京都千代田区)で記者会見を開いた。会場には国内外を問わず多くの報道陣が押し寄せ、質疑応答では外国人記者からの質問も相次いだ。

会見で、大鶴基成弁護士は「ゴーンさんを勾留する理由はない」「(特別背任容疑での逮捕について)全く嫌疑がない」などとして、捜査への批判を重ねた。

この日の午前には、勾留理由を開示する手続きが、東京地裁(多田裕一裁判官)でおこなわれ、ゴーン容疑者は「私は無実です」と意見陳述していた。

私的な投資の損失を日産に付け替えたなどとして、昨年12月21日、会社法違反(特別背任)容疑で再逮捕され、東京地裁は1月11日までの勾留延長を認めている。

●「弁護人として特捜部と対峙することについてどう思うか」

大鶴弁護士は元東京地検特捜部長だ。質疑応答では、「弁護人として特捜部と対峙することについてどう思うか」という質問が出た。

大鶴弁護士は「裁判所は特捜部の意見を聞くかというと、かならずしもそうではありません。裁判では証拠がすべてになります。ただ、保釈の運用についての決定はもうすこし弁護士の意見を聞いてほしいと思います」とした。

「今回の事件で司法取引があったのか」という質問に対しては、「現時点ではわからない」と回答。さらに、「事件の背景にクーデターがあったのか」という質問に対しても、「私たちはコメントする立場にない」と明言を避けた。

また、ゴーン容疑者の現状については「顔が非常に細くなっています。体重もかなり減っているのではないでしょうか。接見では広い部屋にうつることができ、ベッドで寝ていると話していました。ただ、家族との接見はできない状況です」と説明した。

今日中に勾留の取消請求をおこなうという。

(弁護士ドットコムニュース)

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